★初釜 [数寄・茶の湯・遠州流]
★職場の“茶の湯研究会”初釜。
※茶会後にあまった花をいただいたので、入れてみた。
様々な流派あり、素晴らしい道具に接する事もあり、
初心者からベテランまでが、
(僕は、中級くらい!? 茶名はあるものの・・・)
OBの大先輩からの(時に厳しく)あたたかいご指導もいただいて、
いつもこの会は楽しい。
◆朝の準備で結び柳が床に飾られ、花入れには曙椿?に梅。
各担当がテキパキと動いて、準備が整い、皆で朝礼。
主菓子は花びら餅という、初釜らしい空間での茶。
濃茶席の二席目に、正客の指名をいただいた。
点法で恥をかく事があった昨年!?だが、
亭主との呼吸と、他への気配り・流れ?も必要な役割は初めて。
今年はいただき方も意識しないといけないな。
〈拝見〉の際、遠州流では出し袱紗を使うが、
茶入、茶杓、お仕覆それぞれ使い方が異なる。
次客の方からが使わない方だと、自分の袱紗がずーっと回ってしまって・・・
道具を袱紗に乗せて拝見する丁寧な扱いだが、
使い方を違えると、かえって危なっかしくもみえることも。
とっさの応用も茶席では試される事が多い、というのが教訓。
お弁当を皆で食べてから、午後は薄茶席が三席。
水屋/半東/客、と役目をチェンジしながら。
まさに基本と応用の連続で・・・立ったり座ったりでさすがにヒザが。。
◆後片付け:道具の仕舞いを手こずってしまい、同僚に助け舟を。。
道具の素晴らしさがわかるだけに、扱いをまかされても出来ず・・・
もうちょっと道具の扱いに慣れないとな。(身近な道具で練習あるのみ)
研究会は、礼に終わって終了。
最後に先生方を囲んでの記念写真。
※あとで「遠州流って動きが大きくてカッコ良かったですね」
とおっしゃる方がいて、多少その面もあったかもしれないが、
上手な方はもっとコンパクトに動きにムダが無い、はず!?
※茶会後にあまった花をいただいたので、入れてみた。
様々な流派あり、素晴らしい道具に接する事もあり、
初心者からベテランまでが、
(僕は、中級くらい!? 茶名はあるものの・・・)
OBの大先輩からの(時に厳しく)あたたかいご指導もいただいて、
いつもこの会は楽しい。
◆朝の準備で結び柳が床に飾られ、花入れには曙椿?に梅。
各担当がテキパキと動いて、準備が整い、皆で朝礼。
主菓子は花びら餅という、初釜らしい空間での茶。
濃茶席の二席目に、正客の指名をいただいた。
点法で恥をかく事があった昨年!?だが、
亭主との呼吸と、他への気配り・流れ?も必要な役割は初めて。
今年はいただき方も意識しないといけないな。
〈拝見〉の際、遠州流では出し袱紗を使うが、
茶入、茶杓、お仕覆それぞれ使い方が異なる。
次客の方からが使わない方だと、自分の袱紗がずーっと回ってしまって・・・
道具を袱紗に乗せて拝見する丁寧な扱いだが、
使い方を違えると、かえって危なっかしくもみえることも。
とっさの応用も茶席では試される事が多い、というのが教訓。
お弁当を皆で食べてから、午後は薄茶席が三席。
水屋/半東/客、と役目をチェンジしながら。
まさに基本と応用の連続で・・・立ったり座ったりでさすがにヒザが。。
◆後片付け:道具の仕舞いを手こずってしまい、同僚に助け舟を。。
道具の素晴らしさがわかるだけに、扱いをまかされても出来ず・・・
もうちょっと道具の扱いに慣れないとな。(身近な道具で練習あるのみ)
研究会は、礼に終わって終了。
最後に先生方を囲んでの記念写真。
※あとで「遠州流って動きが大きくてカッコ良かったですね」
とおっしゃる方がいて、多少その面もあったかもしれないが、
上手な方はもっとコンパクトに動きにムダが無い、はず!?
★トランスフォーメーション / Transformation [展覧会・アートイベント etc.]
★振替休日・夕方からうずうずして東京都現代美術館へ
『 トランスフォーメーション』
★トランス休憩中・マイマグ @スタバ
※先日、この春にエベレストに2度目のアタック!をするという、
↓
石川直樹さんとお会いする機会があり、この展覧会を早く見たかった。
石川直樹さんへ学芸員・長谷川祐子氏がインタビューしたビデオ。
エベレストでの、あのトランス状態で体験を語ったことばは圧巻!
