SSブログ

★ 金井杜道展 ☆ コレカラ2 ★ 万華鏡の視覚 [博物館・美術館]

◆壺中居・ギャラリーこちゅうきょ(日本橋)
 『金井杜道 展』
  仏像の現在「興福寺 阿修羅と八部衆」メディアとしての仏像・写真
 http://www.kochukyo.co.jp/2009_kanai-index.html
 今日が最終日。駆け込みでギャラリーに入る。
 090411_09_壺中居.jpg

 写真家・金井杜道さんによる、興福寺・十大弟子、八部衆の写真展。
 ご本人がいらっしゃったので、ご挨拶する。

 以前、撮影時にご一緒する機会があったが、撮影用ライティングの妙に息をのんだ・・・
 露光時間の間に、絶妙と思える光のマジックで、乾漆の像に血を通わせてしまう。
 僕なら迷うところも、プロの仕事でムダがない。(ように見えた)

 一枚、一枚の写真をじっくりと眺めた。
 阿修羅の造形は不思議だ。現在『国宝 阿修羅展』で見ることができる。
 阿修羅と八部衆に目が行きがちだが、素晴らしいのは十大弟子のひとりひとりである。
 感情移入したら、きっと涙がでそうなくらいに素晴らしい造形。


◆テアトル デ ソンス ギャラリー(広尾)
「コレカラ2 ヴィジュアル・アートの展望」
 http://www.tsg-art.jp/
 090411_01_テアトルデソンス.jpg

 友人のアーティスト・鈴木安一郎が出品している、グループ展に立ち寄る。
 “コノハナサクヤヒメ” 
 富士山からレインボーカラーのビームが発射されている。(デジタルプリント)
 少し方向性を変えたのかな?


◆森美術館(六本木)
 「万華鏡の視覚 THE KALEIDOSCOPE EYE」
   ティッセン・ボルネミッサ現代美術財団コレクションより
 http://www.mori.art.museum/contents/kaleidoscopic/
 http://www.tba21.org/program/current
 090411_万華鏡.jpg

 あやうい作品ばかり、展示室の空間をうまく使っている。
 今回も展示デザイナーの仕事が光っている。

 オーディオ・ガイドを借りて、楽しみながら見て回った。
 この展覧会は、作品の背景、それを生み出す根拠・背景・動機が見えないと、入りにくい。
 「読み解く」ヒントが耳から入ると、視覚と感性が結びつく気がしてくる。

 夜にもかかわらず、(夜だから?)けっこうお客さんは多い。
 60年代生まれ前後の同世代といえる作家の作品を、よく眺めてみる。
 少し気分がリフレッシュした。

 「万華鏡の視覚」
   The Kaleidoscopic Eye
   Thyssen-Bornemisza Art Contemporary Collection
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 1

コメント 2

すうちい

先週の火曜日に阿修羅展を見てきました。照明を楽しみながら。
十大弟子、とても良かった。
特に右側から見た富楼那立像。
絵はがき買ってきて、机に飾って眺めてます。

桜は満満開でしたよ。
by すうちい (2009-04-14 10:32) 

SHISEI

すうちい様

「阿修羅展」 お運びいただき、ありがとうございました。
 阿修羅の展示は、いろんな意見が舞い込んできています・・・

 十大弟子は、今回どのお像も、とても血の通った表情に見えて、どれも素晴らしい!と自分でも関心して見ています。
by SHISEI (2009-04-14 20:44) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

黒猫★☆白蜂

TOPへ★  ↓

黒猫★☆白蜂

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。