★博物館きょういく論 Ⅰ〈光村チャンネル シーズン・インタビュー 2012年春〉 [博物館・美術館]
★博物館きょういく論 について
平成24年度から中学3年生用に使用される、
国語教科書(光村図書出版)のインタビューが、アップされた!
『 光村チャンネル シーズン・インタビュー 2012年春』
※3回シリーズで、次回は4月下旬の予定です。
教科書づくりというのは、本当に大変なご苦労な作業を経て、
ようやく生徒の手元に届くのだということを知った。
2009年頃 執筆・・・加筆・修正、そして校正のプロセス。
2010年 いわゆる「教科書検定」期間。
2011年 全国の中学校でどの教科書を使うか、採択の作業。
2012年 平成24年度から新学習指導要領(中学校)のもと使用される。
==================================
★博物館・展示/デザイン・美術/文化に関する小論が、
出版という“手ざわり”で伝わるリアルな形で、続けて世に出たことになる。
・書 名 所収/出版社 読者対象
『博物館へ行こう』 (岩波ジュニア新書/岩波書店) 小・中高校生〜
《光で見せる展示デザイン》(『中学3年国語』光村美術出版 ) 中学生
《12. 展示照明》 (『博物館展示論』放送大学) 大学生・学芸員課程
★別に意識していたわけではないのだが、2006年頃から書き始めて、
気がついたら「博物館とはなんだろう」ということについて、
様々な年齢層の子ども〜大人、専門家に向けて、
そしてなにより自分自身への問いとして書いた。
いわゆる博物館教育・教育普及に、ぼくがなにかもの申す、というつもりは無い。
僕の方法論は「展示・照明デザイン」、そして「環境デザイン」しかないからだ。
『博物館へ行こう』(岩波ジュニア新書/岩波書店)
内容は小学生高学年から大人まで、スラスラ読める(と思います。)
博物館では「ぼーっと」過ごすのがいい。それがいちばん言いたいこと。
《12. 展示照明》の項担当( 『博物館展示論』放送大学)
学芸員課程の教科書です。内容は大学生・現場の学芸員向け。
その道のスペシャリストが分担執筆していて、放送と併せて展示の現場が見える!
博物館のしくみ、とはたらき、についてきょういくの視点から、
その方法論についてその本質を、このブログ上などで、シンプルに見極めてみたい。
平成24年度から中学3年生用に使用される、
国語教科書(光村図書出版)のインタビューが、アップされた!
『 光村チャンネル シーズン・インタビュー 2012年春』
※3回シリーズで、次回は4月下旬の予定です。
教科書づくりというのは、本当に大変なご苦労な作業を経て、
ようやく生徒の手元に届くのだということを知った。
2009年頃 執筆・・・加筆・修正、そして校正のプロセス。
2010年 いわゆる「教科書検定」期間。
2011年 全国の中学校でどの教科書を使うか、採択の作業。
2012年 平成24年度から新学習指導要領(中学校)のもと使用される。
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★博物館・展示/デザイン・美術/文化に関する小論が、
出版という“手ざわり”で伝わるリアルな形で、続けて世に出たことになる。
・書 名 所収/出版社 読者対象
『博物館へ行こう』 (岩波ジュニア新書/岩波書店) 小・中高校生〜
《光で見せる展示デザイン》(『中学3年国語』光村美術出版 ) 中学生
《12. 展示照明》 (『博物館展示論』放送大学) 大学生・学芸員課程
★別に意識していたわけではないのだが、2006年頃から書き始めて、
気がついたら「博物館とはなんだろう」ということについて、
様々な年齢層の子ども〜大人、専門家に向けて、
そしてなにより自分自身への問いとして書いた。
いわゆる博物館教育・教育普及に、ぼくがなにかもの申す、というつもりは無い。
僕の方法論は「展示・照明デザイン」、そして「環境デザイン」しかないからだ。
『博物館へ行こう』(岩波ジュニア新書/岩波書店)
内容は小学生高学年から大人まで、スラスラ読める(と思います。)
博物館では「ぼーっと」過ごすのがいい。それがいちばん言いたいこと。
《12. 展示照明》の項担当( 『博物館展示論』放送大学)
学芸員課程の教科書です。内容は大学生・現場の学芸員向け。
その道のスペシャリストが分担執筆していて、放送と併せて展示の現場が見える!
