★@印刷博物館/空海/グラフィックトライアル [博物館・美術館]
★日芸CDXIの見学授業: 印刷博物館へ
今日のメニューは盛りだくさん!
日本を代表する印刷会社の大企業&博物館だ。
文字・印刷の原点からオフセット印刷の限界への挑戦プロジェクト、
最新のデジタルアーカイブ/VR事業の紹介まで。
そして弘法大師 空海の伝える文書・書跡の鑑賞。
・・・吸収しきれるか、集中力が続くだろうか・・・
◆凸版印刷の トッパンVRシステム。
その原点が、この《システィーナ礼拝堂》(1998年)とのこと。
実は僕が最も見たかったコンテンツなので、かなり興奮した。
監修は故 若桑みどり氏。
なんとなくまだプリミティブな感じが残っているものの、
VRコンテンツとしてはなかなかの完成度なのだろう。
実際の体験と予備知識の度合いで、鑑賞の奥行きは異なるのだが//
以下画像はホンモノ・システィーナ礼拝堂。
↓
手前の細長い屋根がシスティーナ礼拝堂。ヴァチカンのドーム屋根より。
ミケランジェロの壁画修復中。1989年4月:この頃はまだ撮影OKだった。
Nikon EM+タムロン35−135、KODAK エクタクロームASA200×40本
1日36枚撮影で40日間の貧乏旅行。気合い入ってるなぁ。
◆ プロローグ展示ゾーン
ラスコーの壁画〜現代のデジタル媒体まで、
人類がその存在を残そうとした痕跡をたどる。
でも学生には本物を見てほしいなぁ。。感動の度合いが違う。
↓
ハンムラビ法典の展示@ルーブル美術館
ロゼッタストーンの展示 @THE BRITISH MUSEUM
この板に刻まれた三言語の文字が歴史を解き明かす。
さてこの展示の中でいくつオリジナルを実見できるだろう!?
◆企画展示 『空海からのおくりもの』
じっくり集中して鑑賞するが、ちょっと内容が難しい。
展示デザインの手法が、この内容にしてはちょっとうるさいのでは?
モノを見せる部分と、周辺の演示とのバランスが、ちょっと古い気がする。
会場中央にあった立体曼荼羅図は面白そうだが、輝度が強すぎて近寄れない。
※会場入口にあった〈現代では適切でない表現もふくまれていますが・・・〉の立て看板。
どの展示だったのだろう・・・? 会場で質問するのを失念。
◆総合展示
開館当初?から、良い状態でメンテナンスされているので、美しく保たれている。
オリジナルの魅力をもっと見せるべき箇所と、複製の展示を等価値に扱う手法は、
ちょっともったいない。歴博や江戸博と同様の展示手法。
『ターヘルアナトミア』『解体新書』これは手に取って見たいぞ。。
◆P&Pギャラリー
グラフィックトライアル
時間切れでさらっと見るつもりが、解説を聞くうちに楽しくなった。
祖父江慎、名久井直子、佐藤可士和、山本剛久の4名による、
オフセット印刷の限界とタブーに挑む=それが〈トライアル〉という企画。
祖父江さんのカレー粉を混ぜた『カレー印刷』は、ドローイングが素晴らしい。
日本が世界に誇るグラフィックデザインのこだわりレベルと、
それを支える印刷技術と職人技の一端に触れることができた。
この“技”にかける誇りを、自分も、そして若い世代が保ち続けなければならない。。
今日のメニューは盛りだくさん!
日本を代表する印刷会社の大企業&博物館だ。
文字・印刷の原点からオフセット印刷の限界への挑戦プロジェクト、
最新のデジタルアーカイブ/VR事業の紹介まで。
そして弘法大師 空海の伝える文書・書跡の鑑賞。
・・・吸収しきれるか、集中力が続くだろうか・・・
◆凸版印刷の トッパンVRシステム。
その原点が、この《システィーナ礼拝堂》(1998年)とのこと。
実は僕が最も見たかったコンテンツなので、かなり興奮した。
監修は故 若桑みどり氏。
なんとなくまだプリミティブな感じが残っているものの、
VRコンテンツとしてはなかなかの完成度なのだろう。
実際の体験と予備知識の度合いで、鑑賞の奥行きは異なるのだが//
以下画像はホンモノ・システィーナ礼拝堂。
↓
手前の細長い屋根がシスティーナ礼拝堂。ヴァチカンのドーム屋根より。
ミケランジェロの壁画修復中。1989年4月:この頃はまだ撮影OKだった。
Nikon EM+タムロン35−135、KODAK エクタクロームASA200×40本
1日36枚撮影で40日間の貧乏旅行。気合い入ってるなぁ。
◆ プロローグ展示ゾーン
ラスコーの壁画〜現代のデジタル媒体まで、
人類がその存在を残そうとした痕跡をたどる。
でも学生には本物を見てほしいなぁ。。感動の度合いが違う。
↓
ハンムラビ法典の展示@ルーブル美術館
ロゼッタストーンの展示 @THE BRITISH MUSEUM
この板に刻まれた三言語の文字が歴史を解き明かす。
さてこの展示の中でいくつオリジナルを実見できるだろう!?
◆企画展示 『空海からのおくりもの』
じっくり集中して鑑賞するが、ちょっと内容が難しい。
展示デザインの手法が、この内容にしてはちょっとうるさいのでは?
モノを見せる部分と、周辺の演示とのバランスが、ちょっと古い気がする。
会場中央にあった立体曼荼羅図は面白そうだが、輝度が強すぎて近寄れない。
※会場入口にあった〈現代では適切でない表現もふくまれていますが・・・〉の立て看板。
どの展示だったのだろう・・・? 会場で質問するのを失念。
◆総合展示
開館当初?から、良い状態でメンテナンスされているので、美しく保たれている。
オリジナルの魅力をもっと見せるべき箇所と、複製の展示を等価値に扱う手法は、
ちょっともったいない。歴博や江戸博と同様の展示手法。
『ターヘルアナトミア』『解体新書』これは手に取って見たいぞ。。
◆P&Pギャラリー
グラフィックトライアル
時間切れでさらっと見るつもりが、解説を聞くうちに楽しくなった。
祖父江慎、名久井直子、佐藤可士和、山本剛久の4名による、
オフセット印刷の限界とタブーに挑む=それが〈トライアル〉という企画。
祖父江さんのカレー粉を混ぜた『カレー印刷』は、ドローイングが素晴らしい。
日本が世界に誇るグラフィックデザインのこだわりレベルと、
それを支える印刷技術と職人技の一端に触れることができた。
この“技”にかける誇りを、自分も、そして若い世代が保ち続けなければならない。。