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★『トークセッション「見世」る芸術 ~江戸パフォーミングアートから現代美術まで 』 [都市・街・公園・光・風景]

★きのうのランチタイム:大浦食堂にバタ丼食べに行ったら、小沢剛くんとバッタリ!
 繪画科油画で講師をしているとのこと。
 久しぶりに近況など話をしつつ情報交換。
「きょう3時から、 こんなの やるけどどう?」
 とのことで、ポスターを見ると木下直之先生や佐藤道信先生の名前も・・・
 IMG_4685.JPG

★これは絵画の展示デザインの可能性に通じるトークセッションか、
 と気になっているけど3時から打合せが・・・これがキャンセルになり、藝大へ向かう。
 30分遅れて藝大第一講義室へ。
 会場は満員、階段教室を下まで降りて、かろうじて前から2列目へ滑り込む・・

 いや~面白かった!!
 佐藤先生の前振り、藤崎先生のナビゲート、
 斉藤さんの話は僕にはさっぱり?だったが、
 小沢のリアクションに木下先生も楽しそう。

★木下直之先生の浅草寺と絵馬の話は圧巻で、
 高橋由一の子、源吉による
 <ヤマサ醤油奉納の絵馬>「商標感得の図」と、
 原田直次郎「 騎龍観音」(護国寺・東近美寄託)の比較あたりの話が、一番興味を惹いた話。

「騎龍観音」 は今年5月に日芸CDの学生を連れて見て来たばかり。
 なんとも画題はへんてこりんだが、味わい深く力強い絵だ。

★高橋由一『鮭図』の、銀座に於ける当初の展示と、その意味するところ。
 薄暗い空間のその奥に、荒巻鮭がぼぅっとした光で浮かび上がる・・・
 うーん、今夜の夢にでてきそう。

『鮭』は、藝大美術館の春の展示で、新入生向けに毎年展示されているので、
 今年もそれを目当てに見てきた。
 聖なる絵にも俗にも見える、不思議な大きさの絵である。

★金比羅宮絵馬堂も、ショッキングな写真だった。
 これも行ってみないといけない。
 日本式「展示」の原点。
 こんなの見たら、真面目に絵画の展示なんてやってられなくなる・・かも。

 おおいに日頃のしごとのヒントを得て、仕事にもどる。。。

★もうひとつ
 《階級社会の喪失/新たな階級の模索》

 “武士”を失った時代に、価値感の転換と手探りが始まる。
 職人が美術を作り出したことと、それを展示するという行為。

 展示する場所が無いよ〜 ということか。
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