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★170220 藝大大丈夫か⁈…この噛み合わない感じ…それはそれで楽しく聴講した2時間。 [展覧会・アートイベント etc.]

★藝大大丈夫か⁈…この噛み合わない感じ…
 …それはそれで楽しく聴講した2時間@東京都美術館。

 上野「文化の杜」市民大学(http://ueno-bunka.jp)によるトークセッションシリーズ2回目。 「アートで人と地域をつなぐ、アートプロジェクトと美術館のこれまでとこれからー  東京都美術館×上野の森美術館×東京藝術大学×地域連携団体」

 20年前に繰り返されたミーティングが昨日のことのように甦った。。
 自分もまだ“眠れる森の美術”から出ていない。

★上野の森美術館の坂元 暁美さんが、アートリンク上野-谷中の組織と変遷を語る。
 昔話にならないよう、20年間!の僕たちのアートで地域を結んできた歩みをレビュー。。
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★1997年当時、友人の窪田 研二に誘われて、彼が企画した『アートリンク』なるもののグラフィック(マップと展覧会チラシ)をデザインした。
 ミュンスターでのハンドブック/マップを参考に、
 初めて買ったPowerBook1400で、Illustratorなど不器用に使って作った。
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 窪田に教えてもらった「メール」も、あの時以来のアドレスを今でも使用している。
 幾晩も上野の森美術館の床で寝て、翌朝は照明デザイン事務所へ・・
 のハードな日々の思い出が蘇る。。
 何かを手探りで、アートの未来のを考えていた日々。

★高尚なる数々の上野の美術館と、慣れ親しんだ藝大と、
 MinMなどで培った熊井 千代子さんなどとの人脈と、
 藝大環境デザイン研究室の先輩・椎原晶子さんの谷根千での活動と、、
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 まだ藝大美術館は影も形もなく、
 その後に僕自身が東博に入るなんて誰も想像してなかったが、
 潜在的な地域のポテンシャルを信じて、
 アートがリンクすることで「人」が結びついた。。

 その後のアートリンク打上げ、上野-谷中トーク盛り上がったなぁ(`_´)ゞ

★2007年にブログを始めて以来の関連記事。多いね。
 http://shiseiology007.blog.so-net.ne.jp/2009-09-26
 http://shiseiology007.blog.so-net.ne.jp/2009-09-27
 http://shiseiology007.blog.so-net.ne.jp/2009-10-12
 http://shiseiology007.blog.so-net.ne.jp/2010-03-03
 http://shiseiology007.blog.so-net.ne.jp/2010-12-25
 http://shiseiology007.blog.so-net.ne.jp/2011-10-02
 http://shiseiology007.blog.so-net.ne.jp/2011-10-08
 http://shiseiology007.blog.so-net.ne.jp/2015-06-18
 http://shiseiology007.blog.so-net.ne.jp/2011-10-17
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★170220「保存と活用のための展示環境」に関する研究会 次世代の美術館・博物館照明の技術指針 [出版/寄稿/レクチャー/取材 etc.]

★研究会シンポジウムは170名参加の満員御礼!
 別会場にてビデオ視聴参加も多かった様子。(見ていない・・)
 全国の美術館・博物館の、次世代照明への関心の高さがうかがえる研究会でした。

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 この委員会で2年にわたって議論してきた成果となって、少々ホッとした、、
 とは言ってられず、報告書をまとめないと。。(`_´)ゞ

 ここに告知されてた。福島へ行ってて気づかず!
 http://bhjapan.com/event/2017/170220kenkyukai.html
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★170219 今も立ち入りが制限されている警戒区域である、双葉町を歩く。 [★調査研究]

★今も立ち入りが制限されている警戒区域である、双葉町を歩く。
〈現地視察ツアー「福島・文化・文化財~被災地のミュージアムと文化財のこれから~〉
3日目の今日は、双葉町歴史民俗資料館を見た後に地震・震災後の町内を見て歩いた。
バスはゆっくりと併走。

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 昼食後に約3時間で、被曝した数値は1microsievert以下程度。
(単位は合ってるかな?)ー 場所: 双葉町

 2013年10月のレスキューの時はこんなにのどかな感じで歩いている場合ではなかったが、
タイベックス(防護服)+靴カバー+マスクは、二十数名の参加者ほぼ全員が装着している、
僕にとっては懐かしいアイテムだ。
分厚いダウンジャケットの上にこれを着るのは無理なので、
ダウンは脱いでヒートテック+ウールのパーカー上にタイベックスを着る。
今日は晴れていて、日中はこれで充分に温かく、暖房の無い建物内の方が冷える。

