★リニューアルなったシルク博物館:近代化を支えた産業から付加価値の高い国産シルクへ [博物館・美術館]
★リニューアルなった シルク博物館:近代化を支えた産業から付加価値の高い国産シルクへ
GW最初の博物館は、改装記念のご案内をいただいたシルク博物館へ伺った。
シルク博物館エントランス:桑の樹に囲まれた“絹の女神”?が迎えてくれる。
↓
彫刻家 安田周三郎「絹と乙女」像とのこと。
〈繭のいろいろ〉の展示。
着物・帯・和装小物の文様・図案・デザインを手がける父のおかげで、
つまり、大げさに言えば「シルク」のおかげで育ててもらったものと、
秘かに日本の絹産業には感謝しつつ、少しでも恩返しをしたいなあと。
★新装開館特別展は 『美しい日本の絹 Yumi Katsura ブライダルコレクション』
※会場写真は博物館に許可を得て撮影しています。
到着してすぐ 桂 由美氏の講演/作品解説があるとのことで、末席にて聴講。
日本の婚礼衣装史と桂氏の47年の歩みを重ね合わせた、作品解説。
話しを聞いてから展示を鑑賞すると、フムフム_φ(・_・
西洋的ウェディングドレスのデザイナーであり、その普及を進めてきた氏の、
民族衣装での結婚式の危機!を語ることばには、とても説得力があった。。
話を聞いてから展示を鑑賞。
絹素材/デザインへのこだわりなど、たいへんわかりやすい。
左:〈伝統的なスワトウ刺繍に手刺繍で金と銀のバラの花をあしらった
由美ライン打掛〉(特許登録意匠番号1041927) 2010年
中:〈能装束からインスパイアした色打掛は名匠の山口安次郎氏が
桂由美のデザインで織り上げた逸品〉 1989年
右:〈ダイナミックにデフォルメされた梅の模様が古典とモダン両方
の雰囲気を持ち合わせた大振袖〉 2009年 ※以上解説は出品作品リストより
シルク博物館という、絹製品/絹織物を照明するところのリニューアルが気になっていた。
LEDで色彩がどこまで再現できるか・・・青・緑そして赤、悪くはないか。
むしろウェディングドレスの白さの方が気になる・・・こちらは白熱ランプより良し!
LEDで照らされる白さ/純白のドレスを見たければ、直接ヨコハマへ。
山下公園や 大桟橋、中華街とのセットコースがおススメです。
かつては世界一の生産量で、日本の近代化を支えていたけれど、
いまや中国やアジア諸国に押されまくりの日本のシルク産業。
他国とは違う品質や付加価値での勝負が大事になった、国産のシルク。
すべての産業/文化に大切なこと。ガンバロウ!
GW最初の博物館は、改装記念のご案内をいただいたシルク博物館へ伺った。
シルク博物館エントランス:桑の樹に囲まれた
↓
彫刻家 安田周三郎「絹と乙女」像とのこと。
〈繭のいろいろ〉の展示。
着物・帯・和装小物の文様・図案・デザインを手がける父のおかげで、
つまり、大げさに言えば「シルク」のおかげで育ててもらったものと、
秘かに日本の絹産業には感謝しつつ、少しでも恩返しをしたいなあと。
★新装開館特別展は 『美しい日本の絹 Yumi Katsura ブライダルコレクション』
※会場写真は博物館に許可を得て撮影しています。
到着してすぐ 桂 由美氏の講演/作品解説があるとのことで、末席にて聴講。
日本の婚礼衣装史と桂氏の47年の歩みを重ね合わせた、作品解説。
話しを聞いてから展示を鑑賞すると、フムフム_φ(・_・
西洋的ウェディングドレスのデザイナーであり、その普及を進めてきた氏の、
民族衣装での結婚式の危機!を語ることばには、とても説得力があった。。
話を聞いてから展示を鑑賞。
絹素材/デザインへのこだわりなど、たいへんわかりやすい。
左:〈伝統的なスワトウ刺繍に手刺繍で金と銀のバラの花をあしらった
由美ライン打掛〉(特許登録意匠番号1041927) 2010年
中:〈能装束からインスパイアした色打掛は名匠の山口安次郎氏が
桂由美のデザインで織り上げた逸品〉 1989年
右:〈ダイナミックにデフォルメされた梅の模様が古典とモダン両方
の雰囲気を持ち合わせた大振袖〉 2009年 ※以上解説は出品作品リストより
シルク博物館という、絹製品/絹織物を照明するところのリニューアルが気になっていた。
LEDで色彩がどこまで再現できるか・・・青・緑そして赤、悪くはないか。
むしろウェディングドレスの白さの方が気になる・・・こちらは白熱ランプより良し!
