★《あこがれのヴェネチアン・グラス》@サントリー美術館 [展覧会・アートイベント etc.]
★仕事の合間にガラスの展示方法を見に、
サントリー美術館 『あこがれのヴェネチアン・グラス』内覧会へ
コーニング・ガラス美術館からの特別出品を受けて、
ヴェネチアン・グラスとは何か?を発見しつつ、
日本人の審美眼、ガラスへのあこがれ、を感じる展覧会とみた。
展示方法はもう手馴れた感じで、作品の魅力を引き出すよう、
クロスの光沢感・質感・色彩の違いを使い分けている。
とくに白いクロスをベースに、背景をブラックアウトしたあたりは、
ガラスが際立って見えて、最初のほうの赤いクロス使いと対照的に見せていた。
照明は適光適所で光ファイバーで狙いながら、
壁付きケースを巧みに使って間接照明で空間に柔らかさを与える。
それにしても目録をざっと見ると、
日本国内に優れたコレクションが少なくないことに気づく。
展示を見て「お!いいな」と思うと、国内のコレクションだったり・・・
これはモノの良さなのか、僕の好みということなのか・・
まあ、たぶん両方だろう。。
見終わって印象に残ったのはネーデルランドのガラスって好みだなあ、ということ。
《No.47 アイスグラス・ビーカー ネーデルラント 1600−50年 コーニング・ガラス美術館》
オランダ絵画のモチーフにしたい感じか?
そして、サントリー美術館所蔵のガラスコレクションに、
あらためて溜め息・・・でした。
《藍色ちろり》がガリバー状態だったのが残念だが、
これはどこの美術館でも悩みだろう。
見えないテグスとシリコンチューブを開発しなくては、それとも別の方法か。
他館の作品や海外館の作品をいっしょに展示することで、
自らの作品の魅力を再発見してみる。
これはあらためて自らに課さねばならないことだ。
サントリー美術館はミッドタウンでの開館以来、
【和】をテーマに展開してきた(学芸の方談より)ので、
昨年はガラスも『和ガラス』として見せていたが、
今回はヴェネチアのものと並べることで、
モノの持つ魅力の違う側面を感じることができた。
この暑い夏に、東京ミッドタウンでガラスを愛でる。おススメ展覧会。
サントリー美術館 『あこがれのヴェネチアン・グラス』内覧会へ
コーニング・ガラス美術館からの特別出品を受けて、
ヴェネチアン・グラスとは何か?を発見しつつ、
日本人の審美眼、ガラスへのあこがれ、を感じる展覧会とみた。
展示方法はもう手馴れた感じで、作品の魅力を引き出すよう、
クロスの光沢感・質感・色彩の違いを使い分けている。
とくに白いクロスをベースに、背景をブラックアウトしたあたりは、
ガラスが際立って見えて、最初のほうの赤いクロス使いと対照的に見せていた。
照明は適光適所で光ファイバーで狙いながら、
壁付きケースを巧みに使って間接照明で空間に柔らかさを与える。
それにしても目録をざっと見ると、
日本国内に優れたコレクションが少なくないことに気づく。
展示を見て「お!いいな」と思うと、国内のコレクションだったり・・・
これはモノの良さなのか、僕の好みということなのか・・
まあ、たぶん両方だろう。。
見終わって印象に残ったのはネーデルランドのガラスって好みだなあ、ということ。
《No.47 アイスグラス・ビーカー ネーデルラント 1600−50年 コーニング・ガラス美術館》
オランダ絵画のモチーフにしたい感じか?
そして、サントリー美術館所蔵のガラスコレクションに、
あらためて溜め息・・・でした。
《藍色ちろり》がガリバー状態だったのが残念だが、
これはどこの美術館でも悩みだろう。
見えないテグスとシリコンチューブを開発しなくては、それとも別の方法か。
他館の作品や海外館の作品をいっしょに展示することで、
自らの作品の魅力を再発見してみる。
これはあらためて自らに課さねばならないことだ。
サントリー美術館はミッドタウンでの開館以来、
【和】をテーマに展開してきた(学芸の方談より)ので、
昨年はガラスも『和ガラス』として見せていたが、
今回はヴェネチアのものと並べることで、
モノの持つ魅力の違う側面を感じることができた。
この暑い夏に、東京ミッドタウンでガラスを愛でる。おススメ展覧会。
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