国立科学博物館:自然科学と科学技術の粋? [博物館・美術館]
★今週ざっと見てきました。
リニューアルオープンした国立科学博物館・日本館。
うーん・・・建築的には少々残念な出来栄です。
地下からの入り口部分、既存部分の残し方や補修の仕方、耐震補強の柱のつけかたなど。
新規の展示ケースはごつく、その上エレガントさは皆無。お金はかかっているのですが。
展示照明も一時代前の仕様でしたね。「科学技術」を展示すべき博物館としては、ちょっとどうなんでしょう?
この昭和初期頃の建築物の使い方について、日本ではまだノウハウの蓄積がないのでしょうかねぇ。
あの昭和六年竣工の建物に期待した美しさはまったくなく、建築は改悪、平凡以下の展示になってしまってコメントのしようがない。
★でも入り口で買ったガチャポンでは「建物」があたったので、これだけは満足。
★自然史博物館の展示で、世界で最も美しいのは「ウィーン自然史博物館」である。
もっとコンパクトでも科博があのような展示になっていたら、と思うと残念でならない。
少なくとも建物竣工時は、すぐれた設計と職人技で出来ていた建物なのだから・・・
https://www.press.tokai.ac.jp/bookdetail.jsp?isbn_code=ISBN978-4-486-01760-8
2007-04-21 21:10
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