LEDで照らされる白さ/純白のドレスを見たければ、直接ヨコハマへ。
山下公園や 大桟橋、中華街とのセットコースがおススメです。
かつては世界一の生産量で、日本の近代化を支えていたけれど、
いまや中国やアジア諸国に押されまくりの日本のシルク産業。
他国とは違う品質や付加価値での勝負が大事になった、国産のシルク。
すべての産業/文化に大切なこと。ガンバロウ!
★高橋由一 /模索を模索としない「開拓者」。 [展覧会・アートイベント etc.]
★午後から楽しみにしていた展覧会/東京藝術大学大学美術館へ。
『近代洋画の開拓者 高橋由一』
★高橋由一の絵は、華やかなインテリアに馴染む作品ではまったく無い。
しかし武家出身ということとによるせいか、極めて実直な「覚悟」を感じる絵画。
単にリアリズムということでは捉えきれず、
模索を模索としないのが「開拓者」たる所以か。
最近、ラファエル・コランに学んだ黒田や久米ばかり追っていたせいか、
もう一世代前の由一の本質・由一人物像が、少しだけ見えた気がした。(`_´)ゞ
☆展示のクライマックスで、麻布、紙、板に描かれた三点の『鮭』を鑑賞。
高橋由一の絵を「 見せ物」の側面だけで見ると、油画の実力が曇ってしまうかもしれない。。
絵(油画)を見るための場が無かった時代に、
見世物という日本人的メンタリティに訴えるしかけを用意したのだろうか。
まあそれも重要なのだけれど、
由一が油画技法の永遠性をこの日本に根付かせようとした「覚悟」。
※懐かしい展覧会はこちら
↓
美術館の夢
※画像:ふだんはまぶしく見える「新緑」は、
サクラと葉桜の時期を過ぎて、きょうの雨くらいの時が美しいな。の図。
『近代洋画の開拓者 高橋由一』
★高橋由一の絵は、華やかなインテリアに馴染む作品ではまったく無い。
しかし武家出身ということとによるせいか、極めて実直な「覚悟」を感じる絵画。
単にリアリズムということでは捉えきれず、
模索を模索としないのが「開拓者」たる所以か。
最近、ラファエル・コランに学んだ黒田や久米ばかり追っていたせいか、
もう一世代前の由一の本質・由一人物像が、少しだけ見えた気がした。(`_´)ゞ
☆展示のクライマックスで、麻布、紙、板に描かれた三点の『鮭』を鑑賞。
高橋由一の絵を「 見せ物」の側面だけで見ると、油画の実力が曇ってしまうかもしれない。。
絵(油画)を見るための場が無かった時代に、
見世物という日本人的メンタリティに訴えるしかけを用意したのだろうか。
まあそれも重要なのだけれど、
由一が油画技法の永遠性をこの日本に根付かせようとした「覚悟」。
※懐かしい展覧会はこちら
↓
美術館の夢
※画像:ふだんはまぶしく見える「新緑」は、
サクラと葉桜の時期を過ぎて、きょうの雨くらいの時が美しいな。の図。
★ “会田誠論” の文脈をさぐりに。. [展覧会・アートイベント etc.]
