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★160827 近藤保氏による  The Anatomy of Fashion design Vol.1 『血と暴力が生み出したラグランスリーブとトレンチコート』へ [骨・美術解剖学・身体]

★160827 近藤 保氏による
 The Anatomy of Fashion design Vol.1
『血と暴力が生み出したラグランスリーブとトレンチコート』へ

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 近藤 保 URL= http://www.tamotsukondo.com/profle_%EF%BD%8A.htm

 これでもファッション好きである。
 父がその道(和服業界だが)の生業で、そのおかげで僕も学費の苦労はなかったから、
 ファッション業界には感謝の気持ちをずっと持っている。

 トレンチコートがトレンチ=塹壕、が由来であり、軍服であり、
 アクアスキュータムやバーバリーBurberryの英国のメーカー名くらい知っているし、
 昨今の日本資本(サンヨー)との経緯もざっとはニュースで見ている。 
 
 ラグラン袖くらいはどんな袖かは知っているが、その「由来・理由」は専門外のこと。
 今日はそれを丹念に、暑く、いや熱いトークでスーッと理解した。
 ・クリミア戦争、第二次ボーア戦争、
 ・ラグラン男爵、カーディガン伯爵、ナイチンゲール、アルフレッド・ノーベル
 ・ウールギャバジンに関するアクアスキュータムの特許(1853)
 ・バーバリーの製造特許(1888)、 ※Google特許
 ・マッキントッシュ(ゴム引き)
 ・グレートコート → タイロッケン/ tielocken → トレンチコート/ trench coat
 ・raglan sleeve、Dリング、ひもベルト、・・・
 ・カサブランカ 1942、サムライ 1967、ティファニーで朝食を 1961
 ・肩線の位置 / トム・フォード スカイフォール

 使用するとルソーは、キイヤさんのもの。
 近藤さんが監修したspur
 http://www.tamotsukondo.com/spur_%EF%BD%8A.htm
 http://www.kiiya.co.jp/professional/?lyr=3&cid=191

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 人体の解剖学にもとづく“トレンチコート”の歴史、産業、国際社会、
 そしてファッションに関わる近藤 保氏によるトーク&実演の、
 あっという間の4時間?

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 近藤さんとは、以前トーハクで、彼の興味というか研究分野の一つである、
 日本の「甲冑」に関する調査のお手伝いをしてからの縁である。

 最初は美術解剖学的な興味だったが、関心事に直球でハマった。
 facebookから頂戴した情報に感謝である。

 トレンチコートは持ってないけど…今日は一端の専門家。
 これでもモッズの端くれ、モッズコートなら持っている。(`_´)ゞ

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 解剖学的合理性に裏付けられた機能とファッションが統合した、
 トレンチコートについて…
 僕だけが分かるスケッチは昔からこんな感じだからしょうがない(`_´)ゞ 

※facebookより
 近藤保氏によるThe Anatomy of Fashion design Vol.1
 『血と暴力が生み出したラグランスリーブとトレンチコート』(関東)
 http://www.toray-acs.co.jp/horus/seminar20160827/

 ギャバジン開発秘話、ラグラン袖誕生の歴史、戦争とトレンチコートの関係、ラグラン袖の長所と短所
 トレンチコート150年間のパターン変遷(ドレーピングでの解説)、新生バーバリーのデザイン解説。
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★160820 一日一読『イギリス「族」物語』 [PEUGEOT / VESPA / ABARTH]

★読書:
 ジョン サベージ (著), Jon Savage (原著), 岡崎 真理 (翻訳)
 『イギリス「族」物語』

 『イギリス「族」物語』025082715_n.jpg

「モッズ」の項より
〈自分たちの移動手段と購買力を手に入れたティーンエイジャーたちの夢が実現したばかりのこの時代は「若者」という概念そのものが新しく、刺激的だった。(中略)そして64年、そんな若者たちは、「モダニスト」をつめて「モッズ」と名付けられた。〉

 その後の展開にも読みどころ多し…

〈パンクは非常に自意識過剰な70年代モッズとして登場した。〉
〈今日のファッションはモッズたちよりくだけているし、基本姿勢はモッズたちのような消費至上主義ではなく、エコロジー意識が強い。〉(`_´)ゞ

 僕は更にその後のムーヴメントに影響された。
 Good Thing - Fine Young Cannibals

 https://l.facebook.com/l.php?u=https%3A%2F%2Fm.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DxrOek4z32Vg&h=oAQEIg0_U

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★160818 “光のソムリエ” 東海林弘靖〈人間の照明〉LIGHT for human being [展覧会・アートイベント etc.]

