★『20世紀少年 ―最終章― ぼくらの旗』

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　EXPO'70 日本万国博覧会＝大阪万博へ行ったのは、5歳の時。
　　　　http://shiseiology007.blog.so-net.ne.jp/2009-02-06
　ほとんど、というか全く記憶にない。
　東京オリンピック後に生まれた、ぼくたちにとって、
　万博＝国際博は、はじめて全世界に向けての発信だったのだろう。。

「集団就職・年功序列・終身雇用」
「安保闘争・学園紛争・全共闘運動」のような、おとな／大学時代の共有体験が無い、
　“ぼくたち” 世代には、
　共有の話題となる共有の社会体験とは、
　小学校時代にテレビで見た「ヒーローもの」だったのかもしれない。

★きょうは、映画『20世紀少年　―最終章― ぼくらの旗』 ＠ 新宿バルト９
　http://www.20thboys.com/index.html　
　http://wald9.com/index.html　　　※巷の評判のいい、この映画館へは初めて

　原作を体験して（読んで）いないのだが、第１章・第２章はDVDで見た。
　映画としては・・・やはりこういうのは映画館で見るに限るが・・・

　こちらの気分が乗らないうちに、登場人物が重たいセリフを口にするシーンが多い。
　そんな細切れのシーンが連続するが、それなりに必然性はあるし、キャラ設定も練られている。
　（原作コミックが優れているので当然か）

　最近の日本映画に多い「絶叫／激情型ノンリアリティ・ムービー」だが、
　忙しいスケジュールの人気キャストばかりでの映画づくりは、
　短時間でのカット撮影を、後でつなげて、編集で１作品に仕立てているのか？
　（感情移入がついていけないまま、泣いたり叫んだり怒ったりしている・・・）

　意外によかった役者は、石塚英彦（マルオ）と、小池栄子（高須）
　あとは、子役がみんな、なかなかよかった◎


　20th Century Boy　　
　Oow
　Friends say it's fine, friends say it's good
　Everybody says it's just like rock'n'roll

　そうだよ　ぼくだよ。
　ぼくが “ともだち” だよ。


　きょうで夏休みは終了★

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