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★ 『靖国 YASUKUNI』 [芸能・演劇・映画・音楽 etc.]

★今日は人間ドックのため、休暇。
 昼までいろいろと検査。初めて胴部CT検査をオプションでつける。
 午後、メタボ予備軍的な結果を聞いてから、時間ができたので映画館へ。
 上映中止で騒がれた『靖国』を見に行く。
 http://www.yasukuni-movie.com/
 靖国チラシ.jpg

◆映画の雰囲気に馴染めず、最初は少し眠くてウトウトした。
 手持ちカメラ映像が安定せず、船酔いしそうな映像。
 途中からようやく慣れたのは、映画の3分の1が過ぎた頃か。

8月15日に靖国神社に行ったことは無いが、通常見る風景とは全く違う靖国の風景が映されていた。

靖国&遊就館で思うところと言えば、
初めて意識的に行ったのは、博物館調査で遊就館へ行った学生の頃。
照明調査では「みたま祭り」に提灯の大行列の写真を撮りに行った。
遊就館の展示がリニューアルされた様子を見に、2度程度足を運んだ。
遊就館の建築設計は伊東忠太なので、その調査にも行った。

ショップには日章旗やのらくろのシールが売っていて、品揃えもユニーク。
ほかにははす向かいに位置する武道館でのコンサートか、九段会館の鳥肌実講演会・・・ほんとになんという土地柄の場所なんだろう。

映画は、ぼくとほぼ同世代の中国人である李纓監督が、10年間にわたってフィルム(ビデオ?)をまわし続けていて、編集には時間をかけてかなり凝っている。

この監督の視点は、とくにキーワードとしての“刀”に、異文化への疑問と興味を押さえて距離を置きつつも、日本における精神的なシンボルの本質に迫ろうとしているように思えた。

しかし、靖国神社は、映画製作会社および李監督に対して、数回にわたって内容証明付きの郵便による、質問状の通知を送っているようだ。http://www.yasukuni.or.jp/
文書の内容を読むと、うーん・・・事情はかなりややこしくなっているようだ。。。

◆靖国をとりまく様々な「事実」は、そのとらえ方が当事者によって異なる。明治維新、数度の戦争、宗教観、政教分離、参拝問題、敗戦/終戦・・・この国では、関わりがなくても日常を暮らすことはできる。
だが祖母・祖父の記憶が甦ったとたん、ふと意識下でイメージが重なってしまうのが靖国のイメージである。
庶民市民一般人としては、あんまり関係ないんだけどね。。

※画像 ・映画チラシ(部分)
タグ:YASUKUNI 靖国
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