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★平和祈年の夏 OKINAWA 2013 [都市・街・公園・光・風景]

★時期をずらして夏季休暇に感謝(^人^)
 沖縄へは3度目。
 本島しか、リゾート沖縄しかまだ知らないと言っていい程度。
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 南の島は、ほっておいてもバナナくらい生えるんだろう、
 なんて子供の頃は思っていた。(とんでもないことだ。)

 今日は《平和記念公園》へ そこには何があるのか!?
 恥ずかしながら、実はよく知らない。

★《沖縄県平和祈念資料館》展望台より『平和の礎(いしずえ)』が見える。
 130820_沖縄平和祈念資料館236_n.jpg

 この空間デザインはコンセプトは、
 “鉄の暴風の波濤が、平和の波となって、わだつみに折り返し行くコンセプト”
(パンフレットより)

 実は資料館の展示では、琉球が沖縄県になるまでの歴史と、
 その後、世界大戦に巻き込まれ、本土(日本)決戦までの砦となり、
 なるべく米軍/連合軍の兵力を弱めるための消耗戦に突入、
 敗戦(終戦)まで、アメリカの統治時代、

 そして日本への復帰までの歴史。それを、
 様々な映像、展示、ジオラマ、アーカイブによって、
 頭に叩き込まれるように見て・・・

 そして屋上展望台に上がって見た美しい景色。
 台風が近づき風が強い、晴れたり突然雨が降ったり、、

 ※映像は、全てアメリカによって撮影されたものだ。
  米国のアーカイブから起こされた展示映像なのだろう。。。

★《沖縄平和祈念堂》
 130820_沖縄平和祈念塔4179645_n.jpg

 130820_沖縄平和祈念堂281128_n.jpg

 中に入ってみる。。
 “平和祈念”のモニュメントとはなにか?
 “アート”は何が出来るのか、を突き付けられた。

 130820_沖縄平和祈念堂834983_n.jpg

 てっきりブロンズ像と思ったが、作者のこだわりで堆錦という、
 沖縄の伝統漆芸技法で作られた「沖縄平和祈念像」、
 作者の山田真山を全く知らなかったが、展示パネルを読むと、
 設立当時は多くの賛同を得て建立・建設されたらしい。

 建設当時の熱さ、のようなものが伝わってくるが、
 今対面してみると、時代に取り残された感は否めない。

 像の背面、地下への階段を降りると、展示ケースがある。
 世界から送られた?石(本当に石ころ?だ)がひっそりと。
 RIMG7929s.JPG
 もちろん、アメリカからの石ころもある。


★日本にとっての十五年戦争/太平洋戦争は“先の大戦”だが、
 アメリカにとっては“ずっと前の、古い戦争”に違いない。

 ここ沖縄の地でさえ、白梅の塔ほか学徒看護隊の事や、
 その場所についてはもう知らない若者も多いと聞く…
 僕も初めて知ることばかりだった。
 さてこの事を伝える方法論は?
 (「ひめゆりの塔」「白梅の塔」については、後日)
 130820_平和祈年パンフ1950_n.jpg

 と思ったのは、
 この同じ場所の《平和祈念》パンフレットのメッセージが、
 やや抽象化しているのではないか?と感じたから。

 うーむ。
 平和ってなんだ? 反戦のことか…
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