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★170110 Organic LED YAMAGATA 連動セミナー 新しいあかりのかたち ~Organic LEDの可能性~ [★調査研究]

★川上元美先生の横で緊張のトーク、
 満員御礼で無事終了しました。

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「可能性」という段階から、
 すでに実用化されつつある有機EL、
 使用事例についても報告しました。♪(´ε` )

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Organic LED YAMAGATA 連動セミナー
 新しいあかりのかたち ~Organic LEDの可能性~

 Organic LED(有機EL)は、薄くて軽く、設置場所を選ばない、低発熱で人やモノにも安心、水銀等の有害物質を含まず、紫外線を出さない、などの特性があります。
 環境や人にやさしく、演色性が高い“次世代のあかり”として注目を集める技術です。
 一方で、大型化やコスト面等、抱える課題もあります。

 本セミナーでは、このOrganic LED(有機EL)を使ったプロダクトデザインや、空間デザインを手掛ける講師を迎え、それぞれのデザインからOrganic LEDの活用法、製作の過程や手法について、ファシリテーターが聞き出します。

 又、メーカーの技術者も交えて、デザイン・技術の両面から、Organic LEDの可能性とこれからに切り込みます。 理想の用途からビジネスボリュームのありか、機能拡張や汎用性を伴うまでのプロセスをどのように切り開けるか。
 新しいあかりのかたちを紐解きます。

プログラム

 尾越 国三(パイオニア株式会社)
 「Organic LED照明技術、開発現場の今と、今後の展望」

 川上 元美(プロダクトデザイナー)
 「TAKE-TOMBOに見出す有機EL照明の可能性と課題」

 木下 史青(展示・照明・環境デザイナー)
 「有機ELを活用した照明・展示について ~縄文の女神より~」

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    休 憩

登壇者によるディスカッション
 ファシリテーター:桐山 登士樹

※「Organic LED YAMAGATA」詳細はこちら
http://www.ozone.co.jp/space/yamagata/ ー

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★170219 今も立ち入りが制限されている警戒区域である、双葉町を歩く。 [★調査研究]

★今も立ち入りが制限されている警戒区域である、双葉町を歩く。
〈現地視察ツアー「福島・文化・文化財~被災地のミュージアムと文化財のこれから~〉
3日目の今日は、双葉町歴史民俗資料館を見た後に地震・震災後の町内を見て歩いた。
バスはゆっくりと併走。

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 昼食後に約3時間で、被曝した数値は1microsievert以下程度。
(単位は合ってるかな?)ー 場所: 双葉町

 2013年10月のレスキューの時はこんなにのどかな感じで歩いている場合ではなかったが、
タイベックス(防護服)+靴カバー+マスクは、二十数名の参加者ほぼ全員が装着している、
僕にとっては懐かしいアイテムだ。
分厚いダウンジャケットの上にこれを着るのは無理なので、
ダウンは脱いでヒートテック+ウールのパーカー上にタイベックスを着る。
今日は晴れていて、日中はこれで充分に温かく、暖房の無い建物内の方が冷える。

 案内をしていただいた地元の教育委員会(震災時は資料館学芸員)の方や
福島県博の方々は着ていない。
なので、タイベックスを着ることで、なんとなく異常時の体験ツアーのための小道具に見えなくもない。

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 今後、浜通り・福島第一原子力発電所の北側に「復興記念公園」などが整備されたら、
「観光」としてのツアーも企画されるだろう。
今回のツアーの最後に訪れた「中間貯蔵施設・予定地」(平成32 / 2020年完成予定で計画中)
を見学して、そう思った。

 案内してくれた町の方によると、これから地権者との土地買収交渉になる。
双葉町と福島県、そして気仙沼・石巻の方に予定されるであろう慰霊施設を担当する・国、
これらの実務的調整はUR都市機構も当たるという。
 いうまでもなく、小高い山の中には掘れば古墳など考古学的資料の宝庫であり、埋蔵文化財調査など行えば、それはそれで時間と費用はかかる。