博物館のしくみ、とはたらき、についてきょういくの視点から、
その方法論についてその本質を、このブログ上などで、シンプルに見極めてみたい。
★頭蓋骨を見る @ジャクソン・ポロックのアトリエ [展覧会・アートイベント etc.]
★夕方から思い立って、ジャクソン・ポロックの(再現)アトリエ訪問。
内覧会で彼の頭蓋骨を撮影できず・・心残りのためリベンジ。
※このアトリエ再現のコーナーは、撮影OKでした。
最初の方の初期の作品や、(たいへん魅力的な)彫刻作品などあえて通り過ごして、
アル中の頃、ポーリング、ドリッピング、スタイル確立の作品はさらっと見てから、
今日は晩年の「 ブラック・ポーリング」作品をじっくりゆっくりと鑑賞でまったり。
★目指すは『ポロックが人間の頭部の研究に使用していた頭蓋骨』。
どういうわけか、展覧会の「カタログ」にも、NHK「日曜美術館」でも、
日テレ「 ぶらぶら美術・博物館」(いずれも愛知県美会場)でも紹介されていない(はず?)
「ブラック・ポーリング」をイメージしつつ頭蓋骨に近寄る。
ポロックはこの頭骨をどう眺めていたのか。を思いつつ見つめる。
頭骸部を覗き込む。奥にポロックが使用した絵の具。
内部を見つつポロックはなにを思ったか、思わなかったか。。
立ち去り難いとも思いつつ、ここにはずっとはいられないな・・・
緊張感を感じつつアトリエを後にする。。
★ラヂオ東近美
映画を見た後のように、なんとなくジャクソンと対話した気分で、
美術館の外に出ると少し暗くなっているが、だいぶ日が長くなったな。
内覧会で彼の頭蓋骨を撮影できず・・心残りのためリベンジ。
※このアトリエ再現のコーナーは、撮影OKでした。
最初の方の初期の作品や、(たいへん魅力的な)彫刻作品などあえて通り過ごして、
アル中の頃、ポーリング、ドリッピング、スタイル確立の作品はさらっと見てから、
今日は晩年の「 ブラック・ポーリング」作品をじっくりゆっくりと鑑賞でまったり。
★目指すは『ポロックが人間の頭部の研究に使用していた頭蓋骨』。
どういうわけか、展覧会の「カタログ」にも、NHK「日曜美術館」でも、
日テレ「 ぶらぶら美術・博物館」(いずれも愛知県美会場)でも紹介されていない(はず?)
「ブラック・ポーリング」をイメージしつつ頭蓋骨に近寄る。
ポロックはこの頭骨をどう眺めていたのか。を思いつつ見つめる。
頭骸部を覗き込む。奥にポロックが使用した絵の具。
内部を見つつポロックはなにを思ったか、思わなかったか。。
立ち去り難いとも思いつつ、ここにはずっとはいられないな・・・
緊張感を感じつつアトリエを後にする。。
★ラヂオ東近美
映画を見た後のように、なんとなくジャクソンと対話した気分で、
美術館の外に出ると少し暗くなっているが、だいぶ日が長くなったな。
★LEE BUL @森美術館 [展覧会・アートイベント etc.]
