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★ 芸術は可能か? [展覧会・アートイベント etc.]

六本木クロッシング2010展:芸術は可能か? ―明日に挑む日本のアート―

 日曜日夕方、森美術館へ向かう。
 友人のインディペンデント・キュレーター、 窪田研二が、
 今回の、この展覧会のキュレーションを行なっている。
  ※本展のキュレーター・チームとして、他に
   木ノ下智恵子(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任講師)
   近藤健一(森美術館アソシエイト・キュレーター)が共同で担当、とのこと。

 IMG_1134.JPG

★展示空間の粗密感に違和感を覚えるところもあったが、
 前回までとは確かに違うコンセプトだった。

 帰宅してから図録を読む、窪田研二のテキスト。
 現代(美術)の表現者にとっての立ち位置、について・・・刺激的だなぁ。。。

 “アートバブル”がはじけた後の、2010年代の初めである今の立ち位置を、
 どのようにとらえるべきか、アーティストをピックアップする過程で、
 キュレーター・チームでずいぶん議論したらしい。

 このあたりの考え方、コンセプトは、
 僕自身がなかなかついていっていない気がする、、、
 むしろ、すでに逆行しているのかも、とさえ少し感じたのだが、
 それはそれで安心感もあるような気も、オイオイ///

 IMG_1137s.jpg
 HITOTZUKI (Kami+Sasu) http://www.hitotzuki.com/

 IMG_1139s.jpg 
 鈴木ヒラク http://www.wordpublic.com/hiraku/index.html

 20100419_1544449.png
 ※この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

 “立ち位置”について、「芸術は可能か?」という、
 ダムタイプの故・古橋悌二の言葉/問いをひいているのだが、
 そもそもダムタイプを理解できない僕にとっては、
 この言葉がなんだかピンと来ない。。

 それでもこの展覧会が提示している、現代の世界のイメージは、
 存分に、充分に伝わってきた。
 なにかの関連イベントに合わせて行ったほうがいいなぁ・・・

 7月4日(日)まで
 オススメです!

★もはやアートがメディアやパフォーマンスの“クロッシング”であることは自明で、
 もっと政治・宗教・民族・戦争・都市・環境・・・という概念や現実との、
 “クロッシング”しなければならないのでは?
 というステージでの『芸術は可能か?』ということを窪田は問うているようだ。

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