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★「自画像の証言」★ [展覧会・アートイベント etc.]

★きのう昼休みのついでに東京藝術大学大学美術館 陳列館「自画像の証言」を見る。※画像は公式HPより
 
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/current_exhibitions_ja.htm

※公式HPによれば、(一部抜粋)
 東京藝術大学大学美術館所蔵の自画像作品は、明治31年7月卒業の北連蔵、白滝幾之助から始まり、明治期においては190点、東京美術学校時代(昭和 26年度まで)は1000点を超え、一時期途絶えたものの、現在も卒業制作として自画像収集は引き続いており、その総数は5000点近くになります。

久しぶりにこんなにまとまって、これらの自画像を見た。百周年記念の展覧会以来か?

★ぼくの同級生ももちろん提出しているが、展示作品の中にはあったかな?小澤や会田のものは見当たらなかった。
なんとなく今回印象に残ったのは、
田口安男、川俣正、村上隆、松井冬子、千住博、田中睦治 etc.

図録を読むと、この自画像提出の義務づけは、確かな記録はないがどうやら黒田清輝によるものではないかとのこと。自我の確認/自意識が絵画造形表現の基本であると考えたのだろう。

だが、父とそのことを話し合うと「日本人の自画像は、肝心の目が描けていない」ということになった。
なるほど藝大の自画像コレクションのなかの絵では、ほとんど「目」を描けている作品が、ない・・・・・・
西洋絵画の自画像は、まず目を描けなければ話にならない。

その点、いま開催中の東博「京都五山 禅の文化展」で印象に残るのは、肖像彫刻や絵画に描かれた“目”にちがいない。


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すうちい

「眼が描けていない」ですか。なるほど。“自分の眼とは対峙したくないということですか。あるいは自分の眼が他人と対峙してしまうことを拒んでいるということでしょうか。
by すうちい (2007-08-12 15:58) 

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