★LEE BUL @森美術館 を見てきた。
http://www.mori.art.museum/contents/leebul/
※いつも同じショットすぎるか。。
エスカレータを上がって、カウンターで音声ガイドを借りる。
森美術館の完璧な展示と照明。見せつけられてしまったなぁ。
“春分の日”の気分に不思議とマッチしている・・・が、
彼女の表現の動機や制作スタイルは強く社会的であり、
政治的背景が強く影を落としている。(と音声ガイドが語る)
かつて韓国を旅した時の情景が頭をよぎりつつ展示室を歩く。
しかしこのスタイリッシュさと存在の軽さはどうしたことだろう。。
と美しいイラストレーションのようなドローイングを眺めつつ思う。
ソフトスカラプチュアやサイボーグの軽さは、僕と同世代
/同時代を生きてきたアーティストだなぁと思わされる。
※ 展示のデザイン:
黒の部屋と白の部屋、そしてガラスやミラーの部屋。明快だ。
東博の特別展と比べると、もはや3歩も4歩も水を開けられてしまった感が。
・・・コストと設備はそう相違ないはずなのだが。。
(最近他館に行くと落ち込むこと多し、、)
http://www.mori.art.museum/contents/leebul/
※いつも同じショットすぎるか。。
エスカレータを上がって、カウンターで音声ガイドを借りる。
森美術館の完璧な展示と照明。見せつけられてしまったなぁ。
“春分の日”の気分に不思議とマッチしている・・・が、
彼女の表現の動機や制作スタイルは強く社会的であり、
政治的背景が強く影を落としている。(と音声ガイドが語る)
かつて韓国を旅した時の情景が頭をよぎりつつ展示室を歩く。
しかしこのスタイリッシュさと存在の軽さはどうしたことだろう。。
と美しいイラストレーションのようなドローイングを眺めつつ思う。
ソフトスカラプチュアやサイボーグの軽さは、僕と同世代
/同時代を生きてきたアーティストだなぁと思わされる。
※ 展示のデザイン:
黒の部屋と白の部屋、そしてガラスやミラーの部屋。明快だ。
東博の特別展と比べると、もはや3歩も4歩も水を開けられてしまった感が。
・・・コストと設備はそう相違ないはずなのだが。。
(最近他館に行くと落ち込むこと多し、、)
★ 竹内公太『公然の秘密』を見知る。 [展覧会・アートイベント etc.]
★午後から渋谷経由で駒沢大学へ
〉 竹内公太 個展 「公然の秘密」を見てきた。
↑
これが作家の竹内公太
★ XYZ collective実は初訪問のギャラリー(`_´)ゞ
駒沢大学駅から住宅街をiPhone頼りにしばらく歩く。こんなところに?
ここらしいが、ガレージ脇のにじり口のような小さなドアから中へ。
着いてすぐに、パファーマンス中のアーティストと、
糸電話で二言三言リアル会話⁈する機会を得た。
「寒いですね(僕」「ホットカイロを5つ付けてます」と聞こえてくる。
「楽しいですか(僕」「さびしくはないです」「いや、楽しいですか・・・(僕」
糸電話は、受話と送話が同じ紙コップを切替えながらなので、慣れないといけない。
※これはDMを撮影したものです。
★作家について予備知識というか情報をあまりインプットしてなく、
読み取り、経緯を知らないと解釈が難しい作品なので、
会場にあるファイルを見ながら迷っていたら、
ちょうどオフィスから窪田君が出てきたので(笑)、ギャラリートークをお願いした。
その後ちょっとオフィスにお邪魔して、
窪田君と近況など話しながら、駅までの道を帰る。
(どうも頭の中で、あのドローイングの件がちらほらしつつ・・・)
作家・作品については、もう少し時間をかけて消化しよう。
というか同時進行中。。
★日曜もやってるギャラリー、必見!です。
/会期:2012年3月17日(土) ‒ 4月1日(日) 12:00 ‒ 20:00 *月曜休廊
会場:XYZ collective (SNOW Contemporary) /東京都世田谷区弦巻2-30-20 1F
* 会期中は毎日、竹内本人がスペース内にてパフォーマンスを行います。
〉 竹内公太 個展 「公然の秘密」を見てきた。
↑
これが作家の竹内公太
★ XYZ collective実は初訪問のギャラリー(`_´)ゞ
駒沢大学駅から住宅街をiPhone頼りにしばらく歩く。こんなところに?
