SSブログ

★《吉左衞門X Au-delà 言語の彼方へ  Bruno Mathon+樂吉左衞門》 [展覧会・アートイベント etc.]

★京都滞在の主目的である、
吉左衞門X Au-delà 言語の彼方へ  Bruno Mathon+樂吉左衞門
 の展覧会@佐川美術館を訪ねてきた。

 佐川大家ね.JPG

 吉左衛門X.jpg

 昨年から見たかった展覧会、やっと見に行く事が叶った。
 パリの友人アーティストBruno Mathonと樂吉左衞門による展覧会。
 2011年08月27日(土)~2012年04月08日(日)

 ちゃしつ.JPG
 地下空間のアプローチを通って、寄付きを進み、
 この葦/蒲の向う・地下に小間の茶室がある。
 池と面一で広間の茶室が浮かぶ。
 水鏡に反射した光が軒裏の古竹に反射して床へ誘われる・・・
 (この水面下の建築納まり、葦/蒲の根元土が溶け出さない工夫などディティール必見!)

★《吉左衞門X Au-delà 言語の彼方へ
 Bruno Mathon ドローイング+樂吉左衞門 フランスでの作陶/花入》

 というわけで当代樂好みの茶室見学後、ゆっくり作品に向き合う時間。
 前回訪問時よりもBruno Mathon氏のやさしさとの響き合いで落ち着けた。
           ↓
 ブルーノ・マトン氏の作品は《越後妻有アートトリエンナーレ》でも!
 http://shiseiology007.blog.so-net.ne.jp/2009-09-04

 たいへん詩情溢れた、かつファッショナブルな平面の作風は、
 当代樂氏のオブジェ立体造形と呼応してコラボしていた。

☆佐藤忠良館と平山郁夫館も見学。
 今は亡き両先生とも、学生時代、芸大でお見かけした存在だった。
 もちろん平山元特任館長は元上司、ともいえる。

 作品に、こうして恵まれた環境と対面すると、何ともいえない気分に!?
 東博の展示で、佐川美術館で、アジア美術館で、そして・・
 微かなようだが縁とは不思議なものだ。

 IMG_5544.JPG

★前回、佐川美術館への初訪問は2007年11月。
 茶道入門の年で、茶の湯の事はなーんもわかってなかった。

 恐ろしいコメント書いてるな・・・
 http://shiseiology007.blog.so-net.ne.jp/2007-11-24

 まあ楽茶碗を使う事は、遠州流では基本的に無いので、
 日常的に当代樂の茶碗を意識する事はあまり無い。
 ある茶の湯の研究会で、一度だけ手にした機会がある。
 決して飲みにくいという事は無いとは感じたが、
 それはゴツゴツした“主張の強い”茶碗だった。

 道具組みをするとすれば、どのようになるのか。。。。
 現代茶道具の、最も難しいテーマだろう。
 http://shiseiology007.blog.so-net.ne.jp/2010-09-13
 それをいつか試んでみたいもの。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

黒猫★☆白蜂

TOPへ★  ↓

黒猫★☆白蜂

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。