SSブログ

★「イタリア・ルネサンスの版画」 [博物館・美術館]

★ 西洋美術館へ行くことにした
    

『チューリヒ工科大学版画素描美術館の所蔵作品による
「イタリア・ルネサンスの版画」
  ルネサンス美術を広めたニュー・メディア』 展開催中(〜5/6)

細密な描写の版画ばかりなので、なかなか近づくのがたいへん。
のんびり見ている余裕が無いので、隙間を狙っていいとこどりで見る。

デューラーだけはじっくりと睨むように覗き込んだ。(展覧会の主旨とはちょっとずれるのだが)
北方ルネサンスの画家デューラーがイタリア滞在中にイタリアに与えた影響は大きかったようだ。
当時からその複製が出回っていて、オリジナルとの比較展示が興味深い。
複製された当初は、よく知られるデューラーのモノグラム(サイン)まで真似したようだが、本人からのクレームでモノグラムだけは使用差し止めになってそこだけ空白になっている。

とくに「大きな馬」というデューラーオリジナルとイタリア作家の複製とでは、全く表現の奥深さの違いは歴然。
コピーの方は「なんちゃってデューラー」としかいいようがないが、真似する方の真剣さはひしひしと伝わってきた。 それ自体として非常に高いレベル。

※写真は美術館前のロダンの「エヴァ」


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

黒猫★☆白蜂

TOPへ★  ↓

黒猫★☆白蜂

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。