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★《学んだ!教えた!久米桂一郎と美術解剖学展》久米美術館 [骨・美術解剖学・身体]

★《学んだ!教えた!久米桂一郎と美術解剖学展》
 http://www.kume-museum.com/exhibition.html

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「西洋画アカデミズム教育」を、
 黒田清輝とともにこの国に根付かせた久米桂一郎の展覧会@久米美術館へ…

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 目黒駅前のこの美術館へは、
 昨年のトーハク特集陳列《美術解剖学 ー人のかたちの学び》の
 調査・準備のために何度も通ってお世話になったのだが、
 内覧会日時を失念しており…

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 素晴らしく密度の濃い展覧会だった。
 十代後半の擦筆画や久米の裸体画デッサンやノートに見入る。
  …そしていわゆる裸体画論争がコラム的に。。

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 実際に講義で使われた『掛図』(藝大美術解剖学研究室蔵)は、
 今の講義なら、スライドやパワーポイントであろう。
 僕の歳と同じ時期の、久米の講義内容を試しに対照してみる…
 やはり体系の基本が自分には欠けているか。。

 ※~2013年10月14日(日 祝)まで

 ※会場の画像撮影・Web等掲載は美術館の許可を得ています。 m(_ _)m ★
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★髑髏茶会へ ~楽しかった~ [数寄・茶の湯・遠州流]

★夏休みは今日で終わり
 丸岡 和吾さんの展覧会@SHUHALLY
 http://shuhally.jp/ 文彩庵の髑髏茶会へ

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 寄付の髑髏花入、樂の土だそうです。

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 露地を進む。この先につくばい。。

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 小間の床を拝見。

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 小間のにじり口上の壁が透ける。
 路地の葉が揺らいで不思議な気分v

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 亭主の 松村 亮太郎さんの点前を拝見しながら、ボーン干菓子を頂戴。
 見えにくいけど着物・帯にもスカルが、洒落ている。

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 光るタタミ! 僕がいただいたお茶碗。。

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 水差は骨壺だそうです。けっこうリーズナブルv
 じつはこの風炉がいい!
 墓石に使う黒御影。丸岡さんのデザイン。
 風炉先屏風のしゃれこうべも洒落のめしている!?

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 広間へ。床を拝見する。
 普段はここで稽古しているそう。

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 ★右奥の茶碗×2と、前のグイ吞は、丸岡さんと牟田 陽日さんのコラボ!
  エレガントなスカル。それぞれ違う表情で、
   目が合うとドキ!っとした〜

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★「明日の神話」→ 國學院大學博物館へ [博物館・美術館]

★打合せのため《明日の神話》前で待ち合わせて、
  
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 『國學院大學博物館』へ。

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  物凄い質の高さと量に圧倒される…

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 文字通り誰もいなくて理想的!な観覧環境?だ。
 初めて入ったけど、無料だし誰にも教えたくないw

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 大学ミュージアムは、これからの博物館の、一つの方向性・可能性なんだが…
 展示デザインは、もうちょっと★な部分に手を入れたいと思った。(`_´)ゞ
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★佐喜眞美術館はお盆休館で残念 → 浦添市美術館へ(`_´)ゞ [博物館・美術館]

佐喜眞美術館へ行ってみたら、昨日今日は残念ながらお盆休み。
 うっかりしてた。
 http://sakima.jp

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 うーん、残念。

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 美術館の背側にあるのは、佐喜眞家の墓か。
 沖縄の墓は、大きな部屋のような形式。
 街のあちこちで見ることができるが、詳しい知識は無い。

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 本当は美術館の屋上から、米軍基地を眺めることができる。はずだった。

 普天間とか宜野湾とか、
 東京にいてニュースを見ているだけだと土地勘がサッパリなのだが、、
 今回の旅で少し身についた。

※この本で予習
『訪ねてみよう  戦争を学ぶミュージアム/メモリアル』
 https://www.iwanami.co.jp/search/index.html


★近くの浦添市美術館
 琉球王朝以来の伝統ある漆芸を見に…
 何か光についての特別展をやっているようだが、そちらはパス。

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 内井昭蔵さん設計のたてものは、
 世田谷美術館に琉球ローカル味付けしたような、力強い建築造形。

 ただ展示室に入ると展示ケース・照明が古く、
 せっかくの漆芸作品がよく見えない。
 もったいないと思う。(`_´)ゞ

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 これではせっかく足を運ぶ地域の方々にとって、
 先人の手の技・美意識に気づくためのきっかけを失い、
 地場の伝統工芸が産業になるまでの、
 そんな造形意識が育まれないのでは。
 それでは地域の美術館の役割を欠くのでは。
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★130820『ひめゆりの塔』と『白梅の塔』へ [都市・街・公園・光・風景]

