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★ THE ハプスブルク memo [展覧会・アートイベント etc.]

★国立新美術館
『THE ハプスブルク』内覧会へ出かけた。
 http://www.habsburgs.jp/
 この巨大な美術館を訪れたのは、まだ3度目か///

 20090924国立新美術館.jpg

「キリスト教が心なら、ハプスブルク家は背骨である。
 ヨーロッパという肉体の中心、結婚政策により勢力を保ち続けた名門王朝の歴史を探る。」
        (『ハプスブルク家』 江村 洋 著  講談社現代新書1017 表紙より)

 この本に何故か惹かれて、初めてウィーンを訪れたのは1991年。。
 これが都市のかたち、これぞ美術史(Kunstgeschichte)美術館か!と、
「美術史の基礎概念」にハマっていた自分を酔わせるのに、この街は十二分に美しかった。

 その旅は、パリ−ヴェニス−ヴィツェンツァ−ウィーン−ベルリン−フランクフルト?だったかな?
 ヴェニスはよかった。ベルリンはクレイジーだったし、パリは一人ではちょっとだったし・・・
 とても感動したウィーンに、きっとまた訪れようと思った。
  ※ウィーンのドゥオモの前で一緒に写真を撮った、
   ユーゴスラビアから来た少女は、今頃どうしているのだろう・・・



★で、今日の「THE ハプスブルク」。
 駐日オーストリア、駐日ハンガリーの大使が、それぞれ挨拶をしているのが遠くで聞こえる。
「オーストリア=ハンガリー二重帝国」という、懐かしい?響きが、言葉の中に混ざる。

 開会式が終わって会場へ。
 要所要所だけかいつまんで聞こうと、音声ガイドを借りてみた。
 声は髙嶋政宏による、少々劇的に盛り上げる調子だ。まあこの展覧会には悪くない。


 展示と照明は、テーマごとに色を変えた経師と、モール。
 ERCO Eclipseのスポットライトに、2種類のレンズを使って、
 できるだけ額縁の影が出ない方向から照射している。特にこれといった工夫は無い。

 記憶に刻んだのは、やはりデューラーの板絵小品3枚と、
 ベラスケス「白衣の王女マルガリータ・テレサ」(ちょっと近づけなかったが)


 図録には、「ヴンダーカンマー:脅威の部屋」にも触れているが、
 この展示ではちょっと無理かなぁ。。


☆しかし、この展覧会で「ハプスブルク」の本質に迫るのは難しいかも・・・勉強しよう。


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