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★フランク・ ブラングィン展 [展覧会・アートイベント etc.]

★ 東洋館がまるで別の建築に見える。
 100430東洋館 1177.jpg

★ GW谷間の昼休みは西洋美術館へ足が向いたので、
 国立西洋美術館開館50周年記念事業
  フランク・ ブラングィン展
 http://www.fb2010.jp/main/
 100430 フランク・ブラングィン_1179.jpg

★美術館などの建築、家具・インテリア・展示・グラフィックのデザイン、版画、油絵・・・
 展覧会は、松方幸次郎との出会いまで・出会ってから・その後の展開、の3部構成。

 当時は油画での成功が華々しかったようだが、そんなに好みではないなぁ・・・と見て進む。
 色彩やタッチは面白いが、なにか「聖なる空気感」のようなものを感じない。
 デザインも、モダンへの過渡期としての位置づけ、のように見えてしまう、か?

 最後のほうのコーナーの、ずらっと並んだ“ピラネージ風”のリトグラフが目をひいた。
 ブラングィンは、ピラネージやレンブラントの版画をコレクションしていた、と解説にある。
 と、キャプションの所蔵を見ると、、、“東京国立博物館”とある。(このコーナーすべて!)

 そういえばなにかの書類でみた記憶の片隅にあったような・・・
 かつてGiovanni Battista Piranesiの世界観にはまってしまったこともある自分としては、
 東博ではさすがに展示される機会(場所)はないよなぁ、と思いつつ、会場をあとにする。

 仕事場に戻って収蔵の経緯を調べると、松方関係で博物館に入ったのかと思って検索すると、
 どうやらブラングィン本人から大正時代の初め頃に、直接寄贈されたとの記録が。。

 このリトを見るだけでもこの展覧会、オススメです。
  5月30日(日)まで
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