“酸素ボンベ無しだと、8000mから先は、死ぬと思った”
成層圏が見える世界…での記録ビデオ映像に、真っ黒に焦げた顔が映る。
探検家の冒険談、ではなく、それを美に昇華させる力強さを感じた。
そのアスリートぶりには嫉妬するなあ・・・(笑)
同じフロアのマシュー・バーニーのインスタレーション&ビデオには、
さすがに多くの若者がフロアに座って囲んでいたが、(僕は座る気になれない)
どうも東京で見ると、彼の作品にリアリティを感じない。
次のコーナーの石川直樹の写真を見て、エベレストにはとても届かないものの、
何か心の琴線にビッシビシ来てしまった(ほんと)
※マシュー・バーニーの作品にはフランクフルトやパリで見て衝撃を受けたが、
そのほかヤン・ファーブルなど初めて実見した著名作家のほか、
とても楽しめた展覧会。
(会場構成とデザイン/施工/照明はイマイチかなぁ・・・まあここは期待×だが)
高校生らしい客を含め、若い人でまずまずの人でのようであった。
ヤン・ファーブルのBicボールペンでぐりぐり塗り込んだ小品。
すげー!良かった。
ツノを生やした居並ぶ首のやつよりも、ビシビシ来てしまった。
で、西洋人のトランスフォーメーションと、アジア人のその感覚との相違。。
図録の(中沢新一氏含む)テキストでは、どんな解釈をしているのかな⁉
比較解剖学、発生学、身体論、進化論的な言及は…さて⁈
※こういう展覧会、美術解剖学会/日本美術解剖学会などで語れると面白い。
昨年の『 東京藝大トランスWEEKS』のパンフも読み返してみよう。
※ 東京スプツニ子!│Sputniko ! の作品に惹かれた。
今後の作品の出し方に注目してみたいぞ。
★帰り道、すごーく久方ぶりに、浜町の ベスパに立ち寄る。
マサルさんと少し相談して、少々!?の買い物。
寒いからって、ほったらかしはかわいそうなので、
気合い入れてキックスタートすべし!
このブログの名前が無く・・・エベレストに比べりゃ暖かいぞ!?
『 トランスフォーメーション』
★トランス休憩中・マイマグ @スタバ
※先日、この春にエベレストに2度目のアタック!をするという、
↓
石川直樹さんとお会いする機会があり、この展覧会を早く見たかった。
石川直樹さんへ学芸員・長谷川祐子氏がインタビューしたビデオ。
エベレストでの、あのトランス状態で体験を語ったことばは圧巻!
“酸素ボンベ無しだと、8000mから先は、死ぬと思った”
成層圏が見える世界…での記録ビデオ映像に、真っ黒に焦げた顔が映る。
探検家の冒険談、ではなく、それを美に昇華させる力強さを感じた。
そのアスリートぶりには嫉妬するなあ・・・(笑)
同じフロアのマシュー・バーニーのインスタレーション&ビデオには、
さすがに多くの若者がフロアに座って囲んでいたが、(僕は座る気になれない)
どうも東京で見ると、彼の作品にリアリティを感じない。
次のコーナーの石川直樹の写真を見て、エベレストにはとても届かないものの、
何か心の琴線にビッシビシ来てしまった(ほんと)
※マシュー・バーニーの作品にはフランクフルトやパリで見て衝撃を受けたが、
そのほかヤン・ファーブルなど初めて実見した著名作家のほか、
とても楽しめた展覧会。
(会場構成とデザイン/施工/照明はイマイチかなぁ・・・まあここは期待×だが)
高校生らしい客を含め、若い人でまずまずの人でのようであった。
ヤン・ファーブルのBicボールペンでぐりぐり塗り込んだ小品。
すげー!良かった。
ツノを生やした居並ぶ首のやつよりも、ビシビシ来てしまった。
で、西洋人のトランスフォーメーションと、アジア人のその感覚との相違。。
図録の(中沢新一氏含む)テキストでは、どんな解釈をしているのかな⁉
比較解剖学、発生学、身体論、進化論的な言及は…さて⁈
※こういう展覧会、美術解剖学会/日本美術解剖学会などで語れると面白い。
昨年の『 東京藝大トランスWEEKS』のパンフも読み返してみよう。
※ 東京スプツニ子!│Sputniko ! の作品に惹かれた。
今後の作品の出し方に注目してみたいぞ。
★帰り道、すごーく久方ぶりに、浜町の ベスパに立ち寄る。
マサルさんと少し相談して、少々!?の買い物。
寒いからって、ほったらかしはかわいそうなので、
気合い入れてキックスタートすべし!