★午後から「会田誠の世界」
森美術館「会田誠展」 プレイベント@アカデミーヒルズへ。
会田さんは代々木ゼミナール造形学校で浪人時代から、その作風に注目していた作家。
画像は1986年の展覧会:会田誠@東京藝大学生会館でのグループ展。
たしか大学1年か2年時に僕が撮影。
当時から展示に興味があったのかなあ? それにしても〈百年プリント-1986-〉とは(`_´)ゞ
※こちらは1989年発刊だから、たぶん4年の時の同人誌「白黒」。
当時生協で購入と記憶。とりあえず目次のみ公開。
この同人誌では同級生の小沢剛の名もあり、あの「地蔵建立」のほぼデビュー作。
※掲載された北京の作品は僕も一点コレクションしているのだ。w
小沢さんの森美術館での展覧会は 2004年に開催されている。
そりゃ作風からいって、毒のありようが学生の頃から全く違うのである。
◆さていよいよゲストスピーカーによる“会田誠論”へと。
:辛酸なめ子、小久保英一郎、朝吹真理子のお三方
※小久保さんは昨年新年会で、トーハクの常連であることが明らかに。。
24年度中学国語教科書「月の起源を探る」(光村図書出版)がいいね!だ。
進行は:小崎哲哉さん ご存知『REALTOKYO』
※一昨年、愛知芸大の講評会でご一緒でした。
☆以下おぼろげな僕の記憶をたどると//
Q:なぜ女子中高生が好きか?(小久保) A:美少年でもいいかも・・とも(会田)
Q:好きな女優やアイドルは?(辛酸) A:中年になってきて抽象化している(会田)
Q:絵を描き終わり方は?(朝吹) A:それは距離によるなぁ(会田)
★ずーっと“会田誠論”のいろいろを聞きながら・・作品の画像を見ていて思った。
『滝の絵』と、黒田清輝が描く〈芝生の上の裸体画〉との“裸体画”に、
なにかそこに正統的なつながり(連続性)はないのか?
たとえば黒田の 「野辺」(1907年(明治40)ポーラ美術館蔵)とか/
美術学校以来のアカデミックな美術教育法の文脈、、(`_´)ゞ
そして会田と黒田はどちらが過激か、美術解剖学的なアプローチの可能性は?
考えてみたが、べつに裸体は『滝の絵』には無いのか・・・に気付く。
φ(・_・
村上隆さんは、「智・感・情」においてそれを示した。
そこでは日本画と油画との、絵画史のねじれが生じる。そこが面白いのだが。。
でも“身体(女子中高生)”と“芝生”との絡み合う風景モチーフはあり。
で、眠くなってきたので、つづきは明日。
森美術館「会田誠展」 プレイベント@アカデミーヒルズへ。
会田さんは代々木ゼミナール造形学校で浪人時代から、その作風に注目していた作家。
画像は1986年の展覧会:会田誠@東京藝大学生会館でのグループ展。
たしか大学1年か2年時に僕が撮影。
当時から展示に興味があったのかなあ? それにしても〈百年プリント-1986-〉とは(`_´)ゞ
※こちらは1989年発刊だから、たぶん4年の時の同人誌「白黒」。
当時生協で購入と記憶。とりあえず目次のみ公開。
この同人誌では同級生の小沢剛の名もあり、あの「地蔵建立」のほぼデビュー作。
※掲載された北京の作品は僕も一点コレクションしているのだ。w
小沢さんの森美術館での展覧会は 2004年に開催されている。
そりゃ作風からいって、毒のありようが学生の頃から全く違うのである。
◆さていよいよゲストスピーカーによる“会田誠論”へと。
:辛酸なめ子、小久保英一郎、朝吹真理子のお三方
※小久保さんは昨年新年会で、トーハクの常連であることが明らかに。。
24年度中学国語教科書「月の起源を探る」(光村図書出版)がいいね!だ。
進行は:小崎哲哉さん ご存知『REALTOKYO』
※一昨年、愛知芸大の講評会でご一緒でした。
☆以下おぼろげな僕の記憶をたどると//
Q:なぜ女子中高生が好きか?(小久保) A:美少年でもいいかも・・とも(会田)
Q:好きな女優やアイドルは?(辛酸) A:中年になってきて抽象化している(会田)
Q:絵を描き終わり方は?(朝吹) A:それは距離によるなぁ(会田)
★ずーっと“会田誠論”のいろいろを聞きながら・・作品の画像を見ていて思った。
『滝の絵』と、黒田清輝が描く〈芝生の上の裸体画〉との“裸体画”に、
なにかそこに正統的なつながり(連続性)はないのか?
