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★140519『紙芝居は楽しいぞ!』鈴木常勝 著 岩波ジュニア新書563 読了。 [芸能・演劇・映画・音楽 etc.]

★140519
『紙芝居は楽しいぞ!』鈴木常勝 著 岩波ジュニア新書563 読了。
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 体が重くてだるく動けない日曜は、アーティスト金 理有さんから紹介のあったジュニア新書を寝転んで読んだ。
1965年生まれの僕には街角での紙芝居鑑賞経験は無いのだけれど、筆者も紙芝居商売を始めたのは1972年から、ということにまず驚く。

最初に「手書き紙芝居」のことが語られる。
「印刷紙芝居」では無いということに、その後を読み進めるワクワク感が・・・
そのワクワク感の理由は、現在の「教育」から抜け落ちた、大切なことの全てを含んでいるように読めた。
そう学校教育や国立博物館の教育普及では語られない、しかし本当は語るべき大切な何か、が手書き紙芝居の中にある。というより「こどもが大人になる通過過程に必要な何か」かな。
それは美術・アートの本質に関わる大事なことでもあるんだが・・言い換えれば、それはいま話題の“スピリッツ”かもしれない。

 さて本書ジュニア新書563は2007年4月20日発行。それから3ヶ月後の7月20日が『博物館へ行こう』の忘れもしない発刊日。
僕がどうしても書きたくて僕の筆力では書けなかった「大切なこと」が『紙芝居は楽しいぞ!』にある。
ほんとに補完しあい対照的な2冊に思えた。(僭越だけどm(_ _)m)
・・こんど「紙芝居ワクワク世代」である、父にいろいろ尋ねてみるつもり。


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★映画『革命の子どもたち』 [芸能・演劇・映画・音楽 etc.]

★映画『革命の子どもたち』
 https://www.youtube.com/watch?v=93xiGKx5ASU
 アラブ/中東世界情勢と日本そしてドイツの位置が、
 僕と同世代の個人の目線で読めてくる…

 革命の子どもたち_2824832588706864929_n.jpg

 重信房子はまだ服役中/最高裁まで闘っているし、
 娘 重信メイの存在自体に驚愕(`_´)ゞ

★僕の父は重信(房子)が日本で逮捕・連行されたとき、
 親指を立てている姿を見てずっと意味が分からなかったそう・・
 娘・重信メイの存在と、
 生まれてからの彼女のアイデンティティに関わる事実を教えたら、
 あの母の姿を理解したと言っていた。

 革命の季節4130211_n.jpg
 ちょうどいま読んでいる本『革命の季節 パレスチナの戦場から』重信房子
 http://www.gentosha.co.jp/book/b6168.html

 運命の糸が少し違えば、
 僕の父もテロリストと呼ばれる運命だったのかもしれない。という話をした。。

★ドイツ赤軍、ウルリケ・マインホフのたどった道、
 そして娘 ベティーナ・ロールの母に対する冷たく厳しい言動の、
 日本人メンタリティとの大いなる差。
 これはもう哲学が違うとしかいいようがない。

 この2つの母娘の対比的な描き様を、
 うまく頭で再構築しながら見るには、やや高度な技がいる、かも。。
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★“GODZILLA” [芸能・演劇・映画・音楽 etc.]

★昨夜目撃した後姿(`_´)ゞ

 GODDILA 6636268617812200154_n.jpg
 http://m.youtube.com/watch?v=3j944FOWUE0

★今回の“GODZILLA”では、
 原子力発電所、地震、津波、広島原爆、水爆実験・・・
 日本では扱わない種の映像、米国が避けてきた文言・問題に踏み込んだ。
 http://www.godzilla-movie.jp

 映像でここまで描くとは思わなかったが、
 “ゴジラ”は人智を超えた、巨大な存在であることを描ききった。。(`_´)ゞ
 http://www.godzilla-movie.jp/
 こんな大スケールのプロジェクトに関わることは…僕は無いかなー。。

★自宅でゴジラ頭骨は無理。(笑
 今回のゴジラはプロポーション的に首が太すぎるかと思ったが、
 映画を見ると・・・好敵手のマッチョな造形と、
 “調和”してるように感じて納得。(ややネタばれ)



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☆140801 台灣原聲童聲合唱團 @新宿文化センター [芸能・演劇・映画・音楽 etc.]