★仕事終わりの銀座。
 東海林弘靖さんの展覧会〈人間の照明〉LIGHT for human beingへ滑り込み。
 http://lightdesign.jp/review35/index.html

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 東海林さんにご挨拶、展示をご案内いただきました。

 人間の照明_3598_n.jpg
 LIGHTDESIGNのプロジェクト写真を辿りながら、
 照明のコンセプト、テクニック、プロセス…の
 手書きキャプションが楽しみながら進む。

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 最新のレンズ制御の小型フレーミングスポットや、
 OLEDの目に優しい光を駆使した展示のデザイン。
 かつて東海林さんから伝授された、
 展示照明デザインの基本を思い起こさせてくれる(`_´)ゞ

 8月20日(土) 17時まで
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★160817 内澤旬子『漂うままに島に着き』 [★調査研究]

★内澤旬子さんの
「女ひとり、生きるということ」『漂うままに島に着き』
 http://bookandbeer.com/event/20160817_tadayoumamani/
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 出版記念トークイベント@下北沢に参加。
 小豆島に移住した彼女の近況が聞くことができて、とても楽しいひと時でした。

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 下北沢の書店 B&B

ほぼ女性客の中僕のような⁈男客もチラホラ、
僕は会場の隅で目立たないようにしてたつもりが…
休憩タイムに声をかけていただいて二言三言、
今度は島に行く約束して、トーク後半へと。

予め配られた紙に、参加者は内澤さんに聞きたいことをなんでも書き込む、
人生相談のような質問にも、丁寧にサクサクと返すコメントは流石です。

いま離婚して色々やってるが、何も楽しくない →島の生活が忙しく楽しすぎて、
周りから毎日のようにディスられて →人間やなことは「忘れる技術」が大事、
どんな相手が結婚相手として避けるべきか →結婚相手は差別的な発言する人はNG、
そのほか、今後移住したいところは、将来の夢は、などなど。。。

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僕は休憩タイムに、内澤さんオリジナル美形ヤギイラスト皿と、
小豆島岡田農園・糖度高めシャインマスカットをゲット。

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お持ち帰りなり(`_´)ゞ

 実はいちばん聴きたかったのは
「豚」の時とはどう違うか、なぜ「山羊」なのか、
 そしておしまい、締めくくりはどうなるのか・・・(現在進行形だけどね)

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 旧著『飼い喰い 三匹の子豚とわたし』『捨てる女』
 
 『漂うままに島に着き』は、
 連載を読んでいなかったから、それは本を読むしかない。
 この夏後半のお楽しみだ。

 今日の本屋、僕が座った横の棚が「資本論」関係が並ぶのが記憶に刷り込まれた。
 それにしても絶妙な棚作りの書店だったなぁ。さすが下北沢。


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★160812 今日は飛び石連休の間に休暇を取って『国宝 赤坂離宮・迎賓館』の見学 [都市・街・公園・光・風景]

★160812 今日は飛び石連休の間に休暇を取って、
『国宝 赤坂離宮・迎賓館』の見学へ行く。

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 JR四ツ谷駅・赤坂口より、学習院初等部を横目で見ながら、
 徒歩3分程度、坂を下る途中にある通用門側から入る。

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 8月いっぱいは予約なしに1,000円で内部の見学が可能。
 (ただし、国賓など使用の場合は、予告なし!?に見学中止のことも。という役所的事情)

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 迎賓館のHP http://www8.cao.go.jp/geihinkan/ をチェックすると、
(10時~13時が比較的すいています。)との情報だったので、11時頃に到着。
 到着すると、本当に空いていた。
 ちなみにHPは内閣府の運営サイトだ。

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 荷物チェックを通ると、コインロッカーで荷物を預けて、
 ガイダンスルーム(ガラガラ)のビデオを10分程度見て、概要を学ぶ。

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「もっと国の施設を公開促進すべし」という、安倍内閣の閣議決定により、
このような機会が増えている。ということ。

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★160803 東京藝術大学 先端芸術科 小沢剛教授の集中講義「展示実践演習」照明 [出版/寄稿/レクチャー/取材 etc.]

★160803 東京藝術大学 先端芸術科(取手)
 小沢剛教授の集中講義「展示実践演習」へお声がけいただいて、
 ライティング講義&実践演習へ(小沢さんは藝大水泳部の同期)

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 1997年頃、デザイン科助手時代にしばらく通った校舎。

 課題は、3日間で4〜5名のグループによる「白い壁を作ること」
 そこに自分の作品をかけ、4日目に「適切に照明すること」

 照明機材は、木下が中古器具など調達したものの他、
 有望な未来のアーティスト教育のため、
 照明メーカーからの協力でお借りすることができた。
 (将来のアーティスト、いつかちゃんとお返ししてね)

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 昨年は10名ほどだったが、今年は人気講座になり抽選だったらしい。

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 学生の熱い制作物が壁にかかり、適切な照明が当たった状態で講評会。
 小沢先生の厳しく暖かい指導と、僕のライティングデザイナーとしてのコメント。

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 表彰式も無事終了。僕は”照明がんばった賞”を授与^_^

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 作品・照明装置を撤去して、
 学生たちが3日間で作った、汗と涙の白い壁が残った(`_´)ゞ

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 水銀灯のせいか、白い壁が緑に染まる。
 さあこれから取手駅前で打ち上げ!

前日のメモより====================
★明日は1年ぶり取手へ。
 小沢 剛教授の担当課題『展示実践演習』のお手伝い。
 昨年につづいて2回目。

「照明する」とはどういうことで、なにか可能なのか。
 光で関係性をつくることについて、
 学生と一緒に体を動かして考える夏の一日になりそうです。ヽ(´o`;


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