このブログの名前が無く・・・エベレストに比べりゃ暖かいぞ!?
★ 《次世代照明革命 》 [出版/寄稿/レクチャー/取材 etc.]
★少し前に受けたインタビュー掲載誌が届いた。
『グリーンニューディールが2時間でわかる週刊誌!! 環境エネルギー産業情報』
(産業タイムズ社)
《次世代照明革命 LEDが切り開く新しい展示照明》
まあ、なんと大胆なタイトルか・・・!
ちょっとゲラのチェックが甘かったかな、という箇所を見つけてしまった・・・
大筋では間違っていないが、少々事実と異なる受け取られ方をするかも?(言い訳)。
掲載画像のキャプションも正確ではないのは、最終確認を怠ってしまったせい(反省)
どうもこの業界、このままの方向を展望しがちだが、
一律に足並みをそろえるのが望ましいとは、正直思っていない。
しかし、LEDによる照明の実用化の波が、
予想以上に早い!という現実が目の前で起きているのも事実。
それでも日本の世界に誇るべきLEDの開発技術と、
照明器具としての商品化・生産力パワーが、うまく結実すれば、
どこにも負けない製品を作れるはず!!
なにより、正しく・安全に・美しく、
作品の魅力を引き出し、あるべき展示空間を作ることを願い、
そして微力ながらテクニックとアイデアを駆使して頑張るべし! なのだ。
『グリーンニューディールが2時間でわかる週刊誌!! 環境エネルギー産業情報』
(産業タイムズ社)
《次世代照明革命 LEDが切り開く新しい展示照明》
まあ、なんと大胆なタイトルか・・・!
ちょっとゲラのチェックが甘かったかな、という箇所を見つけてしまった・・・
大筋では間違っていないが、少々事実と異なる受け取られ方をするかも?(言い訳)。
掲載画像のキャプションも正確ではないのは、最終確認を怠ってしまったせい(反省)
どうもこの業界、このままの方向を展望しがちだが、
一律に足並みをそろえるのが望ましいとは、正直思っていない。
しかし、LEDによる照明の実用化の波が、
予想以上に早い!という現実が目の前で起きているのも事実。
それでも日本の世界に誇るべきLEDの開発技術と、
照明器具としての商品化・生産力パワーが、うまく結実すれば、
どこにも負けない製品を作れるはず!!
なにより、正しく・安全に・美しく、
作品の魅力を引き出し、あるべき展示空間を作ることを願い、
そして微力ながらテクニックとアイデアを駆使して頑張るべし! なのだ。
★ 日本美術解剖学会 in 東京藝術大学 [骨・美術解剖学・身体]
★きょうは 日本美術解剖学会 in 東京藝術大学。
午後からのシンポジウムに登壇予定、である。
今年は養老孟司会長の講演があるので、前座的なもんだろう・・と思っていたら、
しっかり時間を頂戴してしまったので、なんとかまとめねば。。(汗)
◆ シンポジウムⅠ「筋肉について~科学の立場から」
坂井建雄 (順天堂大学医学部教授)
遠藤秀紀 (東京大学教授)
司会:布施英利 (東京藝術大学准教授)
◆ シンポジウムⅡ「筋肉について~芸術の立場から」
松井冬子 (画家)
木下史青 (東京国立博物館デザイン室長)
司会:布施英利(東京藝術大学准教授)
◆ 会長講演・養老孟司 (東京大学名誉教授)
★=================================
テーマは筋肉:
◆順天堂大・坂井先生の、ヴェサリウス以来の解剖図についての講演、
帰ってから先生の著書『人体観の歴史』(岩波書店)読み返してみよう。
◆東大総合研究博物館・ 遠藤秀紀さんの解剖現場の喜び(^O^)/についての講演。
アリクイの解剖と咀嚼筋、噛筋の写真&「動きCG」は面白く、、、
アリクイは顎が上下でなく、なんと“左右”に開いて「噛む」
そこに機能“美”はあると感じたが、
大系的な美=アートの文脈化はできるだろうか⁈
◆布施先生のレオナルドの解剖図」:指の筋肉についてのレクチャー。
浅層筋と深層筋との関係、、など。
やはりダ・ヴィンチの表現には別格の“美”がある…
◆画家: 松井冬子さんの「仔牛解剖」プレゼン。
彼女の容姿・その画風と異なり(失礼)、震える声で作画プロセスを語る。
…ソーセージ作りと内臓の解剖は、見た目変わらないんだが、。
画家はあらゆる状況/真実を冷徹に見つめる眼を持たねばならない。
講演後に名刺交換:次の美術館での個展に期待。
★そして自分の番。演題は、、
