☆人を描く 世界を創る 宇宙への志向★ [博物館・美術館]
“アートは心のためにある” 森美術館
仕事を終えて急ぎ六本木ヒルズへ急ぐ。
いい展覧会、良質な現代美術コレクション!を楽しめた。
UBS証券会社による1950年代以降の絵画/写真/彫刻/ヴィデオ作品
展示構成が素晴らしく洗練されていた。
美術館の展示デザイナーの前田さん、がんばってるなあ。
・白のPタイル・カーペット?うまく使い回している。
・ペンキ塗り仕上げのシナベニヤ壁面造作の大胆な形体。
・壁にマウントされたアクリルパネルによるテーマ解説
・ファニチャーのセレクトはどうやっているんだろう?
・照明設計は豊久氏
前回の“六本木クロッシング”は、寄せ集め的な難しさがあって苦労が見えたけど、やはり一貫した視点のコレクションによる展覧会は安心感がある。
3つのテーマ構成に納得しながら作品を見る。
セクション1:ポートレイトから身体へ A Body
セクション2:造られた世界 A Builtworld
セクション3:ランドスケープから宇宙へ A Space
●memo
ツァオ・フェイ(1978年〜) ヴィデオ
チェン・ジエレン(1960年〜) ヴィデオ作品。
オリヴォ・バルビエーリ(1950〜) 写真
カンディダ・ヘーファー(1944) 写真『チューリッヒ動物学博物館』
マイケル・クレイグ・マーティン(1941) アクリル キャンバス
すでに90年代までに没してしまった、バスキア(1988)、リキテン(1997)、ウォーホル(1987)、ボエッティ(1994)はすでに古典か?
リヒター(1932-)は流石に貫禄。
アレックス・カッツとかシンディ・シャーマンって近作はどうなってるんだろう?
ダミアン・ハーストのグロスペンキでドットを描いたペインティングに打ちのめされた。こんな絵はかけるもんじゃないと直感。
いったいどんな生き方をするとこんなふうに描けるんだろう?
同じ年齢なんだが・・・
トニー・クラッグもここで見るといいなあ。国立新美術館ではほんとうにゴミにしか見えない展示だったが・・・やっぱり美しいぞ。
エドワード・ルシュ『The End』1991できれいに展覧会を終える。
図録を買って、カフェに寄ってパラパラ眺めて帰る。
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