★〈ひめゆりの塔〉
 石碑が乱立!?していてどこに手を合わせるかよくわからないまま・・
 大きなガマがある碑に名前が刻まれているので、
 たぶんこれだと思って手を合わせる。

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 立派な〈ひめゆり平和祈念資料館〉の展示を見てきた。
 周辺はかなり観光地化して民間駐車場&土産屋もあって、
 本来伝えるべき何かは薄れているように感じさせる。

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★少しばかり車を走らせて、〈白梅の塔〉へ
 クルマはレンタカーのVitz、僕の1台だけがポツンと。
 石段をのぼり、石碑に手を合わせる。

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 石段を降りようとすると、突然の雨、ヴィッツへ走る。。
 ほんの10秒ばかりでシャワーを浴びたようにびしょ濡れに…

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 青山繁晴氏によると、30年ほど前は、
 まだ戦中の白骨が転がっているような状態だったという。
 ひめゆり、の資料館で見た、生存者が語る回想のシーンをイメージする。

 沖縄、オキナワ、OKINAWA、琉球、
 いろんな景色のレイヤーが折り重なって見えてくる(`_´)ゞ

※青山繁晴が沖縄の〈白梅の塔〉について語っている。
 これが白梅の塔訪問のきっかけとなったラジオ。
 http://www.youtube.com/watch?v=j6b-qRapWoM
 http://heikoukadoukyoujyaku.blog.fc2.com/blog-entry-408.html
 http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1292.html
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★平和祈年の夏 OKINAWA 2013 [都市・街・公園・光・風景]

★時期をずらして夏季休暇に感謝(^人^)
 沖縄へは3度目。
 本島しか、リゾート沖縄しかまだ知らないと言っていい程度。
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 南の島は、ほっておいてもバナナくらい生えるんだろう、
 なんて子供の頃は思っていた。(とんでもないことだ。)

 今日は《平和記念公園》へ そこには何があるのか!?
 恥ずかしながら、実はよく知らない。

★《沖縄県平和祈念資料館》展望台より『平和の礎(いしずえ)』が見える。
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 この空間デザインはコンセプトは、
 “鉄の暴風の波濤が、平和の波となって、わだつみに折り返し行くコンセプト”
(パンフレットより)

 実は資料館の展示では、琉球が沖縄県になるまでの歴史と、
 その後、世界大戦に巻き込まれ、本土(日本)決戦までの砦となり、
 なるべく米軍/連合軍の兵力を弱めるための消耗戦に突入、
 敗戦(終戦)まで、アメリカの統治時代、

 そして日本への復帰までの歴史。それを、
 様々な映像、展示、ジオラマ、アーカイブによって、
 頭に叩き込まれるように見て・・・

 そして屋上展望台に上がって見た美しい景色。
 台風が近づき風が強い、晴れたり突然雨が降ったり、、

 ※映像は、全てアメリカによって撮影されたものだ。
  米国のアーカイブから起こされた展示映像なのだろう。。。

★《沖縄平和祈念堂》
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 中に入ってみる。。
 “平和祈念”のモニュメントとはなにか?
 “アート”は何が出来るのか、を突き付けられた。

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 てっきりブロンズ像と思ったが、作者のこだわりで堆錦という、
 沖縄の伝統漆芸技法で作られた「沖縄平和祈念像」、
 作者の山田真山を全く知らなかったが、展示パネルを読むと、
 設立当時は多くの賛同を得て建立・建設されたらしい。

 建設当時の熱さ、のようなものが伝わってくるが、
 今対面してみると、時代に取り残された感は否めない。

 像の背面、地下への階段を降りると、展示ケースがある。
 世界から送られた?石(本当に石ころ?だ)がひっそりと。
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 もちろん、アメリカからの石ころもある。


★日本にとっての十五年戦争/太平洋戦争は“先の大戦”だが、
 アメリカにとっては“ずっと前の、古い戦争”に違いない。

 ここ沖縄の地でさえ、白梅の塔ほか学徒看護隊の事や、
 その場所についてはもう知らない若者も多いと聞く…
 僕も初めて知ることばかりだった。
 さてこの事を伝える方法論は?
 (「ひめゆりの塔」「白梅の塔」については、後日)
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 と思ったのは、
 この同じ場所の《平和祈念》パンフレットのメッセージが、
 やや抽象化しているのではないか?と感じたから。

 うーむ。
 平和ってなんだ? 反戦のことか…
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