『“光の秩序”と“お堂の光” ーギリシャ彫刻と仏像を見せる展示』
なんともこじつけっぽいなあ(苦笑)
20年以上(自己の半生)の『石膏デッサン=石膏像を描く意味』に関連して、
藝大美大受験時代から、大学に入っても身についてしまった、
光や造形原理の捉え方が、いかにいまの展示デザインの仕事に対して、
その価値観が、良くも悪くも影響を与えてしまっているか・・・
その功罪!?を前提に、2005年に東博で経験した『踊るサテュロス』と、
『中宮寺 菩薩半跏像』の展示と照明についての事例紹介をおこなった。
※養老先生に僕の拙い話を聞いていただいて、恐縮しつつ無上の喜び f^_^;)
藝大浪人時代の石膏デッサン《マルス》
「ボルゲーゼのアレス(マルス)」前1世紀あるいは1世紀(原作:前420年ごろ) ルーブル美術館蔵
(本末転倒だが)立像としての「マルス」から何を学ぶ!?
◆養老孟司会長の講演は、やはり⁈ラオスのゾウムシのことから。
ゾウムシの顎は、その頭部から伸びた先端にあり、それを動かす筋肉は頭部に。
それを長い腱で動かしている。
昆虫の関節部は、脊椎動物と違って、「ゴツゴツ/ザラザラ」していて、
そのことで動きがスムーズでなく何段階かの動きになるが、
寿命が短い彼らの場合は、それでOKなのだろう・・・
最後に『虫の図鑑・クワガタ編』の話。
ふつう「シンメトリー」でない日本人的メンタリティと思うのだが、
昆虫標本づくりにおいては、徹底して虫の6本の脚を、手間ひまかけて、
きっちりとシンメトリーにすることにこだわる。それは何故か?
★学会総会は、あっというまの3時間で閉幕。
懇親会は残念ながらの欠席。。
午後からのシンポジウムに登壇予定、である。
今年は養老孟司会長の講演があるので、前座的なもんだろう・・と思っていたら、
しっかり時間を頂戴してしまったので、なんとかまとめねば。。(汗)
◆ シンポジウムⅠ「筋肉について~科学の立場から」
坂井建雄 (順天堂大学医学部教授)
遠藤秀紀 (東京大学教授)
司会:布施英利 (東京藝術大学准教授)
◆ シンポジウムⅡ「筋肉について~芸術の立場から」
松井冬子 (画家)
木下史青 (東京国立博物館デザイン室長)
司会:布施英利(東京藝術大学准教授)
◆ 会長講演・養老孟司 (東京大学名誉教授)
★=================================
テーマは筋肉:
◆順天堂大・坂井先生の、ヴェサリウス以来の解剖図についての講演、
帰ってから先生の著書『人体観の歴史』(岩波書店)読み返してみよう。
◆東大総合研究博物館・ 遠藤秀紀さんの解剖現場の喜び(^O^)/についての講演。
アリクイの解剖と咀嚼筋、噛筋の写真&「動きCG」は面白く、、、
アリクイは顎が上下でなく、なんと“左右”に開いて「噛む」
そこに機能“美”はあると感じたが、
大系的な美=アートの文脈化はできるだろうか⁈
◆布施先生のレオナルドの解剖図」:指の筋肉についてのレクチャー。
浅層筋と深層筋との関係、、など。
やはりダ・ヴィンチの表現には別格の“美”がある…
◆画家: 松井冬子さんの「仔牛解剖」プレゼン。
彼女の容姿・その画風と異なり(失礼)、震える声で作画プロセスを語る。
…ソーセージ作りと内臓の解剖は、見た目変わらないんだが、。
画家はあらゆる状況/真実を冷徹に見つめる眼を持たねばならない。
講演後に名刺交換:次の美術館での個展に期待。
★そして自分の番。演題は、、
『“光の秩序”と“お堂の光” ーギリシャ彫刻と仏像を見せる展示』
なんともこじつけっぽいなあ(苦笑)
20年以上(自己の半生)の『石膏デッサン=石膏像を描く意味』に関連して、
藝大美大受験時代から、大学に入っても身についてしまった、
光や造形原理の捉え方が、いかにいまの展示デザインの仕事に対して、
その価値観が、良くも悪くも影響を与えてしまっているか・・・
その功罪!?を前提に、2005年に東博で経験した『踊るサテュロス』と、
『中宮寺 菩薩半跏像』の展示と照明についての事例紹介をおこなった。
※養老先生に僕の拙い話を聞いていただいて、恐縮しつつ無上の喜び f^_^;)
藝大浪人時代の石膏デッサン《マルス》
「ボルゲーゼのアレス(マルス)」前1世紀あるいは1世紀(原作:前420年ごろ) ルーブル美術館蔵
(本末転倒だが)立像としての「マルス」から何を学ぶ!?