★彼等の歌声に泣いた泣けた(^ー^)ノ
☆台灣原聲童聲合唱團(Taiwan Vox Nativa Children's Choir) @新宿文化センター

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 ブヌン族(布農族) またはヴンヌム族は、パイワン語群の台湾原住民の一つ。八部和音唱法の歌をもつ。(Wikipediaより)

★日本の3・11と、先の台湾の飛行機墜落事故に対する、哀悼の祈りの歌。
 そして子どもたちが日の丸を振っての合唱には涙を禁じ得なかった。

 そしてラストの曲は・・・先住民族の子らが、
 総統夫人の前で、日本の多くの聴衆の前で、
「ふるさと」を台湾国旗を振りながらの歌声であった。

 どんな“ふるさと”の情景なのだろう…
 大人の頭で考えると複雑すぎて、
 分けが分からないまま会場は大きな拍手に包まれていた。。(`_´)ゞ

 IMG_0153.JPG
 玉山国家公園区

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 新宿文化センターでの展示パネルより

※ちなみにセデック族(賽德克族)はタイヤル語群。
 http://shiseiology007.blog.so-net.ne.jp/2013-10-27
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★140622『万能鑑定士“綾瀬はるか”Q』 [芸能・演劇・映画・音楽 etc.]

★『万能鑑定士“綾瀬はるか”Q』
 http://www.q-kantei-movie.jp

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 友人の渡邊晃一 福島大学教授が、
「モナ・リザ / La Gioconda」 についての監修をしているとの知らせを受け、
 今度の美術解剖学会の予習も兼ねて…

 ストーリーや台詞まわしはツッコミどころ満載だけど、
 綾瀬さん@東博&ルーブル美術館のシーンに免じて★付き。

 ただエンドロールのロケ地クレジットには、
「東京国立近代博物館?」とあり、
 パンフレットにも確認してしまった(`_´)ゞ

 万能の鑑定士も見抜けないトーハク。

※映画パンフの渡辺 先生のモナ・リザ豆知識的テキストも必読ですね〜。
    http://www.q-kantei-movie.jp/chiebukuro/#monaliza

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★140509_週末は映画へ「アクト・オブ・キリング」 [芸能・演劇・映画・音楽 etc.]

★週末は映画へ
 アクト・オブ・キリング— @ 新宿 シネマカリテ
  http://www.aok-movie.com

 アウト・オブ・キリング_1616_n.jpg

 殺人者の映画だが、エレガントに後味は悪くない映画。
 期待以上の、美しく“内なるアジア”の風景よ(`_´)ゞ

※町山智浩さんのラジオ発言はこちら
  ↓
『映画評論家・町山智浩、デヴィ夫人の訴え黙殺に「日本のマスコミは最低だ!」』
 http://numbers2007.blog123.fc2.com/blog-entry-3683.html
 https://www.youtube.com/watch?v=8FqvZp3SH6o




※去年から何本目の映画だろう・・昔よりいい映画を選んでいると思うが。
 備忘的に数えておこう
 130600 タリウム少女の毒殺日記
 130818 ハーバーテイル
 131027 セデック・バレ
 131222 利休にたずねよ
・140102 楽隊のうさぎ
・140111 ハンナ・アーレント
・140125 父は家元
・140303 いわきノート
・140509 アクト・オブ・キリング
 げ、今年は3月から見てなかったのか・・いかんなぁ。
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★映画『父は家元』 [芸能・演劇・映画・音楽 etc.]

★映画『父は家元』
 http://chichihaiemoto.com
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 封切初日! 初回は立ち見の予想だったので最終の回へ。
 (実際、満席・立ち見もあったらしい)

 喜太郎の調べに乗り、一年の季節が流れる…
 釜の湯の煮える音、時間が止まる一瞬に美が立ち現れる。

 小堀遠州を流祖とする遠州流茶道の“綺麗さび”の美学、
 平和な時代の茶の湯の世界の“現在”を伝えるドキュメンタリーに仕上がっていた。
『利休にたずねよ』とあわせて見るのも良いかも。

