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★レンブラント 光の探求|闇の誘惑 [展覧会・アートイベント etc.]

★昼休みに国立西洋美術館へ
  レンブラント 光の探求|闇の誘惑
 公式HP= http://www.ntv.co.jp/rembrandt/

 Rembrant0044947.JPG

★展覧会は、最初からレンブラントの版画がズラッと並ぶ。
 単眼鏡で見ると、彼のタッチと黒の深みの出し方がわかる。
 僕自身はエッチングの経験は無いが、
 道具/技法と見方は、父から教えてもらった。
 紙や腐食の違いによる、表現の差がわかる展示構成。
 レンブラントが「和紙」の魅力を引き出そうとしている。
 http://www.ntv.co.jp/rembrandt/works/index03.html

 意外なモチーフ《貝殻》が良かったなぁ。

★展示方法
 トーハクの『写楽展』と両方見ると、版画については、
 一方が木版画、一方が銅版画である違いはあるが、
 例えば大英博物館での額・マット・アクリルの仕様を見ると、
 共通の考え方で作られていることがわかる。

 版画の額を壁に固定する方法では、
 写楽よりレンブラントのほうがきれいだ。
 金具をシールで隠すやり方に西美のほうに分がある。
 展示替えの手間を考慮すると、仕方ないのだろうか。

★僕が学生時代からお世話になっている 紙舗 直が、
 展覧会場の途中でインスタレーションをしていた。
 サントリー美術館的な演出、西美では初めてか?
 
 坂本直昭さんとはもう10年以上お会いしていないが、
 紙の持つ力、その命を教えてくれた方だ。
 デッサンや版画でもこの店の紙を使ったけど・・・紙に負けた。。
 あの版画(リトグラフ)、引っ張り出して額装してみよう。

★版画から変わって、油画が並ぶ展示室へ。
 やはり板絵が目を引く。

★ヴンダーカンマーに驚いた。
 なんとレンブラントハイス=レンブラントの家は、
 写真で見ると『驚異の部屋』そのものの内装なのだ!
 これは落とし穴だった。
 アムステルダム、行かないと!
 
 レンブラントを堪能したひととき。
 バタ丼を食べて仕事に戻ろう。

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