◆養老孟司会長の講演は、やはり⁈ラオスのゾウムシのことから。
ゾウムシの顎は、その頭部から伸びた先端にあり、それを動かす筋肉は頭部に。
それを長い腱で動かしている。
昆虫の関節部は、脊椎動物と違って、「ゴツゴツ/ザラザラ」していて、
そのことで動きがスムーズでなく何段階かの動きになるが、
寿命が短い彼らの場合は、それでOKなのだろう・・・
最後に『虫の図鑑・クワガタ編』の話。
ふつう「シンメトリー」でない日本人的メンタリティと思うのだが、
昆虫標本づくりにおいては、徹底して虫の6本の脚を、手間ひまかけて、
きっちりとシンメトリーにすることにこだわる。それは何故か?
★学会総会は、あっというまの3時間で閉幕。
懇親会は残念ながらの欠席。。
★【アルブレヒト・デューラー版画・素描展】《マクシミリアン1世の凱旋門》 [展覧会・アートイベント etc.]
★仕事をしてたら、国立西洋美術館の展覧会が最終日であることに気付いた。
切りのいいところで西美へ向かう。。。
アルブレヒト・デューラー版画・素描展 宗教/肖像/自然
◆昨年11月から見に行きたかった、
《マクシミリアン1世の凱旋門》をようやっと体験!
※画像等の記事は⇒ http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2306
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201012010284.html
1515-17年(1559年印刷)
これは“鑑賞”というよりそ“圧倒”された感じ//(※展示と照明はもう一工夫の余地アリだが)
アルブレヒト・デューラー(Albrecht Dürer, 1471年5月21日 - 1528年4月6日)
彼は、ほぼ今の僕と同年齢でこの仕事を成し遂げている。。。負けられないぞ。。
この“記述”への執念!はなんちゅーことだ?
/・ ローマ時代:ローマ皇帝なら本物の凱旋門、か記念柱を作る、というより作らせるからな。。
ヨーロッパでこの時代にこれだけの「木版」による大判の版画、というか精密な印刷は、
どのくらいの規模のシステムで作られて(生産されて)いたのだろうか?
デューラーを支えていた、職人のシステムや社会背景を勉強しないとわからないな。。
日本近世の浮世絵版画の木版も凄いが、
実は木を生産・伐採して板を作って・・・というシステムは、
今では良質で大判の材を確保する事自体が難しいと聞く。
★充実した気分で建物を出たら、「寒い!」
いつもの《地獄の門》と《岩の上のエヴァ》を眺めて、また仕事場に戻る。。
切りのいいところで西美へ向かう。。。
アルブレヒト・デューラー版画・素描展 宗教/肖像/自然
◆昨年11月から見に行きたかった、
《マクシミリアン1世の凱旋門》をようやっと体験!
※画像等の記事は⇒ http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2306
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201012010284.html
1515-17年(1559年印刷)
これは“鑑賞”というよりそ“圧倒”された感じ//(※展示と照明はもう一工夫の余地アリだが)
アルブレヒト・デューラー(Albrecht Dürer, 1471年5月21日 - 1528年4月6日)
彼は、ほぼ今の僕と同年齢でこの仕事を成し遂げている。。。負けられないぞ。。
この“記述”への執念!はなんちゅーことだ?
