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★ タオ ☆ [展覧会・アートイベント etc.]

★ 日本橋の三井記念美術館
 『知られざるタオの世界 道教の美術 TAOISM ART ―道教の神々と星の信仰―』へ

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 中国や台湾でお寺に行くと、日本での神社仏閣の雰囲気との違いに驚く、というより圧倒される。
 すぐにそこが「道教」のお寺であることに気がつくが・・・

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 出品目録を眺めると、日本の多くの美術館・博物館から、
 道教にかかわる様々な時代・分野の文物が出品されていて、
 日本文化のなかでの展開を一望できる・・・が、ほんとに難しい。

「難しい」というより、その美意識や美学が、
 日本人のメンタリティには、馴染まないのだろう。
 韓国における「儒教」的な意識の方が、もう少し近い気がする。
 
 最後の方の、『キトラ古墳の壁画』のところで、なぜか抵抗無く入り込める気がした。
 この展示室のスケール感と、パネル展示とが、不思議にマッチしている。

 さて、『道教の美術』と『伊勢神宮と神々の美術』と対比してみるのも面白いかもしれない。
 その美意識の神髄はどこにあるのか?
 “世界遺産”的な価値観とは、まったく折り合わない文化のありかただろう。

 中国での死生観や、埋葬・礼拝の形式、「墓」のあり方も調べてみないと・・・
 台湾道教寺院に連れて行ってもらった時、友人に墓について聞いたことがあるが、
「本土の方に残っているらしいが、行ったことが無い・・・」ということだった///

 茶の湯稽古でも、陰陽・五行説との関わりの深い所作があるので、
 ちょっと意識的になってみようかと。。。もう一度じっくり行ってもいい展覧会だ★☆
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