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★《旧 博物館動物園駅》に復元照明器具に光が灯された。 [都市・街・公園・光・風景]

★京成電鉄《旧 博物館動物園駅》に設置された復元照明器具のニュース
  〈70年ぶり 上野の灯 旧博物館動物園駅 1基を復元〉

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 藝大の頃、数回利用したことがある《博物館動物園駅》。
 終電が夕方頃だったので、乗るタイミングはほとんど逃してしまったが、
 そのコーナーに建つピラミッド状の屋根は、通学時にいつも目にした。

 保存運動のグループによる、 MinM 光と音のイベントに参加したのが1995年。
〈アートリンク上野−谷中〉 の一企画として毎年参加したのが第1回/1997年〜

 2010年のアートリンク上野−谷中で、この復元照明器具の模型を、
  熊井さんのギャラリーで見る事ができたが、
 このたび、ようやく駅舎の一角に設置・点灯された!

 朝・昼そして夕・夜に、この交差点を曲がるのが楽しみになった。
 しかも、光源がLEDってのが新しくていい、
 表面のガラスのフロスト具合と相まって、適度な輝度を放っていた 。。。
 (※色温度と演色性は、未確認です)


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★ 寅年の稽古納め [数寄・茶の湯・遠州流]

★朝から風邪気味で頭痛ズキズキ//
 喉が痛くて仕事を半休してしまった。
 ムリせず、年末の仕事を予測しての体力温存・・

 夕方から今年最後の稽古へ向かう。
 寅年の茶の湯は、記憶に残る一年だった。
 袱紗_2731.JPG
  一年間世話になった寅年の稽古用袱紗

 3月・遠州忌茶涎@東京美術倶楽部
   ・宗匠の茶事。
   /桜 茶の湯研究会@九条館
 4月/『花見で一服』@応挙館
   ・宗家道場 許状式にて茶名「宗史」を頂戴した。
    (5月/引越し、炉を切る)
 6月・目黒区美術館『紅心 小堀宗慶展』での立礼点法。
 8月/真夏の懇親茶会@九条館
   ・研究会「お茶道具の扱い方」
 9月・青嶋利陶 茶陶展@京王デパートでの薄茶点法。
   ・試みの茶事―北の丸大茶会 @東近美
   ・茶道誌淡交 2010年10月増刊
    『茶の湯の展覧会 茶人のための美術館「鑑賞術」』
     に寄稿『「眼力」のスイッチの入れ方』
10月・宗匠半白の記念茶会@靖国神社 洗心亭 靖泉亭 手伝い。
11月・小堀宗慶 遠州流宗家『小堀遠州の美を訪ねて』出版パーティ


 稽古/茶名/点法/執筆/茶会・茶事/鑑賞・・・の一年。
 これに和歌/書画/香/花/禅・・・を学ぶ一年。
 “茶の湯は総合芸術”を身体で思い・識ること、を実感した一年だった。
 ようやく5年、もう5年、たった5年!?、である。


 “茶の湯の不思議”の入口に立つ事ができたのかなぁ。。。

 稽古が終わった頃には頭痛も少し引いたようで。。
 抹茶はビタミン豊富で、粉末をまるごと飲み込むので、体にいいのだ v(。。)v



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★ Vincent Van GOGH [展覧会・アートイベント etc.]

★最終日の国立新美術館『 没後120年 ゴッホ展』へ、
 閉館40分前に滑込み。
 ゴッホは、1853年生まれ、没年1890年ということを頭に入れる。

◆最初は1887年3-6月の《自画像》と目が合う。
 34歳頃のゴッホがこちらを見ている。
 日本ではこんな強い目線の絵画と出会う事は(ほとんど)無い。
 ゴッホは格別かもしれない。

 図録を読むと、これが当初の色彩では無い事がわかる。
 厚紙に油彩で、しかも古典的ではない、速乾性の技法によることが、
 色を速く褪せさせた理由とのこと。

 展覧会は20代後半の作品、同時代の作品を集めた展示室から始まる。
 空いている時間帯のおかげで、一点一点しっかり見て行く事ができた。

 Van Gogh_2550.jpg

◆1887年9-10月《灰色のフェルト帽の自画像》のところまできて、
 その眼力に足を止めた。いろんな角度で5分くらい見いっていただろう・・・
 黄、青、補色対比、グレー、同時対比、緑や紫を感じさせる///
 かなり複雑な色で眼球を描き、表情筋をハッチングによってモデリングしている。
 が、やはり当初の色彩とはややことなる現状らしいので、イメージ操作が必要か。

 この自画像の右壁面は、ロートレックの《テーブルの若い女(白粉)》1887年
 左壁は同時代の、スーラとシニャックの点描による風景。
 この展示の配置はよかった。正面の青い大きな壁面への救心性が効果的だった。

●展覧会中盤すぎに、《アルルの寝室》1888年を忠実に原寸再現したコーナーがある。
 TBSドラマなどの美術プロデューサー・青木ゆかり氏が監修しているとのこと。
 展覧会前にたまたま飲み会で本人から話を聞く機会があったのだが、
 奥の窓ガラスや家具の再現、光の具合まで、こだわった作りで、
 つい足を踏み入れようかと思ったが(×)・・・けっこう本作を見る上で楽しめた。

◆最後の《アイリス》1890年、最晩年の展示室まで来ると、
 いたたまれないような空気感に圧倒される。
 これはもう自己を死に追い込み追い込まれて行くような、そんな感じだ。
 春に森アーツセンター『ボストン美術館展』で見た、
《オーヴェールの家々》1890年の雰囲気を、一部屋に集めた感じで、
 滅入りながらも、画家の迫力を堪能しながら会場をあとにした。

※この展覧会、次は九州国立博物館に巡回するんだ・・・1月1日から、、
 その後は、2月22日から名古屋市美術館にて。。

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