★ 繋庵 − 多摩美術大学環境デザイン学科 卒制・修了制作展にて [数寄・茶の湯・遠州流]
★ 多摩美術大学 環境デザイン学科 卒業・修了制作展にて
インターン生が修了制作を出品しているらしく足を運んだ。
『博物館はスケールを保存し展示する』という作品。
※本人から詳しく聞いているので別の機会に紹介。
★『繋 庵 keian』という作品がおもしろかった。
※会場にて作者に撮影・ネット等掲載許可をとっています。
最初は何じゃこのかたまりは?会場内の真ん中でゴミみたいな存在に見えた。
※実はこれは一座建立後、廃棄されるまでのプロセスをプレゼンしていたのだ。
どうやら茶室らしい。
読んでいると「ご説明しましょうか。」と作者から声が。
なかなかしっかりとしたコンセプトと方法論らしい。
LANケーブル会社から廃材を貰い受けて、
半田ごての熱のみで構成部材を製作している。とのこと。
使用後は返却/廃棄するという考え。
面白そうなので頼んで茶室内に入れてもらうと、まったく別の世界。
最初の印象と転換して、ウチは清浄、ソトの透け具合もいい。
花器も一緒に作ってあるのが秀逸。
できれば茶道具一式まで//というのは欲張りすぎか。これは通常の道具で。
タタミもLANケーブル素材によるもの、(ジーンズだったが)座りごごちも悪くない。
デザイナー考案の茶室は、たいがい水屋も考えられておらず、
道具組み、置き合わせまで考えられていない。(というか作家も少ない)
そもそも利休の時代から織部、遠州もプロデュースする立場である。
★多摩美術大学という美大には行ったことが無いが、
環境デザイン学科があるらしいということは聞いていた。
(18、19の時に受験して落ちた・悔し涙。忘れもしない上野毛校舎。
多摩美グラフィックデザイン科・第一志望だったのになあ・・・。)
HPを見ると、僕が卒業した東京藝大の環境デザイン専攻とは、
指導方針や教官の専門も少し違う軸らしい。そもそも大学の校風が違うが。
※どこの大学も受からず、、今では拾ってもらってとても感謝している。
インターン生が修了制作を出品しているらしく足を運んだ。
『博物館はスケールを保存し展示する』という作品。
※本人から詳しく聞いているので別の機会に紹介。
★『繋 庵 keian』という作品がおもしろかった。
※会場にて作者に撮影・ネット等掲載許可をとっています。
最初は何じゃこのかたまりは?会場内の真ん中でゴミみたいな存在に見えた。
※実はこれは一座建立後、廃棄されるまでのプロセスをプレゼンしていたのだ。
どうやら茶室らしい。
読んでいると「ご説明しましょうか。」と作者から声が。
なかなかしっかりとしたコンセプトと方法論らしい。
LANケーブル会社から廃材を貰い受けて、
半田ごての熱のみで構成部材を製作している。とのこと。
使用後は返却/廃棄するという考え。
面白そうなので頼んで茶室内に入れてもらうと、まったく別の世界。
最初の印象と転換して、ウチは清浄、ソトの透け具合もいい。
花器も一緒に作ってあるのが秀逸。
できれば茶道具一式まで//というのは欲張りすぎか。これは通常の道具で。
タタミもLANケーブル素材によるもの、(ジーンズだったが)座りごごちも悪くない。
デザイナー考案の茶室は、たいがい水屋も考えられておらず、
道具組み、置き合わせまで考えられていない。(というか作家も少ない)
そもそも利休の時代から織部、遠州もプロデュースする立場である。
★多摩美術大学という美大には行ったことが無いが、
環境デザイン学科があるらしいということは聞いていた。
(18、19の時に受験して落ちた・悔し涙。忘れもしない上野毛校舎。
多摩美グラフィックデザイン科・第一志望だったのになあ・・・。)
HPを見ると、僕が卒業した東京藝大の環境デザイン専攻とは、
指導方針や教官の専門も少し違う軸らしい。そもそも大学の校風が違うが。
※どこの大学も受からず、、今では拾ってもらってとても感謝している。