画像保存セミナー ☆「昭和」写真の1945-1989 ★ 鳥獣人物戯画巻 ★ WATER [出版/寄稿/レクチャー/取材 etc.]
★恵比寿→渋谷→恵比寿→六本木
いろいろと歩き回った一日。。
●写真美術館で「画像保存セミナー」講演する。
・東松照明「Tokyo曼陀羅」を見る。
・「昭和」写真の1945-1989
第4部 50年代以降「オイルショックからバブルへ」 を見る。
昭和40年って、こんなに昔の風景か〜と不思議な気分に。
「ゼラチンシルバープリント」と、「インクジェットプリント」の写真が並んでいるので、その違いを見極めようと思って、食いつくように見た。
たぶん次に見せられたら見極めができる(かもしれない)。
ゼラチン・・・はたぶんオリジナルプリントということか? 紙の良さと黒の深さはこちらが色っぽいように見える。
インクジェット・・・は展覧会への企業協賛・協力によって出力されたのだろう。なかなかいい感じだけど、並ぶとその違いがわかる。
●ひさしぶりに「鳥獣人物戯画巻」を見る。
サントリー美術館 開館記念特別展
「鳥獣戯画がやってきた!—国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌—」展
東博へ寄託中の「甲巻」の傷みが少し目立つか・・・平安絵画だもんな・・・伝えられてきたのが不思議なくらいだが、それだけの力がそこに感じられて凄いエネルギーをもらった。
はっきりいって、東博より展示照明はこちらのほうが良い。。。かもしれない。うーん。。。。
歴史的な検証は、おそらくさまざまにされているのが図録からよくわかるが、そんなことに(あまり)興味はない。
どんな筆なんだろう。どんな墨なんだろう。どういう場所で、姿勢で描いたんだろう。そんなことばかりが気になってじっくり頭に焼き付けた。
うさぎが後ろ向きでダイブする恰好は、かつてシュノーケルをつけて同じ姿勢で海に飛び込んだからリアルに浮かんでくる。
●21_21 DESIGN SIGHT を初訪問。
第2回企画展 佐藤 卓ディレクション「water」
先々週の「情熱大陸」で、その準備構想段階がチラッと紹介されていた。
一流のデザイナーの発想と日常が少し見られて、うなった。
その後、仕事場の同僚とバッタリ会ったので、ミッドタウン地下のハヤシライス甘口/辛口を食べてから、一人でスタバへ移動。少し「鳥獣戯画がやってきた!」図録をパラパラ見て、新しい原稿の執筆準備など。。。
質問です。私もサントリーに鳥獣戯画を観に行こうと思っていますが
「全貌」とありますが、すべて本物で何巻も出ているのでしょうか?
楽しみにしているだけに、教えて頂ければ嬉しいです。
by lemi (2007-11-04 14:18)
展示替え・巻き替えがあるので何度か行かないと“全貌”はわかりませんね。
詳細は美術館サイトで調べた方が正確ですよ。
by SHISEI (2007-11-04 14:27)
初めまして。「画像保存セミナー」出席者です。
(昼休憩の時、お声をかけさせていただきました)
東松照明氏「Tokyo曼陀羅」展、モノクロ銀塩とプリンター出力が並べて展示されたのには驚きました。あえてプリンター出力と分かるようになのか、差のはっきり出る出力だったのが興味深かったです。
by ito M (2007-11-04 17:38)