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 帰宅して一服(`_´)ゞ

★僕の恩師 稲次敏郎先生と先代の家元 小堀宗慶宗匠とは、
 東京美術学校(現東京藝術大学)では一学年違い、
 今では両大先輩ともに鬼籍に入られたが、
 昭和のあの時代に学徒動員 過酷なシベリア抑留を経験されている。

 映画を見ながら、稲次先生の講義で「小堀遠州」の作事奉行 作庭家 茶人としての
 今でも数々残るしごとや、世界観について教わったことが思い出される。
 あの城や庭や茶室も、映画で解りやすく描かれていた。懐かしい風景のように。。

 岡山 頼久寺の庭は未踏だが、いま最も行きたい、見たい庭だ(`_´)ゞ

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★映画『楽隊のうさぎ』 [芸能・演劇・映画・音楽 etc.]

★映画『楽隊のうさぎ』
 新年最初の文化活動は映画から。
 http://www.u-picc.com/gakutai/
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 中学生の吹奏楽としてはかなりレベル高く、音楽を聞かせてくれながら、
 ひと言ひと言の台詞をじっくり物語として綴っていた。が感想。
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 脚本は 大石 三知子さん、彼女は芸大デザイン科の同級生。
 その後…現在は映画の世界で活躍中!なのだ。いい仕事だな〜、、
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 昨年は映画のトークショーに声もかかったし、今年もいい映画みるぞ(`_´)ゞ

★僕も高校吹奏楽部でトランペット(フリューゲルホーン!)を三年間演って、
 数々の名曲の重要な高音部を外しまくっていたので、
 しみじみと気持ちが伝わってくる映画だった。
 それぞれのパートの生徒のキャラが楽器にはまっていて、
 ブラバン経験者は必見なんだな~、もちろん現役の皆さんも(`_´)ゞ

★井浦 新と鈴木砂羽、サッカー王国 静岡にいそうな夫婦役を上手く演じていた。
 サッカーが盛んで、楽器メーカー・ヤマハのある土地柄の中学校って所が、
 絶妙な美しい景色で描かれたドラマ。
 吹奏楽部顧問の役者もハマってたなぁ(`_´)ゞ

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★映画『利休にたずねよ』 [芸能・演劇・映画・音楽 etc.]

★映画『利休にたずねよ』
 http://www.rikyu-movie.jp/sp/

 利休_294937004_n.jpg
 直木賞!の小説を読んでから約4年、
 もともと“茶の湯”の話としてはわかりやすく、映画なり易い原作だったし、
 今回はいいキャスティングだなぁと思える好機で、
 年の瀬の慌ただしい時期、程よく見やすく、いい映画だった。

 茶の湯のシーンはややカット割が多いけど、海老蔵の間と演技は良し。
 中谷美紀のねちっこい台詞回しは好みの外だが、
 まあ原作も恋愛ものが核なので良しか。

 例の‘香炉’の見せ方と、(さすが韓流!)美しい高麗の女、
 海岸に建つ掘っ建て小屋、槿にみる茶花のいのち。

 その後の侘び茶…千家の茶の湯はえらいものを背負ってるなぁ(`_´)ゞ

★茶の湯のシーンは見どころが多い。
 監修の官休庵千宗屋さんによる指導の妙だろう…
 正座、懐石、長次郎、茶室、待庵、北の大茶会、黄金の茶室…
 DVDが出たらまた見てみたい(`_´)ゞ

 役者ではやはり海老蔵利休と団十郎の武野紹鴎との共演シーン。
 映画後半の中だるみになりそうなところを救ってくれる。

 前半では伊勢谷さんの信長が、存在感アリで魅せてくれた。
 ジャンコ?だったかの演技などもはまってたよな〜、
 『あしたのジョー』は見逃したけど見てみよう(^-^)

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★映画『セデック・バレ』 [芸能・演劇・映画・音楽 etc.]

★『セデック・バレ』
 http://www.u-picc.com/seediqbale/
 テアトル新宿にて、学生時代以来のオールナイト。。

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★歴史の中では埋れてしまうかもしれない“事件”
 日本統治が始まった頃の、台湾先住民の誇りをかけた決死の闘い。
 この映画を見ずして…

 座席抽選で監督のサイン入りパンフをゲット(`_´)ゞ
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