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★140923 平成知新館 [博物館・美術館]

★蓮華王院を背にすると、平成知新館へのアプローチ。
 松掛かりなのは和を感じさせるデザインか。
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 こちらが蓮華王院(三十三間堂)に向く軸線。
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★展示はレクサスからスタート^_^
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「方広寺の遺構」を水盤の中にレイヤー表現している。
「方広寺の遺構」が発掘された柱のピッチで表現されている。
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 コンクリート打ち放しの職人泣かせのさりげない和モダニズム表現。
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 展示空間の保存環境を守る“バッファ”となる空間。
 というロジックは、法隆寺宝物館を巨大スケールに展開している。
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 デジタルサイネージをフラットに。の総合インフォメーションカウンター。
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※音声ガイド500円を借りたが、、持ち1時間では借りなくても良かった。
 番号表示が分りにくい分野も。。

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 ここにエスカレーターを!
 ・・80才近い谷口先生にその発想は無かった?と思う。。

 東博では基本的に撮影OKだが、寄託品の多い京博ではやはりNGである。
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 このロダン「考える人」は、東京国立博物館のエヴァと京都市立美術館のアダムと、
 明治時代にデルスニスが請来した、由緒正しい3点セットの彫刻なんである。
 あの国立西洋美術館のロダン“松方コレクション”よりもずっと由緒正しきもの。
 3体並べて展示したい!なあ。。

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 博物館におけるインターロッキング・ペーブの評価は議論の分かれるだが、東博の普通のアスファルト舗装よりは歩いて快適だと思う。
 いずれ外構の見直しもある?だろう。。

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 片山東熊の環境デザインを読み取る。
 “考える人”は、結局“ロダン広場”に追いやられることは無く、その小史を思う。。

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 京焼き→考古→絵画→彫刻と見て椅子に座ってボーッと一息。
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 色温度3500Kで統一された照明は、なんだか「光を当てている」気がしないほど拍子抜けするほどのナチュラルさ。
 ところが書跡を見て、その料紙と墨の奥行に吸い込まれた。。。。残り時間10分!は、無常にも儚く過ぎ行く・・・せっかくの美しく工芸はほぼ駆け足で・・また来よう。

 今日の結論:LED光源による照明は、物質感を強調して書跡や金工には涙するほどの再現性だった。
 しかし彫刻や絵画には造形はよく分るものの白熱ランプでのライティングほど心を動かされることはなかった。(その微妙なところは言葉で表現しにくい)

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140920_★母校でクラス会 [都市・街・公園・光・風景]

★四十九才の誕生日に東京芸大クラス会@大浦。
 デザイン科 1985年/昭和60年入学の同期20数名が集まった。
(入学時は45名定員のところ49名入学だった)

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 1年の時に皆で作った藝術祭のデザイン科半被が迎える。(僕はほぼ水泳部の店にいたかな)

 広告代理店、主婦、SONY、HONDA、大成建設、大林組、オカムラ、画家、デザイナー、イベント会社、WEBデザイナー、プロダクトデザイナー、イラストレーター、脚本家、大学勤務・教育研究者、、、それぞれの位置で頑張っている。

 それにしても19才でこの大学に入ってから、この日で30年。
 昔の持寄り写真をスキャン、その場で撮影画像を、
  ⇒スライドショーをプロジェクタ投影して歓談と歓声と笑い。

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 日進月歩のデザイン手法や画像の扱いは、その早すぎる歳月の流れにため息だが、、
 その後2次会、3次会と、とりあえず終電まで上野近辺で過ごす。
 いまでもこの辺りで過ごしているのは僕くらいか。。

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 大浦(学食)のマスターが誕生日サプライズメニューを作ってくれた。
「豚のみぞれ焼き」は、石綿あみが使えなくなってから幻のメニューとなった。
 美味い!


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★2014年夏・アンコール遺跡群探訪 [都市・街・公園・光・風景]

★カンボジア(シェムリアップ)、バンコク経由で羽田から帰ってきたところ。
 たった2泊だが、まる3日間、ガイドの案内でずっと遺跡めぐりだった。
 (以下テキストと画像はほぼ関連無し)

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 到着した日の午後、バンテアイ・スレイ (Banteay Srei)へ

 ガイドの言葉の端々に、ポル・ポト時代の負の遺産の大きさを思わせ、
 初等教育の義務化が優先課題だが、教科書も教育者育成も大変そうである。

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 9月1日 Bayon, Angkor Thom ・バイヨン寺院へ

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 経済的豊かさでは隣国のタイやベトナムに譲るのか…という印象だが、
 日本からもっと援助してみたいと思わせた。

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 バイヨンのあと、Ta Prohmへ

 遺跡に行く途中のクルマから見る水田風景は美しいが、
 電気は通らず、都市的インフラ整備は将来のもの、都市に比べると圧倒的に貧しいようで、
 たまに見える立派な家は子どもがタイに出稼ぎで数年の仕送りで建つものだそう。

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 ★夜明けのアンコール・ワット( Angkor Wat)は曇り空。  10592763_907137922647961_6584736346654316305_n.jpg   なかなかの人出(良い景色)

 それでも内戦後のタイミングにアンコール遺跡群が「世界遺産」に指定されて、
 遺跡への車道の舗装は韓国資本で整備、空港も中国・韓国資本のようである。
 今は中国・韓国人は観光者は日本人に比べると増えているものの、
 現地にお金を落とさないようで、ツアーのオプションで稼ぐガイドとしては少々不満なよう。
 それでも世界遺産登録は良かった
  =ガイドさん自身が子どもの頃より遺跡周辺がきれいになった、との言。

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 バイヨン・インフォメーションセンターで、遺跡の歴史や発掘調査の概要、各国勢力分布…を知る(`_´)ゞ

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  ★アンコール・ワット第三回廊に登る。昨日は“仏教の日”で登れなかったので予定変更…

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 ★第三回廊にて。スコールが過ぎるのを待つ(^ー^)ノ

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 ★雨宿り休憩。ふと見上げる。。

★アンコール・ワット東面のレリーフ表現いろいろ(`_´)ゞ
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 アンコール遺跡などの保存・修復には日本やフランスが、
 経済的援助、現地技術者の育成を含めてかなり力を入れていて、
 文化的資源を観光に生かす道は、彼らの文化的アイデンティティを確立するには良い事と思う。

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 ★僕にできる商売は…旅先のマーケットで何時も思う。ー : Old Market-

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 僕はクメールの歴史・美術について予備知識はほぼ無かったので、
 新鮮な4日間だった。

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 クメール人の顔付きでないと同化しにくい。ー 場所: タ・プローム
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