★京都・龍谷ミュージアム [博物館・美術館]
★京都の 龍谷ミュージアムへ。
2011年開館の、西本願寺の向かいに建つ「仏教総合博物館」である。
設計は日建設計、展示は丹青社、とのことで期待大。
建築外観・エントランス・地下受付フロア・コインロッカー//などチェック。
外観から見る通り、大胆な太さ!の波打つルーバーが特徴で、これが内装・天井などへ続く。
仏教的なイメージをアレンジしたのかは?だが、面白いファサード。
この小窓は内側から見ると結露が・・この納まりは難しい。
『釈尊と親鸞』の展示が開館記念・親鸞聖人750回大遠忌法要記念開催中。
入館料500円を払って、オリジナルと思われる音声ガイドを借りて展示室へ。
これがベゼクリク石窟第15窟/デジタル展示で楽しめる仕掛けが。。
展示室は壁付きガラスケースが周囲を取り囲む、博物館的(つまり資料紹介的)な展示。
展示台・キャプション・音声ガイド表示などデザインの統一性は感じられない。
展示品は一級品ぞろいで、仏伝の浮彫り彫刻からひとつひとつ丁寧に鑑賞。
☆地味ながら!? 教典に目がとまった。
仏教系大学の博物館ならでは、の学問的資料といえるだろう。
「ガンダーラ語賢劫教」バーミヤーン 3世紀 林寺厳州コレクション
(おかしいな?リストでは展示されていない?)
「摩訶般若波羅蜜経 巻第二十四」クチャ 6世紀 龍谷大学
「サンスクリット長阿含教」ギルギット(?) 8世紀前半 平山郁夫シルクロード美術館
まったく読めない文字だが、
ブッダのことばを正に伝えようとする祈りの言葉がビンビンと伝わってくる。
まだまだ勉強しないとなぁ・・と思っていたら、
四カ国語の映像+音声システムがあり、ブッダの言葉を原語で聴かせてくれて、いい。
さて音声ガイド機器は小型でシンプルな操作感は良いのだが、
後ろ回し式ヘッドホンは帽子を被っているとぶつかってうっとおしいのが難。
しかし、あまり期待していなかった「ベゼクリク石窟第15窟・デジタル展示」は、
展示もおもしろく、音声ガイドの“仕掛け”もなかなか楽しめた。
あれはただ通り過ぎるだけだと魅力が半減してしまうだろう。
★照明は、露出展示と独立ケースではLEDとハロゲンのスポットライトを併用。
壁付きでは上部にLEDライン照明+LEDスポットと、一部に下部LEDライン器具を使用。
上部ライン照明は、色温度を2種で、展示物に合わせて可変させているのが気になる。
下部ライン照明は、ケース内床面の電源供給ラインからコードで給電するシステム。
インフラじたいは悪くないので、展示空間全体での照明調整にやや疑問が、、
LED素子そのものの演色性など検討が必要かもしれない。
ミュージアムショップ&カフェから見上げた、木ルーバー天井。
2011年開館の、西本願寺の向かいに建つ「仏教総合博物館」である。
設計は日建設計、展示は丹青社、とのことで期待大。
建築外観・エントランス・地下受付フロア・コインロッカー//などチェック。
外観から見る通り、大胆な太さ!の波打つルーバーが特徴で、これが内装・天井などへ続く。
仏教的なイメージをアレンジしたのかは?だが、面白いファサード。
この小窓は内側から見ると結露が・・この納まりは難しい。
『釈尊と親鸞』の展示が開館記念・親鸞聖人750回大遠忌法要記念開催中。
入館料500円を払って、オリジナルと思われる音声ガイドを借りて展示室へ。
これがベゼクリク石窟第15窟/デジタル展示で楽しめる仕掛けが。。
展示室は壁付きガラスケースが周囲を取り囲む、博物館的(つまり資料紹介的)な展示。
展示台・キャプション・音声ガイド表示などデザインの統一性は感じられない。
展示品は一級品ぞろいで、仏伝の浮彫り彫刻からひとつひとつ丁寧に鑑賞。
☆地味ながら!? 教典に目がとまった。
仏教系大学の博物館ならでは、の学問的資料といえるだろう。
「ガンダーラ語賢劫教」バーミヤーン 3世紀 林寺厳州コレクション
(おかしいな?リストでは展示されていない?)
「摩訶般若波羅蜜経 巻第二十四」クチャ 6世紀 龍谷大学
「サンスクリット長阿含教」ギルギット(?) 8世紀前半 平山郁夫シルクロード美術館
まったく読めない文字だが、
ブッダのことばを正に伝えようとする祈りの言葉がビンビンと伝わってくる。
まだまだ勉強しないとなぁ・・と思っていたら、
四カ国語の映像+音声システムがあり、ブッダの言葉を原語で聴かせてくれて、いい。
さて音声ガイド機器は小型でシンプルな操作感は良いのだが、
後ろ回し式ヘッドホンは帽子を被っているとぶつかってうっとおしいのが難。
しかし、あまり期待していなかった「ベゼクリク石窟第15窟・デジタル展示」は、
展示もおもしろく、音声ガイドの“仕掛け”もなかなか楽しめた。
あれはただ通り過ぎるだけだと魅力が半減してしまうだろう。
★照明は、露出展示と独立ケースではLEDとハロゲンのスポットライトを併用。
壁付きでは上部にLEDライン照明+LEDスポットと、一部に下部LEDライン器具を使用。
上部ライン照明は、色温度を2種で、展示物に合わせて可変させているのが気になる。
下部ライン照明は、ケース内床面の電源供給ラインからコードで給電するシステム。
インフラじたいは悪くないので、展示空間全体での照明調整にやや疑問が、、
LED素子そのものの演色性など検討が必要かもしれない。
ミュージアムショップ&カフェから見上げた、木ルーバー天井。