ここらしいが、ガレージ脇のにじり口のような小さなドアから中へ。
着いてすぐに、パファーマンス中のアーティストと、
糸電話で二言三言リアル会話⁈する機会を得た。
「寒いですね(僕」「ホットカイロを5つ付けてます」と聞こえてくる。
「楽しいですか(僕」「さびしくはないです」「いや、楽しいですか・・・(僕」
糸電話は、受話と送話が同じ紙コップを切替えながらなので、慣れないといけない。
※これはDMを撮影したものです。
★作家について予備知識というか情報をあまりインプットしてなく、
読み取り、経緯を知らないと解釈が難しい作品なので、
会場にあるファイルを見ながら迷っていたら、
ちょうどオフィスから窪田君が出てきたので(笑)、ギャラリートークをお願いした。
その後ちょっとオフィスにお邪魔して、
窪田君と近況など話しながら、駅までの道を帰る。
(どうも頭の中で、あのドローイングの件がちらほらしつつ・・・)
作家・作品については、もう少し時間をかけて消化しよう。
というか同時進行中。。
★日曜もやってるギャラリー、必見!です。
/会期:2012年3月17日(土) ‒ 4月1日(日) 12:00 ‒ 20:00 *月曜休廊
会場:XYZ collective (SNOW Contemporary) /東京都世田谷区弦巻2-30-20 1F
* 会期中は毎日、竹内本人がスペース内にてパフォーマンスを行います。
★VOCA展 ! [展覧会・アートイベント etc.]
★ VOCA展 内覧会へ行ってきた。
以前は、平面を志向する「同世代」登竜門的な展覧会だと思っていた。
それは変わらないが、一時期興味を失ってもいた。
最近はひと世代下の、若いアーティストの気分を感じる展覧会として楽しんでいる。
制作者目線もあるが、少し引いて評論家的な目線で見てしまっているのかな
>>あまりいいことではないかもしれないが。
なによりこの図録は、あのひとこのひとの顔色を思い浮かべながらの、
推薦者のコメントがおもしろい。「なるほどこの絵をこう読むかっ!?」
昔は母校の卒業者を捜したが、さすがに最近はどうでもよくなってきた。
それよりアクリルなのか、油彩なのか、ペンキなのか、鉛筆か。そんなことが気になる///
★僕が今回、いちばん気に入った絵はこれかな。
桑久保 徹 「Study of mom」(VOCA奨励賞)
http://www.ueno-mori.org/voca/2012/visual-index.html#tk
★経済事情にあまり左右されず、コンテンポラリーアートを地道に、
しかも若手のキャリアを大企業が後押ししていくようなVOCAの「活動」は、
日本のメセナ活動のひとつの規範を示している!?のかもしれない。
ずっと見てきて、いい枠組みだなあ//と思ってますv v
★VOCAのアーカイブを見てると、
いま活躍している、あの人も・この人の名もあることを考えると、
すでに四十代半ばを過ぎてしまった僕のジェネレーション(でVOCAに入っていない)
現代系平面系アーティストは、僕自身としてもちょっと寂しい感もある。
もはや五十代で何をすべきか、なんてことも考える年齢なんだなぁ/おっといかんいかん。。
今をみるべし!
以前は、平面を志向する「同世代」登竜門的な展覧会だと思っていた。
それは変わらないが、一時期興味を失ってもいた。
最近はひと世代下の、若いアーティストの気分を感じる展覧会として楽しんでいる。
制作者目線もあるが、少し引いて評論家的な目線で見てしまっているのかな
>>あまりいいことではないかもしれないが。
なによりこの図録は、あのひとこのひとの顔色を思い浮かべながらの、
推薦者のコメントがおもしろい。「なるほどこの絵をこう読むかっ!?」
昔は母校の卒業者を捜したが、さすがに最近はどうでもよくなってきた。
それよりアクリルなのか、油彩なのか、ペンキなのか、鉛筆か。そんなことが気になる///
★僕が今回、いちばん気に入った絵はこれかな。
桑久保 徹 「Study of mom」(VOCA奨励賞)
http://www.ueno-mori.org/voca/2012/visual-index.html#tk
★経済事情にあまり左右されず、コンテンポラリーアートを地道に、
しかも若手のキャリアを大企業が後押ししていくようなVOCAの「活動」は、
日本のメセナ活動のひとつの規範を示している!?のかもしれない。
ずっと見てきて、いい枠組みだなあ//と思ってますv v
★VOCAのアーカイブを見てると、
いま活躍している、あの人も・この人の名もあることを考えると、
すでに四十代半ばを過ぎてしまった僕のジェネレーション(でVOCAに入っていない)
現代系平面系アーティストは、僕自身としてもちょっと寂しい感もある。
もはや五十代で何をすべきか、なんてことも考える年齢なんだなぁ/おっといかんいかん。。
今をみるべし!