たとえば黒田の 「野辺」(1907年(明治40)ポーラ美術館蔵)とか/
美術学校以来のアカデミックな美術教育法の文脈、、(`_´)ゞ
そして会田と黒田はどちらが過激か、美術解剖学的なアプローチの可能性は?
考えてみたが、べつに裸体は『滝の絵』には無いのか・・・に気付く。
φ(・_・
村上隆さんは、「智・感・情」においてそれを示した。
そこでは日本画と油画との、絵画史のねじれが生じる。そこが面白いのだが。。
でも“身体(女子中高生)”と“芝生”との絡み合う風景モチーフはあり。
で、眠くなってきたので、つづきは明日。
★博物館きょういく論 Ⅱ <過去—根源の世界> [博物館・美術館]
★武蔵野美術大学博物館の神野善治先生が当室へ。
武蔵美・学芸員課程通信教育の先生方を交えてのミュージアムトーク♪(´ε` )
あっという間に時間が過ぎて・・・
『ミュージアムと生涯学習』テキストを頂戴した。
その表紙は、なんと 板橋区立美術館の展示風景!
:僕も<プライスコレクション 若冲と江戸絵画展>の時、
展示デザインの参考にと自転車で見に行った、素晴らしい展示だった(`_´)ゞ
※裏表紙は《太陽の塔》の内部:地下に広がる<過去—根源の世界>
武蔵美・学芸員課程通信教育の先生方を交えてのミュージアムトーク♪(´ε` )
あっという間に時間が過ぎて・・・
『ミュージアムと生涯学習』テキストを頂戴した。
その表紙は、なんと 板橋区立美術館の展示風景!
:僕も<プライスコレクション 若冲と江戸絵画展>の時、
展示デザインの参考にと自転車で見に行った、素晴らしい展示だった(`_´)ゞ
※裏表紙は《太陽の塔》の内部:地下に広がる<過去—根源の世界>
★【瑞 雲】@トーハク応挙館 [数寄・茶の湯・遠州流]
★ J-WAVE SPRING FESTIVAL @ トーハク
僕は《遠州流 桜の茶会》のサポート役という仕事。
着物・袴で会場入り、九条館は特設ラジオ局準備中。奥は応挙館。
★【瑞 雲】@トーハク応挙館
その、松が描かれた床に掛けられた軸【瑞 雲】紅心宗慶宗匠筆 が、この日の茶会を象徴するように輝きを放っていた。
目を移すと龍耳青磁の花入れに入れた牡丹が、ほのかな彩りを添えている。
日常のガヤガヤしたこころを清めるつもりで、床に礼をする。
◆ 応挙館には、その名の由来となった、円山応挙が眼病治療をしたお礼に描いたという、松/竹/梅の障壁画がある。
現在その画は、応挙が描いた当初の紙の「白さ」を復元した 複製だが、かえって宗慶宗匠の【瑞 雲】=「めでたい兆しとして出現する、紫色や五色の珍しい雲」(wikiより)の姿と、引き立て合い、なんとも空間に緊張感があった。
このスケールの大きな床の間にマッチする軸が、さくらが満開の季節に「めでたい兆し」を希求する気持ちをあつめる、参加する皆が楽しめる茶会を成立させていた。
◆大寄せのイベント的な茶会だが、この座敷が活き活きと、格調高いものとなった、宗慶宗匠の書と応挙とさくら、そしてJ-WAVE、「ぶんかの力」にあらためて感謝。
