“Curtain〈私〉と世界のはじまり” ★ [出版/寄稿/レクチャー/取材 etc.]
★JAM(女子美アートミュージアム)へ行く。
展覧会“Curtain〈私〉と世界のはじまり” のオープニング!
http://www.joshibi.ac.jp/jam/
芸術学科4年生ひとりひとりがキューレターとして、作品を通じて作者と対峙している。
作品の読みこみの深さや、展示の表現技術に差は見られるが、会場の統一感は“カーテン”によって不思議と感ぜられる。その仕掛けにより、ふつうなら素通りしてしまう作品も、ふと足を停めてなかなか「観させる」展覧会に仕上がった。
指導教官のご苦労や、管理者として美術館側の冷や汗ものの顔は想像に難くないが、“創造する教育研究の場としての美術大学”の立場に立てば、そのギリギリの線を探る、今回のような展示に挑戦する姿勢は評価されるものだろう。
ホルスト・アンテスのリトグラフや、黒田清輝の甥にあたる画家・頼綱 の油画(今回の収穫)、草間弥生・2001年近作のもにょもにょ絵画、佐野ぬい学長の独特なブルーの鮮やかさ、まるで見ることを拒否するかのような“段ボール”日比野克彦作品の展示、女子美歴代教官の作品等々・・・この美術館の所蔵作品が並ぶ。
あの伝説の、読売アンデパンダンの会場を彷彿とさせるような展示も見られた。
この世代の若者達には、壁面から開放されて、空間/空気とコミュニケートすることを求めるような意志の志向があるのだろうか。。。
★麻溝台からの帰り、高速を渋谷で降りて森美術館「英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展」へ。もうすぐ会期終了なので、どうしても見たくなってこれで3回目。。。
http://www.mori.art.museum/contents/history/index.html
デミアン・ハーストの牛の前で、ゆっくり合計30分くらいをすごす。
母牛の間を4回ほど熟覧した。じっくり見ていると、胎児の口元の様子がなんとなく見えてくる。
そのほかトニー・クラッグ、ギルバート&ジョージ、グレイソン・ペリー・・・再見しながら、行ったり来たり。ハーストは“牛”よりもペインティングの方が天才的かもしれない。だんだんこちらの感性がかき混ぜられてくる。気がついたら閉館間際。
駐車料を払うのはばかばかしいので、ついハースト200枚限定“牛”Tシャツを買ってしまった・・・まあ同級生?のよしみで、ということで特に義理はないのだが。あっちは億万長者だしなぁ。。。
展覧会“Curtain〈私〉と世界のはじまり” のオープニング!
http://www.joshibi.ac.jp/jam/
芸術学科4年生ひとりひとりがキューレターとして、作品を通じて作者と対峙している。
作品の読みこみの深さや、展示の表現技術に差は見られるが、会場の統一感は“カーテン”によって不思議と感ぜられる。その仕掛けにより、ふつうなら素通りしてしまう作品も、ふと足を停めてなかなか「観させる」展覧会に仕上がった。
指導教官のご苦労や、管理者として美術館側の冷や汗ものの顔は想像に難くないが、“創造する教育研究の場としての美術大学”の立場に立てば、そのギリギリの線を探る、今回のような展示に挑戦する姿勢は評価されるものだろう。
ホルスト・アンテスのリトグラフや、黒田清輝の甥にあたる画家・頼綱 の油画(今回の収穫)、草間弥生・2001年近作のもにょもにょ絵画、佐野ぬい学長の独特なブルーの鮮やかさ、まるで見ることを拒否するかのような“段ボール”日比野克彦作品の展示、女子美歴代教官の作品等々・・・この美術館の所蔵作品が並ぶ。
あの伝説の、読売アンデパンダンの会場を彷彿とさせるような展示も見られた。
この世代の若者達には、壁面から開放されて、空間/空気とコミュニケートすることを求めるような意志の志向があるのだろうか。。。
★麻溝台からの帰り、高速を渋谷で降りて森美術館「英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展」へ。もうすぐ会期終了なので、どうしても見たくなってこれで3回目。。。
http://www.mori.art.museum/contents/history/index.html
デミアン・ハーストの牛の前で、ゆっくり合計30分くらいをすごす。
母牛の間を4回ほど熟覧した。じっくり見ていると、胎児の口元の様子がなんとなく見えてくる。
そのほかトニー・クラッグ、ギルバート&ジョージ、グレイソン・ペリー・・・再見しながら、行ったり来たり。ハーストは“牛”よりもペインティングの方が天才的かもしれない。だんだんこちらの感性がかき混ぜられてくる。気がついたら閉館間際。
駐車料を払うのはばかばかしいので、ついハースト200枚限定“牛”Tシャツを買ってしまった・・・まあ同級生?のよしみで、ということで特に義理はないのだが。あっちは億万長者だしなぁ。。。
早速アップしていただきありがとうございます。今回は本当に勉強になっています。今後の業界の方や一般の方の反応が楽しみです。
by JAM山田 (2008-07-13 10:08)
こんにちは、JAMのカツヌマです。
shiseiさんの意見が聞けてまた見方が変わりました。
もっと頭が柔らかくなりたいです。
またのご来館お待ちしております。
by カツヌマサナエ (2008-07-13 12:26)