★『飼い喰い 三匹の豚とわたし』 内澤旬子/岩波書店 [都市・街・公園・光・風景]
★ 『飼い喰い 三匹の豚とわたし』を上梓された、
内澤旬子さんを囲んでの内輪的なパーティ:@ぶーみんヴィノム(ブタづくし)。
※写真掲載:著者ご本人に許可いただいています。
実はまだ読み始めたばかりだが、自ら豚を飼って食べる(食う):
この物語りは、いったい何処へ向かうのだろうとワクワクする。。
「神話」を失った時代の、文字通り体当たりイラストルポルタージュ。
岩波書店の洒落路線、奥が、というより懐が深い。。(いちおう僕も岩波著者のはしくれ)
★きょうのメンバーの話題もどれも面白く..ディズニー話に及ぶ。。
※画像:某ドキュメンタリー制作プロデューサー所持のスマホ
「ディズニーランドってどうなのよ?!」しかし・・・
40才過ぎての「友」というのは話題が新鮮でたのしくばかばかしく、
時間があっという間に過ぎる・・・
もうちょっと自分も自信をもってもいいのかもしれないと思った。
「孤独死!?上等じゃん」と言えるくらいに。
★飲み会で披露したこのブタ頭骨。
肉屋さんから豚の頭を譲り受けて、
自分の風呂場でひとり作った頃は、そのくらいの覚悟があった。はずだ。
内澤旬子さんを囲んでの内輪的なパーティ:@ぶーみんヴィノム(ブタづくし)。
※写真掲載:著者ご本人に許可いただいています。
実はまだ読み始めたばかりだが、自ら豚を飼って食べる(食う):
この物語りは、いったい何処へ向かうのだろうとワクワクする。。
「神話」を失った時代の、文字通り体当たりイラストルポルタージュ。
岩波書店の洒落路線、奥が、というより懐が深い。。(いちおう僕も岩波著者のはしくれ)
★きょうのメンバーの話題もどれも面白く..ディズニー話に及ぶ。。
※画像:某ドキュメンタリー制作プロデューサー所持のスマホ
「ディズニーランドってどうなのよ?!」しかし・・・
40才過ぎての「友」というのは話題が新鮮でたのしくばかばかしく、
時間があっという間に過ぎる・・・
もうちょっと自分も自信をもってもいいのかもしれないと思った。
「孤独死!?上等じゃん」と言えるくらいに。
★飲み会で披露したこのブタ頭骨。
肉屋さんから豚の頭を譲り受けて、
自分の風呂場でひとり作った頃は、そのくらいの覚悟があった。はずだ。
★120311 遠州忌茶筵 [数寄・茶の湯・遠州流]
★3月11日 日曜日
昨年は中止になった『遠州忌茶筵』@東京美術倶楽部に参加
・午前中に濃茶席と小間にて素晴らしいお道具を拝見。
小間で薄茶を頂いてから、美味しい点心。
・午後からはお運びの手伝い…
・昨年の大震災の時刻:午後2時46分に館内放送 黙祷。
今日の広間の床・小さな蓮の上、誕生仏の姿に念じた。
彼の地では「時間」を奪われることになってしまった人・人びとの無念を想像する。
この僕は、「何もできないことを思い相変わらずここにいるのみ」
一碗の茶をいただく、とは、何を意味するのだろう///
★着物を着て袴を付け、
扇子を挿すと、茶の湯に向かう気持ちに//
帯に腹がのるようになったか・・
しかし背の板は心地よい。。
1時間以上かかっていた着付けも、ようやく35分程度に。
茶会のあとに六本木ABCに寄って、やっと手に入れた、
内澤旬子さんの『飼い食い 三匹の豚とわたし』読むかな。
いまは「食べて寝ること。」普通の生活が大事なのだ。
昨年は中止になった『遠州忌茶筵』@東京美術倶楽部に参加
・午前中に濃茶席と小間にて素晴らしいお道具を拝見。
小間で薄茶を頂いてから、美味しい点心。
・午後からはお運びの手伝い…
・昨年の大震災の時刻:午後2時46分に館内放送 黙祷。
今日の広間の床・小さな蓮の上、誕生仏の姿に念じた。