参加記念にいただいたお抹茶カラーのてぬぐい。
う〜、、十席中、九席を正座で通したせいか、
膝が痛む、足首がつりそうだ。眠れないかも・・・/
僕は《遠州流 桜の茶会》のサポート役という仕事。
着物・袴で会場入り、九条館は特設ラジオ局準備中。奥は応挙館。
★【瑞 雲】@トーハク応挙館
その、松が描かれた床に掛けられた軸【瑞 雲】紅心宗慶宗匠筆 が、この日の茶会を象徴するように輝きを放っていた。
目を移すと龍耳青磁の花入れに入れた牡丹が、ほのかな彩りを添えている。
日常のガヤガヤしたこころを清めるつもりで、床に礼をする。
◆ 応挙館には、その名の由来となった、円山応挙が眼病治療をしたお礼に描いたという、松/竹/梅の障壁画がある。
現在その画は、応挙が描いた当初の紙の「白さ」を復元した 複製だが、かえって宗慶宗匠の【瑞 雲】=「めでたい兆しとして出現する、紫色や五色の珍しい雲」(wikiより)の姿と、引き立て合い、なんとも空間に緊張感があった。
このスケールの大きな床の間にマッチする軸が、さくらが満開の季節に「めでたい兆し」を希求する気持ちをあつめる、参加する皆が楽しめる茶会を成立させていた。
◆大寄せのイベント的な茶会だが、この座敷が活き活きと、格調高いものとなった、宗慶宗匠の書と応挙とさくら、そしてJ-WAVE、「ぶんかの力」にあらためて感謝。
参加記念にいただいたお抹茶カラーのてぬぐい。
う〜、、十席中、九席を正座で通したせいか、
膝が痛む、足首がつりそうだ。眠れないかも・・・/
★初・アートフェア東京 2012 [展覧会・アートイベント etc.]
★エイプリルフールは嘘をついてよい。
日本では「新年度」のはじまり、で?なんだか馬鹿な気分で春を迎える。
そんなことでバカなお祭りだなぁと思っていた アートフェア東京初訪問。
まずチケットを送っていただいた尾崎文雄氏・展示デザインの
Arte Classica BY ISHIGURO GALLERYのブースへ。
茶碗が並ぶ。どれも小振りで、聞くと茶箱に納まるような寸法。
黄色の円柱形の大に乗った黒っぽい薩摩焼の茶碗に目がいく。
中国産(明?)の金襴手に目が止まる:金飾が擦れて下地の藍色がかすかに文様が見せる。
事前に聞いていたERCO・LEDwwスポットライト(230v)により、
他のブースとは雰囲気が際立っていて、やわらかく釉薬の透明感を、
くっきりと文様の具合を浮かび上がらせ、モノの良さが伝わってくる。
★そして“シャッフルⅡ”へ・・・行列が見える(不安)
露出展示で文化財級のモノが、入場制限無理ないか、、、
どうしようかと思っていたら山下裕二先生の姿が。
会場コンセプトをうかがってから作品世界へ。(会場:冒頭の俯瞰写真)
軸線上に、現代の本尊と見立てられた立体が、その周囲を四天王が配されて、
上部空間をトラスを張り渡して、まさに時空を超えた曼荼羅が出現している。
ERCO EclipsやQuinta、DAIKOのカッタースポットを駆使しつつ、適光適所、
縄文土器、天平仏、幽霊画など、山下先生キュレーション作品がシャッフル!
