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★ 美術教育資料の数々に驚く [博物館・美術館]

★遅い昼休み。弁当食べてから、東京藝術大学美術館へ。
 『コレクションの誕生、成長、変容―藝大美術館所蔵品選―』
  http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/current_exhibitions_ja.htm

  美術学校が集めてきた「美術作品」は、
  すべて制作のための「資料」であると聞いた覚えがある。

  この学校では「何も教えてくれない」から、「勝手に見て学べ」と教わる。

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 展示室に入ると、学生時代から見慣れたたくさんの作品たちが並ぶ・・・驚いた。
 かつて、実技や講義で見たり、陳列館で穴の開くほど見つめたものばかりが勢揃い!

 第1章
  おおらかな描写に憧れた、国宝「絵因果経」
  東博にある日光菩薩と対の「月光菩薩坐像」
  故・三木成夫先生が語ってくださった、狩野芳崖 重文 「悲母観音」
 第2章
  その文様の生命観に驚いた、重文「金錯狩猟文銅筒」
  水野先生の彫刻史の授業で見入った「毘沙門天立像」
  水墨の「つけたて」実技で参考にした川端玉章、
 第3章
  油画のタッチを真似した、山本芳翠「西洋婦人像」、
  日常的モチーフを形而上のテーマに描く、高橋由一「鮭」(こんなに大きい画だったか)、
  石膏デッサンがこんなにも気品のある表現になるのか〜と、「石膏像脚部」、
 第4章
  平櫛田中の彫刻を見て、明治の彫刻なるものを知った・・・、、

 以上は見慣れた(つもり)ものだが、未知の作品に多く出会えた。
 今更ながら母校に感謝。
 知らずに、こんなに優れた実物資料の影響を受けた(時には反面教師的にも)ことに気付く。
 

 さて、明日は陳列館で開催中『彫刻―労働と不意打ち』に行かないと☆
 何・・・労働? 不意打ち? 楽しみだ。

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