彼の地では「時間」を奪われることになってしまった人・人びとの無念を想像する。
この僕は、「何もできないことを思い相変わらずここにいるのみ」
一碗の茶をいただく、とは、何を意味するのだろう///
★着物を着て袴を付け、
扇子を挿すと、茶の湯に向かう気持ちに//
帯に腹がのるようになったか・・
しかし背の板は心地よい。。
1時間以上かかっていた着付けも、ようやく35分程度に。
茶会のあとに六本木ABCに寄って、やっと手に入れた、
内澤旬子さんの『飼い食い 三匹の豚とわたし』読むかな。
いまは「食べて寝ること。」普通の生活が大事なのだ。
★ 繋庵 − 多摩美術大学環境デザイン学科 卒制・修了制作展にて [数寄・茶の湯・遠州流]
★ 多摩美術大学 環境デザイン学科 卒業・修了制作展にて
インターン生が修了制作を出品しているらしく足を運んだ。
『博物館はスケールを保存し展示する』という作品。
※本人から詳しく聞いているので別の機会に紹介。
★『繋 庵 keian』という作品がおもしろかった。
※会場にて作者に撮影・ネット等掲載許可をとっています。
最初は何じゃこのかたまりは?会場内の真ん中でゴミみたいな存在に見えた。
※実はこれは一座建立後、廃棄されるまでのプロセスをプレゼンしていたのだ。
どうやら茶室らしい。
読んでいると「ご説明しましょうか。」と作者から声が。
なかなかしっかりとしたコンセプトと方法論らしい。
LANケーブル会社から廃材を貰い受けて、
半田ごての熱のみで構成部材を製作している。とのこと。
使用後は返却/廃棄するという考え。
面白そうなので頼んで茶室内に入れてもらうと、まったく別の世界。
最初の印象と転換して、ウチは清浄、ソトの透け具合もいい。
花器も一緒に作ってあるのが秀逸。
できれば茶道具一式まで//というのは欲張りすぎか。これは通常の道具で。
タタミもLANケーブル素材によるもの、(ジーンズだったが)座りごごちも悪くない。
デザイナー考案の茶室は、たいがい水屋も考えられておらず、
道具組み、置き合わせまで考えられていない。(というか作家も少ない)
そもそも利休の時代から織部、遠州もプロデュースする立場である。
★多摩美術大学という美大には行ったことが無いが、
環境デザイン学科があるらしいということは聞いていた。
(18、19の時に受験して落ちた・悔し涙。忘れもしない上野毛校舎。
多摩美グラフィックデザイン科・第一志望だったのになあ・・・。)
HPを見ると、僕が卒業した東京藝大の環境デザイン専攻とは、
指導方針や教官の専門も少し違う軸らしい。そもそも大学の校風が違うが。
※どこの大学も受からず、、今では拾ってもらってとても感謝している。
インターン生が修了制作を出品しているらしく足を運んだ。
『博物館はスケールを保存し展示する』という作品。
※本人から詳しく聞いているので別の機会に紹介。
★『繋 庵 keian』という作品がおもしろかった。
※会場にて作者に撮影・ネット等掲載許可をとっています。
最初は何じゃこのかたまりは?会場内の真ん中でゴミみたいな存在に見えた。
※実はこれは一座建立後、廃棄されるまでのプロセスをプレゼンしていたのだ。
どうやら茶室らしい。
読んでいると「ご説明しましょうか。」と作者から声が。
なかなかしっかりとしたコンセプトと方法論らしい。
LANケーブル会社から廃材を貰い受けて、
半田ごての熱のみで構成部材を製作している。とのこと。
使用後は返却/廃棄するという考え。
面白そうなので頼んで茶室内に入れてもらうと、まったく別の世界。
最初の印象と転換して、ウチは清浄、ソトの透け具合もいい。
花器も一緒に作ってあるのが秀逸。
