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★小袖 → 暑気払い★ [展覧会・アートイベント etc.]

★なにより優れた展示を見るのは仕事上の最大の糧。
 というわけで、サントリー美術館『小袖 江戸のオートクチュール』内覧会へ。
 松坂屋京都染織参考館の、これまで公開されていなかったコレクション。
 http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/08vol04kosode/index.html

 いやーーー素晴らしい展示。照明の勝利!
 キモノって、人が身につけて“着る”ものだから、実際にはけっこうボロボロだったりする。それがこれほど高品質な迫力ある展覧会に仕上がるとは!

 実際、美術館の広報担当の友人に聞くと、やはり「照明の勝利ですよー」とのこと。うーん、素晴らしいとため息をつくと同時に、その設備の充実度に嫉妬の炎がメラメラと・・・
 キモノを棒で吊るして、両面から別の種類の照明手法で照らしているところを見るとよくわかる。
 ・光ファイバー×4灯の面は文様・錦・繊維の感じが鮮やかに浮かび上がる。
 ・ハロゲンスポットライト×1灯の面はなんだか眠ーい感じ。。。

 いつもの階段スペースでは、ひいながた「雛形本」:キモノの図案集の展示。我家もキモノ図案屋なので、わりと見慣れたアイテムだが、充実度が凄い。しかもLED照明の効いた展示ケースにまた嫉妬。。。

 最後のほうのケースでは、表裏両面から2面の能面を照らしている。「近江女」と「猿飛出」が、黒い壁を背に浮かび上がっている。かなり浅い角度で2カ所から光ファイバーの光でやわらかく照明。
 能面の場合、表情の作り方は意見がわかれるだろうが、まずは魅せる!ことに成功している。ここでもまた悔しさまぎれのため息。。。。
 (今日仕事でイライラしてしまったのだが、内覧会で公開されていた美術館併設のお茶室「玄鳥庵」で、葛の主菓子とお抹茶いただいて、気分転換したのがよかった。)
 25072001_博物館ラブ.jpg

★大江戸線に乗って、勝どきへ急ぐ。今日は部・課の暑気払い。皆は仕事場からバスで来る。僕だけ直行で合流。勝どき駅で下車したが、地図を忘れて行き先がわからず、船宿に電話して場所を聞く。番号だけ控えてあってよかった。
 久しぶりの屋形船「たかはし丸」。10年以上前に照明探偵団の夜景ツアーで乗って以来か?こうやって部課で集うのは久しぶりだ。40名程度。
 夏の定番:刺身・天ぷら(あなご、ししとう、きす///)、のり巻、メロン、どら焼き等々。
 余興は「投扇興」 これがなかなかうまく行かない。
 流石にK課長はワークショップでなれているせいか、上手い。皆に手取り足取りアドバイスする。
 080725_屋形舟.jpg
 若者たちは水上からの夜景に驚いていたけど、昔さんざん見たので・・・という気分に老いを感じつつ宴会は終了。

 ※画像はミッドタウン地下の本屋ディスプレイ。お台場周辺方向。
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