/・ ローマ時代:ローマ皇帝なら本物の凱旋門、か記念柱を作る、というより作らせるからな。。
ヨーロッパでこの時代にこれだけの「木版」による大判の版画、というか精密な印刷は、
どのくらいの規模のシステムで作られて(生産されて)いたのだろうか?
デューラーを支えていた、職人のシステムや社会背景を勉強しないとわからないな。。
日本近世の浮世絵版画の木版も凄いが、
実は木を生産・伐採して板を作って・・・というシステムは、
今では良質で大判の材を確保する事自体が難しいと聞く。
★充実した気分で建物を出たら、「寒い!」
いつもの《地獄の門》と《岩の上のエヴァ》を眺めて、また仕事場に戻る。。
★ 本気 (マジ) なトーハク! [出版/寄稿/レクチャー/取材 etc.]
★ SANKEI EXPRESS《勿忘草》— 博物館に初詣で —
SANKEI EXPRESS紙に、 トーハク=東博《博物館に初もうで》が紹介された。
2011年1月2日の人出は、6913人。
明日からの土・日・成人の日の3連休、今の博物館の風景が続くべく、
引き続き環境を整え、展示の質を向上させたいもの。
日/英/中/韓の案内サインや解説を増やしたという事は、
世界からのより多くのお客様をお迎えしたいという姿勢であり、
高品位な展示で、日本の《総合文化》をアピールしなくてはならない、ということ。
★文化、や美術、歴史を、
国家が規定するシステムをナショナルミュージアムに求めるとすれば、
これ即ち 《総合文化展》ということだろう。
人ごとのような言い方だが客観的に見て、
どうやら 東京国立博物館=東博=トーハク は、本気だ。
SANKEI EXPRESS紙に、 トーハク=東博《博物館に初もうで》が紹介された。
2011年1月2日の人出は、6913人。
明日からの土・日・成人の日の3連休、今の博物館の風景が続くべく、
引き続き環境を整え、展示の質を向上させたいもの。
日/英/中/韓の案内サインや解説を増やしたという事は、
世界からのより多くのお客様をお迎えしたいという姿勢であり、
高品位な展示で、日本の《総合文化》をアピールしなくてはならない、ということ。
★文化、や美術、歴史を、
国家が規定するシステムをナショナルミュージアムに求めるとすれば、
これ即ち 《総合文化展》ということだろう。
人ごとのような言い方だが客観的に見て、
どうやら 東京国立博物館=東博=トーハク は、本気だ。
★ “01年〜10年を総括!” @トーハク? [博物館・美術館]
★2011年は1月2日から トーハク初出勤。快晴!!
真生流家元 山根由美氏によるいけばな(正門)
※タッチパネル券売機導入のせい? 入場までに30分程度の行列が!
★一昨日までで、2001年〜2010年が終わった。
この21世紀の最初の10年は、博物館にとって、
そして自分にとってどんな10年だったろうか? 総括ってほどじゃないが//
1999年 [法隆寺宝物館]開館、[平成館]開館
2000年 『国宝 平等院展』『土器の造形-縄文の動・弥生の静-』
そして、
2001年 特別展いろいろ@平成館 『HANIWA@PARIS』 ※プロジェクタ照明体験
2002年 特別展いろいろ@平成館
2003年 − 本館リニューアル −[日本美術の流れ]
2004年 − 本館[日本ギャラリー]リニューアル −
2005年 九州国立博物館 開館 ※光ファイバー照明
2006年 プライスコレクション 『若冲と江戸絵画』展 ※調光オペレーション
2007年 「博物館へ行こう」(岩波ジュニア新書)
「昭和初期の博物館建築」(東海大学出版会)
「東京帝室博物館・復興本館の昼光照明計画」(紀要)
2008年 『国宝 薬師寺展』 (情熱大陸)
2009年 『国宝 阿修羅展』 [東洋館 代替展示@表慶館]
2010年 東洋館閉館〈耐震改修工事に伴う展示デザイン〉 ※LED照明元年
− 本館リニューアル −[工芸ギャラリー]
サイン/4カ国語対応
※2011年1月2日 重文〈風神雷神図屏風〉尾形光琳 (本館8室)
★振り返ると、特別展専門館としての[平成館]と、
[法隆寺宝物館]および平成館の[考古展示室]が、
21世紀前夜にオープンしたことが、
東博・展示デザインの方向性を暗示していたのだろう。
それ以来、特別展と平常展とを行きつ戻りつしつつ、
繰り返される特別展での壮大な「見え方/見せ方」実験により、
展示や照明のテクニカルな方法論を向上(試行錯誤)させ、
2005年の九州国立博物館[文化交流展示]に結実させた。
個人的には2007年「博物館へ行こう」などのいくつかの執筆活動で、
それまでの博物館における展示・照明デザインについての考えを、
(わかりやすく)まとめ、大学・学会・講演などで検討・発表したつもり。。
2009年からは、平城遷都1300年記念の特別展『薬師寺』『阿修羅』で、
博物館におけるイベント方法論の“沸点”を経験させてもらった。
そして・・・
それが2010年・東博アクションプランの解答が《総合文化展》@トーハク!