できれば茶道具一式まで//というのは欲張りすぎか。これは通常の道具で。
タタミもLANケーブル素材によるもの、(ジーンズだったが)座りごごちも悪くない。
デザイナー考案の茶室は、たいがい水屋も考えられておらず、
道具組み、置き合わせまで考えられていない。(というか作家も少ない)
そもそも利休の時代から織部、遠州もプロデュースする立場である。
★多摩美術大学という美大には行ったことが無いが、
環境デザイン学科があるらしいということは聞いていた。
(18、19の時に受験して落ちた・悔し涙。忘れもしない上野毛校舎。
多摩美グラフィックデザイン科・第一志望だったのになあ・・・。)
HPを見ると、僕が卒業した東京藝大の環境デザイン専攻とは、
指導方針や教官の専門も少し違う軸らしい。そもそも大学の校風が違うが。
※どこの大学も受からず、、今では拾ってもらってとても感謝している。
★〈やがてわたしがいる場所にも草が生い茂る〉 [展覧会・アートイベント etc.]
★ 石川直樹さんからご案内いただいていたので、写真を見に、銀座のニコンサロンへ。
震災の現地に足を運んでいない僕には、考えることしかできないのである…
彼の写真とフットワークは、何か考える「軸」のようなものを示してくれる。
ニコンサロン連続企画展 Remembrance 3.11
やがてわたしがいる場所にも草が生い茂る
★ニコンサロンはこんな場所だったんだな。前は西銀座のほうだった記憶が。。?
(`_´)ゞ いい展覧会だった。
石川さんのことば〈情報の瓦礫〉が、圧倒される物量で写しこまれていた。
船も家も車も堤防も道路も看板も自衛隊の車両や救助の自衛隊も、、、
当時、駆巡ったさまざまな情報が、写真の中に投影されている。
彼の写真は、自身がそう言っていったように、反射的な表現に見えるのだが、
その展示には明確なコンセプトを感じとることができる。
遠くの山並みから、定点とわかる大小の組み写真に、
物質的な“復興”の始まりをみることができる。
そして一方に彼が追い続けているテーマでもある、人びとの暮しと、
在来の異形の”神”の姿が写しとられている、、
★ギャラリーで、ニコンのPCレンズとD700の組み合わせを触らせてもらった。
レンズ+ボディで50万ちょっとくらいか・・・手に入れっとして使いこなせるかな。。
カメラはフットワークと勇気を与えてくれるような気もするが//
震災の現地に足を運んでいない僕には、考えることしかできないのである…
彼の写真とフットワークは、何か考える「軸」のようなものを示してくれる。
ニコンサロン連続企画展 Remembrance 3.11
やがてわたしがいる場所にも草が生い茂る
★ニコンサロンはこんな場所だったんだな。前は西銀座のほうだった記憶が。。?
(`_´)ゞ いい展覧会だった。
石川さんのことば〈情報の瓦礫〉が、圧倒される物量で写しこまれていた。
船も家も車も堤防も道路も看板も自衛隊の車両や救助の自衛隊も、、、
当時、駆巡ったさまざまな情報が、写真の中に投影されている。
彼の写真は、自身がそう言っていったように、反射的な表現に見えるのだが、
その展示には明確なコンセプトを感じとることができる。
遠くの山並みから、定点とわかる大小の組み写真に、
物質的な“復興”の始まりをみることができる。
そして一方に彼が追い続けているテーマでもある、人びとの暮しと、
在来の異形の”神”の姿が写しとられている、、
★ギャラリーで、ニコンのPCレンズとD700の組み合わせを触らせてもらった。
レンズ+ボディで50万ちょっとくらいか・・・手に入れっとして使いこなせるかな。。
カメラはフットワークと勇気を与えてくれるような気もするが//