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 「自分以外はみな先生」とある。浄土真宗のお寺の門前にて

 事業全体では膨大な予算が費やされることは容易に想像できる。国全体での収支を想像すると、日本は稼ぎ続けなければならない、とともに優れた技術開発研究が早急な義務であろう、ということを認識した。

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 今回の3日間のツアーのファシリテーターである、  藤井 光さんが、三脚を担いて先回りしつつ、  参加者一向を2機の白ズームレンズ付きカメラとガンマイクで狙っている。  スナイパーのような黒装束な趣き。。

 この「はま・なか・あいづ・・・」の事業?は、この3月いっぱいで5カ年の事業年度を終了するという。
この視察ツアーを企画(参加費無料!でした)し、お声がけいただいた、福島県立博物館の 川延 安直さん、小林 めぐみさんほかスタッフの皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。(`_´)ゞ

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 電柱の看板は「東北電力」であって「東京電力」ではない。
 この地は東北なのであり、東京はこの地を汚してしまったといえる。

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★170218 現地視察ツアー2日目・南相馬市博物館と朝日座。(執筆途中) [★調査研究]

★現地視察ツアー2日目「福島・文化・文化財~被災地のミュージアムと文化財のこれから~」
 170218(土) 南相馬市博物館~南相馬市立福浦小学校~朝日座

 2月18日(土)朝9時30分、福島県立博物館(会津)集合。
 2日目から参加の方は福島駅(福島市)で合流。
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★170217 現地視察ツアー「福島・文化・文化財~被災地のミュージアムと文化財のこれから~」へ参加 [★調査研究]

★170217 有給取得の金曜日、早起きして郡山経由でバスで会津若松、ようやく午後になって福島県立博物館へ到着。現地視察ツアー「福島・文化・文化財~被災地のミュージアムと文化財のこれから~」への参加が目的。
 http://urx.red/BTu0
 http://hamanakaaizu.jp/wp-content/uploads/ac2e461f157d54779940d218c0e8c2ee.pdf

 会場/視察コース
  1日目 福島県立博物館
  2日目 南相馬市博物館~南相馬市立福浦小学校~朝日座
  3日目 アートスペース盛高屋~双葉町歴史民俗資料館〜
      ~ヘルスケアーふたば~復興記念公園・アーカイブ拠点施設予定地

★東博に入って初めての仕事が、この博物館での「巡回展」(1999年)展示調整でした。
 仕事は展示前に前泊して、ケース位置確認と照明調整だったかな。。
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★最初にファシリテーターの藤井 光さんから、3日間の概要説明。
 映画監督としての藤井さん制作の『ASAHIZA 人間は、どこへ行く』を観る。
 http://www.asahiza.jp/ 映画についてはASAHIZA訪問の2日目。

★映画鑑賞後、展示を見る。
 森 幸彦学芸員(考古)の解説で、
『ふくしま震災遺産保全プロジェクト収蔵資料見学、同プロジェクト成果展』見学。
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 昨年、二本松での福島ビエンネーレでお会いした、
 岡部昌生さんのフロッタージュを見る。
 https://www.facebook.com/OKABEMASAOArt

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 そして「福島の震災をいかに伝えるか」参加者でディスカッション(司会:藤井光)
 ほぼ「文化財ってなに、震災・津波によるこれら遺産は文化財なのか・・」が主題に。

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 そして懇親会では参加者の親睦を深めつつ、東北からの参加者は少なく、
 関東地方、それもアーティストやデザイナーが多いことが明らかに。。。
 
 memo
 1日目
 13:30~13:45
  福島県立博物館講堂集合・事業説明
 13:45~15:00
  映画「ASAHIZA」上映(解説:藤井光)
 15:00~16:00
  ふくしま震災遺産保全プロジェクト収蔵資料見学、
  福島県立博物館・同プロジェクト成果展見学
 16:00~17:00
  ディスカッション「福島の震災をいかに伝えるか」(司会:藤井光)