 案内をしていただいた地元の教育委員会(震災時は資料館学芸員)の方や
福島県博の方々は着ていない。
なので、タイベックスを着ることで、なんとなく異常時の体験ツアーのための小道具に見えなくもない。

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 今後、浜通り・福島第一原子力発電所の北側に「復興記念公園」などが整備されたら、
「観光」としてのツアーも企画されるだろう。
今回のツアーの最後に訪れた「中間貯蔵施設・予定地」(平成32 / 2020年完成予定で計画中)
を見学して、そう思った。

 案内してくれた町の方によると、これから地権者との土地買収交渉になる。
双葉町と福島県、そして気仙沼・石巻の方に予定されるであろう慰霊施設を担当する・国、
これらの実務的調整はUR都市機構も当たるという。
 いうまでもなく、小高い山の中には掘れば古墳など考古学的資料の宝庫であり、埋蔵文化財調査など行えば、それはそれで時間と費用はかかる。

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 「自分以外はみな先生」とある。浄土真宗のお寺の門前にて

 事業全体では膨大な予算が費やされることは容易に想像できる。国全体での収支を想像すると、日本は稼ぎ続けなければならない、とともに優れた技術開発研究が早急な義務であろう、ということを認識した。

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 今回の3日間のツアーのファシリテーターである、  藤井 光さんが、三脚を担いて先回りしつつ、  参加者一向を2機の白ズームレンズ付きカメラとガンマイクで狙っている。  スナイパーのような黒装束な趣き。。

 この「はま・なか・あいづ・・・」の事業?は、この3月いっぱいで5カ年の事業年度を終了するという。
この視察ツアーを企画(参加費無料!でした)し、お声がけいただいた、福島県立博物館の 川延 安直さん、小林 めぐみさんほかスタッフの皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。(`_´)ゞ

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 電柱の看板は「東北電力」であって「東京電力」ではない。
 この地は東北なのであり、東京はこの地を汚してしまったといえる。

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★170218 現地視察ツアー2日目・南相馬市博物館と朝日座。(執筆途中) [★調査研究]

★現地視察ツアー2日目「福島・文化・文化財~被災地のミュージアムと文化財のこれから~」
 170218(土) 南相馬市博物館~南相馬市立福浦小学校~朝日座

 2月18日(土)朝9時30分、福島県立博物館(会津)集合。
 2日目から参加の方は福島駅(福島市)で合流。
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★170217 現地視察ツアー「福島・文化・文化財~被災地のミュージアムと文化財のこれから~」へ参加 [★調査研究]

★170217 有給取得の金曜日、早起きして郡山経由でバスで会津若松、ようやく午後になって福島県立博物館へ到着。現地視察ツアー「福島・文化・文化財~被災地のミュージアムと文化財のこれから~」への参加が目的。
 http://urx.red/BTu0
 http://hamanakaaizu.jp/wp-content/uploads/ac2e461f157d54779940d218c0e8c2ee.pdf

 会場/視察コース
  1日目 福島県立博物館
  2日目 南相馬市博物館~南相馬市立福浦小学校~朝日座
  3日目 アートスペース盛高屋~双葉町歴史民俗資料館〜
      ~ヘルスケアーふたば~復興記念公園・アーカイブ拠点施設予定地

★東博に入って初めての仕事が、この博物館での「巡回展」(1999年)展示調整でした。
 仕事は展示前に前泊して、ケース位置確認と照明調整だったかな。。
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★最初にファシリテーターの藤井 光さんから、3日間の概要説明。
 映画監督としての藤井さん制作の『ASAHIZA 人間は、どこへ行く』を観る。
 http://www.asahiza.jp/ 映画についてはASAHIZA訪問の2日目。

★映画鑑賞後、展示を見る。
 森 幸彦学芸員(考古)の解説で、
『ふくしま震災遺産保全プロジェクト収蔵資料見学、同プロジェクト成果展』見学。
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 昨年、二本松での福島ビエンネーレでお会いした、
 岡部昌生さんのフロッタージュを見る。
 https://www.facebook.com/OKABEMASAOArt

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 そして「福島の震災をいかに伝えるか」参加者でディスカッション(司会:藤井光)
 ほぼ「文化財ってなに、震災・津波によるこれら遺産は文化財なのか・・」が主題に。

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 そして懇親会では参加者の親睦を深めつつ、東北からの参加者は少なく、
 関東地方、それもアーティストやデザイナーが多いことが明らかに。。。
 
 memo
 1日目
 13:30~13:45
  福島県立博物館講堂集合・事業説明
 13:45~15:00
  映画「ASAHIZA」上映(解説:藤井光)
 15:00~16:00
  ふくしま震災遺産保全プロジェクト収蔵資料見学、
  福島県立博物館・同プロジェクト成果展見学
 16:00~17:00
  ディスカッション「福島の震災をいかに伝えるか」(司会:藤井光)