と、そううまく予定調和的には・・・いくはずないじゃん。。
まだまだ粘り強く、しつこく、2012年・東洋館の再開へ向けて//
みやすい展示。わかりやすい展示。
安全に、美しく価値観・世界観を伝える博物館。。
「ぼーっと」すごせる、「しゃきっと」する博物館。
みやすい展示。わかりやすい展示。
安全に、美しく価値観・世界観を伝える博物館。。
「ぼーっと」すごせる、「しゃきっと」する博物館。
真生流家元 山根由美氏によるいけばな(正門)
※タッチパネル券売機導入のせい? 入場までに30分程度の行列が!
★一昨日までで、2001年〜2010年が終わった。
この21世紀の最初の10年は、博物館にとって、
そして自分にとってどんな10年だったろうか? 総括ってほどじゃないが//
1999年 [法隆寺宝物館]開館、[平成館]開館
2000年 『国宝 平等院展』『土器の造形-縄文の動・弥生の静-』
そして、
2001年 特別展いろいろ@平成館 『HANIWA@PARIS』 ※プロジェクタ照明体験
2002年 特別展いろいろ@平成館
2003年 − 本館リニューアル −[日本美術の流れ]
2004年 − 本館[日本ギャラリー]リニューアル −
2005年 九州国立博物館 開館 ※光ファイバー照明
2006年 プライスコレクション 『若冲と江戸絵画』展 ※調光オペレーション
2007年 「博物館へ行こう」(岩波ジュニア新書)
「昭和初期の博物館建築」(東海大学出版会)
「東京帝室博物館・復興本館の昼光照明計画」(紀要)
2008年 『国宝 薬師寺展』 (情熱大陸)
2009年 『国宝 阿修羅展』 [東洋館 代替展示@表慶館]
2010年 東洋館閉館〈耐震改修工事に伴う展示デザイン〉 ※LED照明元年
− 本館リニューアル −[工芸ギャラリー]
サイン/4カ国語対応
※2011年1月2日 重文〈風神雷神図屏風〉尾形光琳 (本館8室)
★振り返ると、特別展専門館としての[平成館]と、
[法隆寺宝物館]および平成館の[考古展示室]が、
21世紀前夜にオープンしたことが、
東博・展示デザインの方向性を暗示していたのだろう。
それ以来、特別展と平常展とを行きつ戻りつしつつ、
繰り返される特別展での壮大な「見え方/見せ方」実験により、
展示や照明のテクニカルな方法論を向上(試行錯誤)させ、
2005年の九州国立博物館[文化交流展示]に結実させた。
個人的には2007年「博物館へ行こう」などのいくつかの執筆活動で、
それまでの博物館における展示・照明デザインについての考えを、
(わかりやすく)まとめ、大学・学会・講演などで検討・発表したつもり。。
2009年からは、平城遷都1300年記念の特別展『薬師寺』『阿修羅』で、
博物館におけるイベント方法論の“沸点”を経験させてもらった。
そして・・・
それが2010年・東博アクションプランの解答が《総合文化展》@トーハク!
と、そううまく予定調和的には・・・いくはずないじゃん。。
まだまだ粘り強く、しつこく、2012年・東洋館の再開へ向けて//
みやすい展示。わかりやすい展示。
安全に、美しく価値観・世界観を伝える博物館。。
「ぼーっと」すごせる、「しゃきっと」する博物館。
みやすい展示。わかりやすい展示。
安全に、美しく価値観・世界観を伝える博物館。。
「ぼーっと」すごせる、「しゃきっと」する博物館。