ちょうど会場構成を担当された、尾崎さんにもお会いできて展示の秘密話を。
★さて気分を変えて、絵画を見ようと歩いていたら、
堀川理万子さんにばったり!そこは 相模屋美術店。
今回の基調色はピンク色。独自の研究によるテンペラ技法で、かなり堅牢な画面とのこと。
おそらくこの会場の中では、最も明るい希望を感じさせるテーマ色だろう。
★惹き寄せられるように永山裕子さんの展示へ/迫力ある水彩画でホッとする。
永山さんは、かつて河合塾美術予備校で講師をしていた頃の・・・ああ昔話。
いまや永山先生は、水彩画の世界では、
厚い(熱い)ファン層を惹き付ける豪腕(失礼)女流画家なのだ。
よく見るとここは 泰明画廊だ。HPトップ画像に永山さんの師・故彼末宏先生。
やや目を伏せた写真ですみません。でもそれが優しい永山さんらしさかも。
彼末先生の画風を、正統に受け継いでいるように感じるのは僕だけだろうか。
★実は見なければならない、というかいま注目!のブースが見つからない・・
現代美術ブースは、グッと年齢層が違って人をかきわけて歩く感じ。
ようやく SNOW Contemporaryブースを見つけることに成功。
「体調不良」という山川冬樹の作品 。昨日のパフォーマンスは中止だったらしい。
放射能の値を検知して、それを変換された振動がギターが唸らせる。
アンプのボリューム次第で、この会場全体をうならせるような大音量も可能。
うーむ。。やってみたいぞ。。
★密度濃い、たっぷりの2時間
日本では「新年度」のはじまり、で?なんだか馬鹿な気分で春を迎える。
そんなことでバカなお祭りだなぁと思っていた アートフェア東京初訪問。
まずチケットを送っていただいた尾崎文雄氏・展示デザインの
Arte Classica BY ISHIGURO GALLERYのブースへ。
茶碗が並ぶ。どれも小振りで、聞くと茶箱に納まるような寸法。
黄色の円柱形の大に乗った黒っぽい薩摩焼の茶碗に目がいく。
中国産(明?)の金襴手に目が止まる:金飾が擦れて下地の藍色がかすかに文様が見せる。
事前に聞いていたERCO・LEDwwスポットライト(230v)により、
他のブースとは雰囲気が際立っていて、やわらかく釉薬の透明感を、
くっきりと文様の具合を浮かび上がらせ、モノの良さが伝わってくる。
★そして“シャッフルⅡ”へ・・・行列が見える(不安)
露出展示で文化財級のモノが、入場制限無理ないか、、、
どうしようかと思っていたら山下裕二先生の姿が。
会場コンセプトをうかがってから作品世界へ。(会場:冒頭の俯瞰写真)
軸線上に、現代の本尊と見立てられた立体が、その周囲を四天王が配されて、
上部空間をトラスを張り渡して、まさに時空を超えた曼荼羅が出現している。
ERCO EclipsやQuinta、DAIKOのカッタースポットを駆使しつつ、適光適所、
縄文土器、天平仏、幽霊画など、山下先生キュレーション作品がシャッフル!
ちょうど会場構成を担当された、尾崎さんにもお会いできて展示の秘密話を。
★さて気分を変えて、絵画を見ようと歩いていたら、
堀川理万子さんにばったり!そこは 相模屋美術店。
今回の基調色はピンク色。独自の研究によるテンペラ技法で、かなり堅牢な画面とのこと。
おそらくこの会場の中では、最も明るい希望を感じさせるテーマ色だろう。
★惹き寄せられるように永山裕子さんの展示へ/迫力ある水彩画でホッとする。
永山さんは、かつて河合塾美術予備校で講師をしていた頃の・・・ああ昔話。
いまや永山先生は、水彩画の世界では、
厚い(熱い)ファン層を惹き付ける豪腕(失礼)女流画家なのだ。
よく見るとここは 泰明画廊だ。HPトップ画像に永山さんの師・故彼末宏先生。
やや目を伏せた写真ですみません。でもそれが優しい永山さんらしさかも。
彼末先生の画風を、正統に受け継いでいるように感じるのは僕だけだろうか。
★実は見なければならない、というかいま注目!のブースが見つからない・・
現代美術ブースは、グッと年齢層が違って人をかきわけて歩く感じ。
ようやく SNOW Contemporaryブースを見つけることに成功。
「体調不良」という山川冬樹の作品 。昨日のパフォーマンスは中止だったらしい。
放射能の値を検知して、それを変換された振動がギターが唸らせる。
アンプのボリューム次第で、この会場全体をうならせるような大音量も可能。
うーむ。。やってみたいぞ。。
★密度濃い、たっぷりの2時間