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★ 【 五百羅漢 展】 [展覧会・アートイベント etc.]

★『 五百羅漢-増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信
                  @ 『 江戸東京博物館

 東日本大震災により内覧会中止+開幕延期になっていたが、ようやく・・・!
 報道内覧会ということなので、気分はいちブロガー!? しっかりカメラを懐に、
 十数年ぶり!?に東京都江戸東京博物館へ向かう。

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★まず増上寺僧侶による法要。
 被災地への祈りをささげ、展覧会終了までの無事を祈念する。

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 ※大滝秀治さんの音声ガイドをお借りして展示室へ・・・
 ※注意:展覧会場の画像は報道内覧会にて主催者の許可を得て撮影したものです。

 羅漢とは聖者「尊敬されるべき修行者」のことだが、
 絵にすると毛深いオヤジがたくさん群がる、の図である。(失礼m(_ _)m)
 自分がこの絵の中に放り込まれたら、いてもたってもいられないだろう・・・

 抑制の効いた、適光適所のライティングで、作品が浮かび上がる。。
 LEDとハロゲンランプによる展示効果の比較をするのも楽しい[目]

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「繪画」という字を使いたくなる狩野一信の羅漢図。
 絹本の基底材に、ふんだんに絵具を用いて、描く。
 こういう描き方をすると隅から隅まで手を抜くわけにはいかない。

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 「釈迦文殊普賢四天王十大弟子図」(成田山新勝寺蔵)では、
  約1分でスポットライトの灯数と方向を変化させている。
  ヨーロッパに多いDALIシステムで、LEDスポットを調光シーン制御している。

 /・僕が絵を描いていた時は、いかに手を抜いて見せるかがテーマだった。
 が、それはあくまでイラストレーションの手法にすぎない。
 この狩野一信の手になるおよそ百幅の連幅は、
 まさに「祈り」の成せる画人の生き様そのものである。

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 展示・照明デザインを手がけたO氏に、展示のポイントをご教示いただいた。
 ありがとうございました。 [ひらめき]

 この展覧会は、見る絵を数点に絞って見るべし!
 あとでじっくり振り返るには、図録を手元に置いて楽しむほか無い。
 山下裕二先生のテキストを読みながらGWを過そう。。

 ※1.それにしても僕の出身高校の近く、増上寺にこんなスゴい繪があるとは・・//  ※2.まだ大学にいた頃、江戸東京博物館の展示設計準備室でのアルバイトが懐かしい・・・

 
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