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★第46回 茶道遠州会 全国大会 [数寄・茶の湯・遠州流]

★きのう(14日)は『第46回 茶道遠州会 全国大会』に参加。
 全国大会へは2009年の 京都・大徳寺以来の二回目。
 5時前起きで、袷の着物・袴で御成門の東京美術倶楽部へ。
 御成門とは、いきなり江戸・武家っぽい世界だなぁ 快晴。

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 と、タクシーで行ったら20分で着いた。
 お茶は1時間早く、というが、ほんとに約50分間散歩して待つ。
 で、今日の役目は“コンシェルジュ”

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 十班に別れたお客様を、綿密な時間割に沿って全体がスムーズに進行するよう、
 お客様をご案内する役割。なので、今日は正座はまったくナシでよろしい茶会。(笑)

★お仕事の合間に美味しい(昼) 「懐石 小室」の点心でした。
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 十組の濃茶・薄茶・立礼・その他展示会など、無事に茶会は終了。
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★根津美術館館長 根津公一氏の挨拶で始まった、ホテルオークラでの懇親会(`_´)ゞ
 スペシャルゲスト:東儀秀樹さんの笙(しょう)による演奏。
 疲れた茶人たちには眠気を誘う音色♬♪か。。

 東京藝術大学 宮田亮平学長の藝大と故紅心宗匠への思いや、
 遠州流藝大茶会の話に続いてようやく「乾杯!」で宴会スタート・・・

 オークラの美味しいフレンチ・フルコースはなんとも贅沢。

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 お題は『小堀遠州 江戸を生きる』/なんと神田紅さんの講談、面白い。
 いつもテレビやラジオではなんとなく聞いてたけど、
 まさか小堀遠州の、ほぼ聞き慣れた逸話の数々だけど、ぐいぐい話に引込まれて///
 あっという間の、圧倒的な三十分(もっと長かったかも)

 ややマジメな内容だけど、お茶はよくわからなくて・・・という来賓のお客様も、
 いかに小堀遠州が、利休・織部につづく、いわばお茶の正統を受け継いでいるか!?
 ということを脳裏に焼き付かされてしまったのではないだろうか!な講談でした。

 ご招待来賓としていらしていた、東京国立博物館名誉館員というより、
 大先輩であり、学生時代「東洋陶磁史」を教わった、
 林屋晴三先生にもご挨拶することができた。
 故小堀宗慶宗匠との数々の茶会話は、つきることなくいつも深くて面白い。

★懇親会でマイクを向けられた ルー大柴さん、
 全く一門人として手伝いで参加(僕とほぼ同期。準師範はご一緒の時でした)

 残念ながら同席できませんでしたが、
 男性ばかりの濃茶席の中で「おはこび」役として、
 “トゥギャザー”されていたとのこと(`_´)ゞ

 茶の道では“トゥギャザーしなきゃ”いけないなぁ、
 と学んだ、ながいながい一日を過ごした全国大会でした。。

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