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★170128 0203 照明探偵団 / 上野公園に現る [都市・街・公園・光・風景]

★170128 0203 照明探偵団 / 上野公園に現る
 照明探偵団 公式URL= http://shomei-tanteidan.org/

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「昨今の東博/上野公園のライトアップ事情」プレゼン(木下)より

 本日1月28日(土)は、
 面出 薫さん率いる『照明探偵団 上野公園に現る』
(上野「文化の杜」共催 / 東京国立博物館 協力)

・第1夜 街歩き編
 もう27年も続いている照明探偵団、
 活動当初に生まれた子は立派な大人になっている年月だ。
 ということに改めて驚き。
 僕自身は1996-1998の3年間が、探偵団員として最も活動した期間、
 その後は身に付いた探偵スキルを、日頃また旅先で実践してきた感じ。
 参加者と一緒に照明探偵しつつ、久しぶりに血が騒いで、
 皆さんに動いてもらうつもりが、つい自分で照度測定など…少々反省。

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 15:13 東博平成館3階会議室にてガイダンス。
(照明探偵団・東さんトーク中)

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 照明探偵団五カ条。懐かしい団員証は、
 現在800を超えるワールドワイドのメンバー数、とのこと。

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 17:43 都美術館前と上野公園の間、突き当たりは東博黒門の通り。
 サイン看板の照明はソーラー発電・人感センサー付き、色温度は高く白い光。

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 17:37 東京都美術館前。
 まだ空は青味がかって=ブルーモーメントの、尻尾あたりの時間帯。

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 18:00 東博 本館ライトアップを噴水広場越しに望む、ビスタポイント。

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 18:04 国立科学博物館。
 午後6時を過ぎると周りは暗闇に包まれて人通りもまばら。

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 18:05 「クジラの照明は?」とメンバーの声に気になって見に行く。
 どうかな?
 ー 場所: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science, Tokyo

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 18:36 桜並木のところの街路灯直下で測定。
 光源はセラメタ。ー 場所: 上野恩賜公園

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 18:43 3台の強力なスポットライトを仕込んだ、この照明ポールは何を照らしているのか、、
 前を歩く人をステージ照明のように意味なく浮き立たせている。。。
 一度設置されたインフラ照明器具は、いつか撤去されるまで犯罪的に電力を消費し続けている・・
 この「バズーカ砲」と名付けられた照明器具を、B班一同犯罪者と認定。

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 18:42 「犯罪者」の前で立ち止まり、推理するB班一行メンバー。
 ー 場所: 上野恩賜公園

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 19:14 西郷隆盛像前で19時にB班メンバー解散後、
 大噴水広場では定時の噴水ライティングが・・
 見てる人少ないんですけど。。。。ー 場所: 上野恩賜公園

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※ memo:よくわからんけど、工事は進んでいる(`_´)ゞ
 先の東京五輪の時もこんな感じだったんだろうか・・ー 場所: 上野恩賜公園


★来週第2夜 0203ワークショップ編では、A班とB班
 2つのルートごとに持ち寄った記録(光の英雄/犯罪者)を元に議論し、
 さらにプロポーザル的なまとめへ(`_´)ゞ楽しみーー
 ※今日の僕の段取りミス挽回しなきゃ。

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 上野「文化の杜」の公式スポンサー、
 (株)伊藤園 提供の煎茶が美味しい^_^ー 場所: 黒田記念館

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 赤付箋紙:光の英雄/青付箋紙:光の犯罪者
 街歩きで見つけて分類・分析した、
 それぞれの事例と対応する言葉を探す(B班)ー 場所: 黒田記念館

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 B班のプレゼン:集合写真、回ったコース、光の英雄/犯罪者、
 そして、あかりのプロポーザル(提案)まで、
 午後3時〜7時までの4時間は短すぎるほど、
 皆さん、撮影・画像加工・スケッチ・編集・プレゼン…と、
 プロの照明デザイナーのように手を動かす。

 素晴らしい照明探偵団結力!でした(`_´)ゞー 場所: 黒田記念館

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 十年ぶり⁈で描いた、ラシャ紙にコピーした写真に色鉛筆でレタッチしたスケッチ。
 スマホのスキャンアプリ(Office Lens)で撮ると、
 ナナメからでもほぼ正対した画像が得られる。これは進歩(`_´)ゞー


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