★160817 内澤旬子『漂うままに島に着き』 [★調査研究]

★内澤旬子さんの
「女ひとり、生きるということ」『漂うままに島に着き』
 http://bookandbeer.com/event/20160817_tadayoumamani/
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 出版記念トークイベント@下北沢に参加。
 小豆島に移住した彼女の近況が聞くことができて、とても楽しいひと時でした。

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 下北沢の書店 B&B

ほぼ女性客の中僕のような⁈男客もチラホラ、
僕は会場の隅で目立たないようにしてたつもりが…
休憩タイムに声をかけていただいて二言三言、
今度は島に行く約束して、トーク後半へと。

予め配られた紙に、参加者は内澤さんに聞きたいことをなんでも書き込む、
人生相談のような質問にも、丁寧にサクサクと返すコメントは流石です。

いま離婚して色々やってるが、何も楽しくない →島の生活が忙しく楽しすぎて、
周りから毎日のようにディスられて →人間やなことは「忘れる技術」が大事、
どんな相手が結婚相手として避けるべきか →結婚相手は差別的な発言する人はNG、
そのほか、今後移住したいところは、将来の夢は、などなど。。。

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僕は休憩タイムに、内澤さんオリジナル美形ヤギイラスト皿と、
小豆島岡田農園・糖度高めシャインマスカットをゲット。

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お持ち帰りなり(`_´)ゞ

 実はいちばん聴きたかったのは
「豚」の時とはどう違うか、なぜ「山羊」なのか、
 そしておしまい、締めくくりはどうなるのか・・・(現在進行形だけどね)

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 旧著『飼い喰い 三匹の子豚とわたし』『捨てる女』
 
 『漂うままに島に着き』は、
 連載を読んでいなかったから、それは本を読むしかない。
 この夏後半のお楽しみだ。

 今日の本屋、僕が座った横の棚が「資本論」関係が並ぶのが記憶に刷り込まれた。
 それにしても絶妙な棚作りの書店だったなぁ。さすが下北沢。


★160405 31年ぶりの藝術大学入学式 [★調査研究]

★入学式へ出席するかどうか、
自分がこの大学で学び直す選択は間違っていなかったのかどうか?
今さらながらそんなことを考えつつ、新しい奏楽堂へ足を運んだ。
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(僕にとって奏楽堂とは上野公園にある旧いほう)
ほぼ自分の子どものような歳の新入生に囲まれて(笑

いま入学式で学長の式辞で演奏した“アダージョ”がリフレインしている。
https://www.youtube.com/watch?v=LCYHN9GeI8g

澤 和樹学長が椅子から立って一礼し、
あの演台のふところから徐にヴァイオリンを取り出して、
音が奏でられた一瞬で、僕の迷いは消えた。
この大学では(アカデミックにも、アンチテーゼとしても)
“藝術”についてさらに学ぶことができる(`_´)ゞ

演奏につづく澤学長のことば。
この一聴すると春らしくない曲を選んだが・・・そのままの語彙は「ゆっくりと」だが、
アダージョには「くうろぐ」という意がある。
澤学長は、このデジタルな時代に、人に「くつろぎ」を与える事ができるような、
そんな表現をこの大学で得て欲しい。
というような、式辞だったと僕は受け取った。

30年ほど前、19歳での学部入学式は、
ヴィヴァルディの“春”で迎えられてから式辞のことばがあり、
それだけであっさり終わって「えらいところに来たなぁ」という強烈な記憶だったが、
今日もそんな「デザインの表現」を自分も手にしたいと気持ちを新たにした。

明日からはそんなロマンティックなことは考えるひまはないが、
この学校の空間の中ではじっくり考える時間を得たい。
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黒猫★☆白蜂

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